グローバル化する中で日本人はどのようにサバイバルすればよいのか。子ども×ICT教育×発達心理をキーワードに考えます。 マルチメディアDAISY図書について DAISY(Digital Accessible Information SYstem)は、EPUB3と互換性がある「デジタル録音図書」の国際標準規格です。文字と音声をシンクロさせて再生する、アクセシブルな電子書籍です。 参照元:アクセシブルな情報システム - Wikipedia 先日、個人ブログに書いたDAISYについての記事で反響がありました。そこで、今回は、オルタナティブ・ブログにて、iPhoneアプリ「Voice of DAISY」の使い方を紹介します。 マルチメディアDAISY図書の再生について 「EasyReader Express日本語版」「AMIS」を利用すると、WindowsのパソコンでDAISY図書を再生できます。i
日本点字図書館、日本IBM・東京大学らの協力でクラウドソーシングとオープン・コミュニティを活用した「アクセシブルな電子書籍製作実験プロジェクト」を実施 社会福祉法人日本点字図書館(本部:東京都新宿区、理事長:田中徹二、以下:日本点字図書館)は、視覚障害者等読むことに障害のある人々の読書環境向上のため、クラウドソーシング※1 とWeb上のオープン・コミュニティを活用したアクセシブルな電子書籍(DAISY形式※2)の製作実験プロジェクトを開始します。日本の点字図書館では初の試みです。 本プロジェクトは、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下:日本IBM)、東京大学大学院情報理工学系研究科廣瀬・谷川研究室(以下:東京大学)、メディアドライブ株式会社(以下:メディアドライブ)の協力のもと、2013年10月15日より2014年3月31日まで実施されます。 これに伴い、プロジェクトに参加する製作支援ボラン
次世代DAISY規格と電子書籍規格EPUB3 NPO法人 支援技術開発機構:濱田麻邑(はまだまゆ) はじめに 読みたいときに読みたい本を、その場で検索して購入し、すぐに読める時代になっている。電子書籍に、読み上げツールですぐにアクセスできるとしたら、これまで読めなかった人々にとって、世界は変わる。 世界保健機関(WHO)の統計によると、視覚障害者は世界に2億8,500万人いる(1)。ディスレクシア等の学習障害者や、本を手で持ってページをめくることができない上肢障害者、小さな文字が見にくくなった高齢者等は、印刷物を読むことに困難を持つ「プリント・ディスアビリティ」と呼ばれる。また、インドのような多言語国家では、文書が母語でない言語で書かれていることが多く、教育機会が不十分な貧困層も多いため、文書に書かれた知識にアクセスできないことが多い。このように様々な人々から読み上げのニーズがある。 電
グローバル化する中で日本人はどのようにサバイバルすればよいのか。子ども×ICT教育×発達心理をキーワードに考えます。 デジタル教科書・教材を議論する ~デジ教研Open Meeting08 in Kyoto ~みんなで、デジタル教科書の資料を読み込もう!より~ デジ教研ミーティング08 in Kyoto 2013年5月3日に京都で「みんなで、デジタル教科書について既にまとめられた資料を事前に読み込み、ディスカッションするイベントが行われました。http://kokucheese.com/event/index/85078/を参照。) この時参加された皆様の議論のやり取りがデジ教研Wiki「08 in Kyoto」(http://musication.net/eTextBookWiki/index.php?title=08_in_Kyoto)で公開されました。イベントの録画動画、議事録のまと
グローバル化する中で日本人はどのようにサバイバルすればよいのか。子ども×ICT教育×発達心理をキーワードに考えます。 ここ数年でiPadを利用した障害児支援の活動は増えてきています。たとえばソフトバンクモバイル株式会社は、2009年6月より、国立大学法人 東京大学先端科学技術研究センター人間支援工学分野と連携して「魔法のプロジェクト」を行なっています。 ▼「魔法のプロジェクト」障がいを持つ子どものためのモバイル端末活用事例研究 http://maho-prj.org/ 私がアメリカ帰りの研究者から読み書き障害の人を支援する際に使われるDAISYという規格を教えていただいたのが2009年2月。2009年から一年ほどDAISY XML規格で読字障害の子供向けデジタル教科書作成に取り組みました。 参考動画:ディスレクシアとDAISY|財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 2009年から1年
あなたの周りに読むのが苦手な子はいませんか? デイジー教科書で内容を理解することが、学習の助けになることがあります。まずは、使ってみましょう。 日本障害者リハビリテーション協会は、文部科学省からの委託を受け、マルチメディアDAISY版教科書の活用マニュアル「デイジー教科書を使ってみよう!」を作成しました。 ご希望の方は、ダウンロードについてをご参照下さい。 活用マニュアル「デイジー教科書を使ってみよう!」 内容: 全59ページ 1 デイジー教科書はこんなふうに使われています 2 全体の流れ 3 デイジー教科書申請方法 4 デイジー教科書申請書記入例 5 デイジー教科書を申請後、利用まで 6 AMIS で再生 7 EasyReader で再生 8 iPad・iPhone・iPod で再生 9 その他の再生ツール 10 困った時、分からないときは、、、 製作: 公益
