地元の友達に「ジャンキーのおじさんの写真を撮りたいんだけど、どこ行けばいるかな」って聞いたら「Mytle-Wickofの広場にいつもいる」と言うので来てみたのですが、厳冬期につき誰一人おらず。そりゃそうか。(Photo by Gen Karaki) ニューヨークであてどないドサ回りに明け暮れる、元編集者の中年ミュージシャン。彼が目撃したのは、凄腕なのに仕事に恵まれない音楽家たちの姿でした。もちろんそこには理由がありまして……。 ※この記事は3月25日発売の『Rolling Stone JAPAN vol.06』内、「フロム・ジェントラル・パーク」に掲載されたものです。 ニューヨークの冬はお寒うございます。日照時間が減り、活動量も減り、陰鬱ムードに包まれがちなシーズン。ですが最近ようやく、仕事と呼べそうなものが少しずつ入りはじめて、相変わらずドサ回りというか街場のバーやパブでの演奏なんですが
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