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ブックマーク / toyokeizai.net (4)

  • 電車の座席が窮屈な理由は「肩幅」にあった

    新幹線のシートを例に考えるとわかりやすい。たとえば東海道新幹線N700系の3人掛けシートの1人当たりシート幅は窓側・通路側の席が44センチ、真ん中の席が46センチである。真ん中の席が窓側・通路側の席よりも2センチ広いにもかかわらず、窓側・通路側の席のほうが広く感じる。その理由は、窓側の席に座っている乗客は窓の方へ、通路側のシートに座っている乗客は通路の方へ、それぞれ肩やひじを逃すことができるためだ。 「かつての国鉄車両は、ロングシートの両端に座る人が肩を外側に逃がすことで全体の窮屈さを解消していた」と、大森氏は言う。肩を外側に逃がすことで、両端の人はシートの端のほうに体を寄せることになる。このため隣の人との隙間がやや広がり、隣の人の快適性が高まる効果がある。最近の板型の仕切りは、座っている人の肩やひじをある程度逃せるように板の中にくぼみを設けているが、逃せる範囲は板の厚さに限られる。 こう

    電車の座席が窮屈な理由は「肩幅」にあった
  • 管理職は「人を管理する仕事」という残念な勘違い

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    管理職は「人を管理する仕事」という残念な勘違い
  • 話がわかりにくい人は説明の作法を知らない

    このとき、必要になるスキルが「難しいことをわかりやすく伝える説明」です。 ここでいう“難しい”というのは、世間一般に言われているような高度な学問分野のことだけではありません。好きなアニメやドラマ、スポーツなどを含めて、あなたが詳しいことを全般に“難しい”と表現します。 「えっ、オレの好きなバンド、コピーして弾くの難しくもなんともないんだけど?」「私が趣味でやってるロッククライミングの楽しさだって、やればすぐわかるんだけど」そう思う方もいるかと思います。 ただ、それはすでに理解できている人にとっては“やさしい”ことなのでしょうが、相手にとっては未知のことで“難しい”と感じてしまうのです。 つまり、相手との知識や理解度にギャップがあるとき、その格差に対して相手は“難しい”と感じるのです。

    話がわかりにくい人は説明の作法を知らない
  • ノーベル経済学賞、セイラー教授の受賞理由

    2017年のノーベル経済学賞(正式名称はノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞)は、米シカゴ大のリチャード・セイラー(Richard H. Thaler)教授の受賞となった。セイラーは行動経済学の権威で、経済学の意思決定の分析に心理学に基づく現実的な仮定を組み込んだことで知られる。行動経済学者の受賞としては、2002年のダニエル・カーネマンに続くものだが、2013年のロバート・シラーも受賞理由は「資産価格の実証分析に関する功績」であるものの、研究活動の柱は行動経済学だった。 標準的な経済学は、精緻な数学的モデルを築くために大胆な仮定を多数置いている。その代表例が、経済主体は財やサービスの効用などについてすべての情報を知っているという「情報の完全性」と、経済主体は常に自己利益を合理的に最大化させて意思決定するという「合理的経済人」だ。 「合理的経済人」の仮定に異議を唱える このような大胆な

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