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ブックマーク / note.com/copywriterseyes (4)

  • 広告に携わる全ての人へ、どうか、「炎上するからやめておこう」と思わないでほしい。|KEITA MAKINO | DE Inc.|note

    炎上に関して新たに書くことは、できる限りしたくないと思っていました。関わった人たちだって十分に悩み考えているだろうし、少なくともそのカサブタをはがすような行為はしたくないと考えています。 ただ最近の「カネボウ」と「ロリエ」の流れをみて、どうしても書いておきたいことがでてきてしまいました。それはタイトルの通りなのですが「炎上するから」というような理由で、企業やブランドがメッセージを発信することをやめてしまうのではないか、という懸念が大きくなったからです。 まずこの「カネボウ」と「ロリエ」の広告がとても残念だと思ったのは、「当に伝えたかったこと」とまったく別の印象と解釈を与えてしまう広告になっていたという点です。どちらもプロジェクトや思想そのものは、とてもすばらしいものだったと今も思います。 カネボウは、第一弾から観てもらえればわかると思うのですが、「それぞれの個の化粧の自由」やその価値を追

    広告に携わる全ての人へ、どうか、「炎上するからやめておこう」と思わないでほしい。|KEITA MAKINO | DE Inc.|note
  • ローソンのPBデザインについて思うこと #ローソンPBに思う|KEITA MAKINO | DE Inc.

    この件に関しては、あまり口を開かないほうがいいだろうと考えていました。どう言葉を選んでも「批判的な立場」になってしまうからです。僕だってできれば喧嘩はしたくないし、誰からだって嫌われたくもないのです。 しかしハフポストの「ハフライブ」にローソン社長の竹増さんが登場して↓のような企画をやることになったそうで、そのきっかけとなった最所さんにも↓というようなコメントをいただいたので書いてみることにしました。 なぜ僕がでていこうと思ったかと言えば、ローソンのパッケージを弊社(エードット/カラス)で担当していたことがあったからです。「おにぎり屋」のデザインを中心に「悪魔のおにぎり」のデザインやキャラクターをつくったり、今回話題のプライベートブランドのデザインもしていました。(僕自身はデザイナーではなく、コピーライターあがりの企画・CDの仕事をしています。) 2年ほどではありますが「コンビニエンススト

    ローソンのPBデザインについて思うこと #ローソンPBに思う|KEITA MAKINO | DE Inc.
  • 僕は結婚ができない。|KEITA MAKINO | DE Inc.

    めずらしく、とてもプライベートなことを書く。ずっと書こうか悩んでいたテーマだ。なぜ今書くのかということに明確な理由はとくになく、夜中の4時に眠れないので、せっかくだから書いてみようと思った、という程度のことでもある。 僕は結婚ができない。結婚をしたくない。 いつの間にやら35才になり、それなりの身分を持つようにもなり、「どうして結婚しないんですか?」と聞かれることがたくさんある。実にたくさんある。 だけどその質問は、まったくリアリティのない異国からやってきた質問に聞こえてしまう。「どうして野球をしないんですか?」とか「どうしてナイジェリアに行かないんですか?」とか「どうしてあいみょんを聞かないんですか?」というくらい滑稽な質問に思えてしまう。そんなこと、ひとそれぞれじゃないんでしょうか。 ありがたいことに、僕は人生の中で「同調圧力」というものをほとんど感じたことがない。唯一感じる同調圧力が

    僕は結婚ができない。|KEITA MAKINO | DE Inc.
  • なぜ「文化」が必要なのか。|KEITA MAKINO | DE Inc.

    「地下鉄サリン事件」について取り組んだ作家のひとりに村上春樹さんがいます。62人の関係者(被害者だけでなく、オウム入信者もふくむ)へインタビューをした「アンダーグラウンド」がその代表作です。丁寧で深い膨大な量のインタビューから、地下鉄に揺られる一人一人の人生(物語)が浮き彫りになります。いろいろな意味で重いだけど、ぜひ読んでみてほしい一冊です。 もうひとつ超絶おすすめは「雑文集」というにある「東京の地下のブラック・マジシャン」と「自己とは何か(あるいはおいしい牡蠣フライのべ方」の2作品です。あまり知られていない文章だと思うのですが、サリン事件を通して日社会が抱える問題を的確に分析し言語化した稀有な文章だと思います。ここでは同時に「物語の効能」について語られています。何のために物語を読むのか、なぜ文学が必要なのか。そのひとつの答えがここにあるように思います。 物語とは魔術である。ファ

    なぜ「文化」が必要なのか。|KEITA MAKINO | DE Inc.
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