情報サービスとユニバーサル・デザイン マルチメディアDAISY を活用した電子教科書野村 美佐子 (公財)日本障害者リハビリテーション協会情報センター 出典:情報の科学と技術 62巻5号,203~208(2012) DAISY(Digital Accessible Information System)は,日本語で「アクセシブルな情報システム」と訳し,プリントディスアビリティ(印 刷物を読むことに障害)がある人々の情報のアクセスを支援するデジタル録音図書の国際標準規格である。本稿では,読むことが困難な人々 に有効であると注目を集めているマルチメディアDAISY 教科書について紹介し,ボランティアによる提供活動の現状,成果および課題を 示す。さらにすべての人の活動参加を保障するユニバーサルデザインの観点から,EPUB(Electronic PUBlication)とDAISY の連携によ る
字が読めない。書くのにも時間がかかる-。文字が揺らいだり、にじんで見えたりする「ディスレクシア(読字障害)」の症状を持つ南雲明彦(27)=東京都=は、理解を広げるため、年に100日は全国各地を講演に回る。不登校やうつ、転校を繰り返した10代後半だったが、石川県の通信制高校を21歳でようやく卒業した。生きづらさを抱え、もがき続けた道のりに迫った。(聞き手・奥野斐) 21歳の時、専門家に指摘され、それまで自分と他人がなんか違う、と思っていたことがふに落ちました。ディスレクシアとは、発達障害に含まれる学習障害(LD)の一種。人によって字がかすんだり、形見文字鏡文字になって見えたりするので読み書きに困難を伴う。視力のせいではなく、脳機能の問題で、字の捉え方が人と違うみたいです。 僕は線が曲がって見えるため、横断歩道など道を渡る時も結構危険。字が90度傾いたりするから「い」と「こ」もよく間違えます。
マルチメディアDAISY http://www.dinf.ne.jp/doc/daisy/about/index.html おそらくほとんどのITエンジニアの方は知らないだろうと思いますが、北欧やアメリカではごく当たり前に使用されている、学習障害者など障害者のための電子教科書を作成する技術です。イメージとしては、パソコンに教科書の本文や絵が表示されていて、音声でナレーションが流れます。音声ナレーションが流れたときに、音声で読まれている部分が黄色く反転するので、文字が読めない学習障害の方などには大変便利な技術です。 日本では人口の6%程度の型が学習障害など発達障害者であるそうですが、外国だと障害者に対するIT支援が進んでおりまして、学校でも当たり前にパソコンで再生するマルチメディアDAISY(電子教科書)が使用されているそうです。外国だと、携帯電話やニンテンドウDSみたいな持ち運びできるもの
みんなのデジタル教科書教育研究会(デジ教研)埼玉ミーティング 講演録 DAISYとEPUBで実現するデジタル教科書のユニバーサルデザイン 大宮ソニックシティ会議室 2011年11月13日 開催 - みんなのデジタル教科書教育研究会(デジ教研) 主催 0. 片山 敏郎 氏 挨拶 (みんなのデジタル教科書教育研究会発起人) ● 司会:皆様ご多忙中、沢山の方にお集まりいただきありがとうございます。みんなのデジタル教科書教育研究会、略称「デジ教研」主催で本日の研究会を進めさせていただきます。本日は新潟より、当会の発起人でいらっしゃいます片山先生においでいただきました。はじめにご挨拶と会の紹介とをお願いいたします。それでは、よろしくお願いいたします。 ● 片山:皆様こんにちは、今日は日曜日のお休みのところ、このように多数お集まりいただき大変ありがとうございます。私は新潟県で小学校の教員をしております
電子教科書がなかなか普及しない中、Bookstreamのようなサービスによって学校側が望むよりずっと早くコンテンツの電子化が起こるのかもしれない。 米国内では電子教科書が一般的になりつつあるのに、米国でもほかの先進工業国でも、学問分野において電子書籍の恩恵をまだ受けていないところがある。教科書の出版社ですらコスト削減の手段として電子的教育コンテンツを支持していることを考えるとこれは普通ではない。しかしBookstreamの登場で、学校は特別教育を受けている学生向けに電子書籍を導入できるようになり、学校経営のコスト削減にも寄与する効率的なツールを手に入れた。 「Bookstreamは3年ほど前に創業しました」とDon Johnston Companyの社長であり創業者の息子のベン・ジョンストン氏はGoodEReader.comのインタビューに答える。「創業したのはわたしが学生のころ。授業の初
って、多くの人に何がなんだか分からないと思うので、解説します。 著作権の話題です。音楽CDのコピープロテクト、いわゆるCCCDの問題とかに興味を持っていた方などなら、こちらも興味を持って読んでいただけるかもしれません。 まずことのきっかけは……自分が書いた本を、目の見えない視覚障害者に楽しんでいただくために録音で提供(メディアはCD-ROM)したり、という許諾はこれまでもしてきたのですが、さらに進んで、テキストデータそのものをディジタルメディアに乗っけたいという許諾願いが、ぼくのところに届いたのです。 視覚障害者の中でも大きな文字なら見える弱視(ロウ・ヴィジョンというそうです)の人たちには、録音書籍よりも、こちらの方がより適しているとのこと。また、学習障害の人が読みやすいように使えたり、「音と文字」を同時に提供できることで、なかなか書籍を読みにくい人たちに届きやすくできる、とのこと。
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