『エデンの東』(エデンのひがし、East of Eden)は、1955年のアメリカ合衆国のドラマ映画。監督はエリア・カザン、出演はジェームズ・ディーン、ジュリー・ハリス、レイモンド・マッセイ、ジョー・ヴァン・フリート、リチャード・ダヴァロス、バール・アイヴスなど。原作はジョン・スタインベックの同名小説で、その後半部分をポール・オズボーン(英語版)が脚色した。 映画初主演となるジェームズ・ディーンは、この作品で名実ともに一躍スターの地位を不動のものとした。 第28回アカデミー賞で監督賞、主演男優賞、助演女優賞、脚色賞にノミネートされて、ジョー・ヴァン・フリートがアカデミー助演女優賞を受賞した。また第13回ゴールデングローブ賞作品賞(ドラマ部門)、第8回カンヌ国際映画祭劇映画賞も受賞している。 1917年、アメリカ合衆国カリフォルニア州サリナス。当地トラスク家アダムの息子ケイレブ(愛称キャル)