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経済学と意思決定に関するMarukosuのブックマーク (2)

  • ノーベル経済学賞、セイラー教授の受賞理由

    2017年のノーベル経済学賞(正式名称はノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞)は、米シカゴ大のリチャード・セイラー(Richard H. Thaler)教授の受賞となった。セイラーは行動経済学の権威で、経済学の意思決定の分析に心理学に基づく現実的な仮定を組み込んだことで知られる。行動経済学者の受賞としては、2002年のダニエル・カーネマンに続くものだが、2013年のロバート・シラーも受賞理由は「資産価格の実証分析に関する功績」であるものの、研究活動の柱は行動経済学だった。 標準的な経済学は、精緻な数学的モデルを築くために大胆な仮定を多数置いている。その代表例が、経済主体は財やサービスの効用などについてすべての情報を知っているという「情報の完全性」と、経済主体は常に自己利益を合理的に最大化させて意思決定するという「合理的経済人」だ。 「合理的経済人」の仮定に異議を唱える このような大胆な

    ノーベル経済学賞、セイラー教授の受賞理由
  • 読書日記: 読了:「予測市場と集合知」特集号 (2010)

    « 読了: Browne (2001) 探索的因子分析の回転法を総ざらえ | メイン | 読了:Forlines, Miller, Guelcher, & Bruzzi (2014) 予測の集約を社会的ネットワークを使って改善する » 2014年9月10日 (水) 以下、日経営工学会(JIMA)という学会の機関誌「経営システム」の、2010年の「予測市場と集合知」特集号の論文。実はこれ、すべてWeb上で公開されており, 前半は既読だったのだが(ディスプレイ上で)、先日冊子版を頂いたので、出張の帰りに読み直した。せっかくなのでメモしておく。 山口浩 (2010) 予測市場と集合知メカニズムの現状と展望: 「神の手」と「衆愚」の間. 経営システム, 20(5), 234-238. ええと、予測市場の先行研究として、ハイエク、Rollという人(オレンジジュースの先物市場と将来の天候)、IEM

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