◆このごろ堂 > ◆ゲーム論考 Name:山北 篤 ノリ必要不必要論とは本当は何なのか? Date:1999/10/26(火) 10:21 RPGはゲームである。そのように言われてきた。おおむね正しい理論だと思える。多くの場合、RPGがゲームという大きなもののサブジャンルであることは言うまでもない事実である。しかし、ゲームそのものが、遊びというさらに大きなもののサブジャンルであることに着目する人は少ないようだ。つまり、RPGは、ゲームである前に、遊びでなくてはならない。 そして遊びというより大きなジャンルの中で見渡した時、RPGがゲームであるという意見はもはや完全な正解ではない。相対性理論が登場したあとのニュートン力学のようなもので、ある一定の制限の下で近似的に正しいだけである。RPGというものが、最初はゲームから生まれたものであるにも関らず、その範疇を飛びだしかけていることが理解でき
コミュニカティブアプローチでは、コミュニケーションとは情報格差(インフォメーションギャップ)を埋めることだとされています。つまり自分の知らないことを質問したり、自分の知っていることを教えてあげたりする行為ですね。 しかし、実際の授業でこれをやるのは結構たいへんです。というのも、練習する学習者の間で、情報格差がないとコミュニケーションが生まれないからです。たとえば黒板やパワーポイントを使っていては、学習者が全員同じ情報を見ているので、情報格差は生まれません。したがって、教師は何らかの方法で学習者間に情報格差を構築しなければなりません。 そうして生まれたのが、各種のロールカード(狭義にはロールプレイ専用のカードのことですが、ここではもう少し広い意味の)です。 いちばん簡単なのはペアワーク(二人組みで行う練習)。カードを二枚作って、それぞれに違う内容を書いておき、お互いに紙を見せなければそこに情
以前、ゲームできました。と、hiragana-vaderダウンロードでご紹介したゲームですが、単純な割には意外と好評なので、あ行だけでなく全ひらがなに対応することにしました。 プレイ中の画面はこちらです。 敵のUFOが侵略者「ひらがなベーダー」を撒き散らしてきます。 あなたはカーソルキーで左右の移動、a,i,u,e,oの各キーで「ひらがな弾」発射。 「あ」の「ひらがなベーダー」には「あ」の「ひらがな弾」しか効きません。「い、う、え、お」も同じです。 ゲームを始めるには「F9」キーを押してください。「F3」で一時停止です。時間が停止した中で、ひらがなをよく見てから戦闘開始してください。 画面では、あ行の文字しか見えませんが、か行を認識するゲーム、さ行を認識するゲーム、と一つずつ増やして、これからアップロードしていきます。 目的は認識(識別)することなので、か行、さ行になっても、押すキーはai
先日ご紹介したバラバラ練習は意外と好評だったので、別のタイプのものもご紹介しておきます。 先日のは、データをランダムに並べ替えることによって、いろいろな内容のロールカードを作るもので、主に「同じカードの持ち主を探す」という目的を達成するためのものでした。今回ご紹介するのは、ロールカードというよりむしろタスクシートで、普通のタスクシートと違うのは、タスクシートの一箇所だけ、既に情報が記入されているということです。そして、情報がタスクシートのどこに記入されているかは、カードによって一枚ずつ違います。つまり、そこに情報格差(インフォメーションギャップ)があるわけですね。 この情報格差を利用して、コミュニカティブなバラバラ練習をすることができます。タスクシートを埋めるためには、他の学習者全員から情報を集めなければなりませんが、この情報の移動が、コミュニカティブな活動になるのです。 こういったカード
仕事の先送りをしてしまう原因は様々かと思いますが、一番の原因はその仕事に取りかかるタイミングを自ら遅らせていることでしょう。 そもそも、気が進まないからこそ取りかかれない(取りかからない)わけで、気の進まないままに放置しておけば、気の進む仕事の後塵を拝することはもはや必然といえます。 対策としては、一日の一番最初に最も気の進まない仕事、すなわち抵抗の大きな仕事に取りかかることです。 そのための具体的な方法をご紹介します。 手順 1.一日の仕事のリストを作る 書くまでもないと思っている仕事も含めてすべてリストアップします。 メールチェック 総務の佐藤さんに電話する 営業実績をまとめる B社にメールを送る 机上の整理をする なくなった書類を探す 報告書を書く 2.抵抗の大きな仕事に印をつける 仕事全体の半分程度に印がつくようにします。 メールチェック 総務の佐藤さんに電話する ★ 営業実績をま
前回に続いてモンゴルの大学でのイベントの話です。 本題に入る前に、例えばこれが世界共通の感覚かどうかはわかりませんが、一般的に「南の国の人は陽気で楽しく、北の国の人は真面目でおとなしい」みたいなイメージを持っている人が、この世の中には相当数いると思われます。 しかし、実際に生活してみると、寒い国の人も歌ったり踊ったり笑い話をして盛り上がるのが好きだということがよくわかります。そりゃ確かに眉間にシワを寄せて真面目な話ばかりしているより、笑って暮らしている方が楽しいのは世界共通なわけです。 そんなわけで我がモンゴル国立大学オルホン分校で開催された日本語週間。四日間の日程で、来る日も来る日も日本語について真面目に語り合ってばかりいたわけではありません。学生たちによる日本語劇や歌や踊りなどの発表と、日本語の先生たちで考えたチーム対抗の日本語ゲーム、そして日本人ゲストによる日本文化紹介の公開講座など
「BSやCSができたときや、キャプテンシステムや音声多重放送など、新メディアが出てくるたび、『クリエイターの仕事が増えて引く手あまたになると言われたが、過去1回も、そんな経験はない」(堀さん)...堀さんは「コンテンツのデフレスパイラルが起きている」と指摘する。「例えばテレビの場合、設備投資が増した分、制作費が落ち、番組は横並びになる。しかしスポンサーは数字(視聴率)を求めるから、“分かりにくい番組”が淘汰される。分かりやすく作るからつまらなくなる」【「日本のコンテンツ、ネットのせいで沈む」とホリプロ社長 (1/2) - ITmedia Newsより引用】 堀さんの言っていることはとても良く理解出来る。ネットに限らず、コンテンツの流通チャネル(メディアと呼んでも良い)が増えると、チャネルごとの絶対量が減るために、従来型の数で稼ぐ広告ビジネスがなりたたなくなるのだ。 「巨人・大鵬・卵焼き」と
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