タグ

2012年11月3日のブックマーク (2件)

  • 日本の教科書はいつまで「紙」なのか

    デジタルハリウッドが主催した「近未来教育フォーラム2012」の中から、趙章恩(チョウ・チャンウン)氏の特別講演「韓国のデジタル教科書とスマートラーニング」をレポートする。 10月29日、デジタルハリウッド主催「近未来教育フォーラム2012」が富士ソフトアキバプラザで行われた。近未来教育フォーラムは、デジタル時代の教育とその取り組みについての研究を紹介する場として、今回第3回目の開催。ここでは、趙章恩(チョウ・チャンウン)氏の特別講演「韓国のデジタル教科書とスマートラーニング」をレポートする。趙氏は、ITがビジネスや社会にどのような影響をもたらすかを考えているジャーナリストであり、KDDI総研特別研究員でもある。講演では、教育の情報化が進んだ韓国の事例と、そこから日が学ぶべきことについて述べられた。 日韓スマートフォン利用ユーザー数比較とその背景 日韓のスマートフォン利用ユーザー数を比較す

    日本の教科書はいつまで「紙」なのか
  • 授業に集中し学習意欲が高まった 読みを深めるデジタル教科書

    指導者用デジタル教科書の画面が切り替わり、50インチの大画面タイマーが投影された。「5分でいきます」の教員の指示1つで、生徒らは集中して鉛筆を走らせる。「あと何分ですか」などと時間を気にする生徒はいない。福岡県北九州市立大蔵中学校(江口恵子校長、生徒数190人)は、指導者用デジタル教科書を活用した国語の授業を、今年度から格的に行っている。デジタル教科書を活用することで、教材準備の時間短縮はもちろん、生徒たちは授業に集中し、学習意欲も高まっているという。 同校国語科の大石仁美教諭の授業で1年2組を訪れたときは、定期テスト前であったため、まず導入時に、単元『文法(1)言葉の単位』(光村図書出版)の復習を行っていた。同教諭が指導用デジタル教科書の問題文を提示すると、指名された生徒は慣れた様子で前に出て、電子黒板専用のペンを使いこなし、言葉の区切りにマーキングするなどで問題を解いた。 その後の授