■ 2013/10/13 6:00 特設ページはじめました とりあえず、第三回電王戦の将棋電王トーナメントに出場する「やねうら王」の開発状況などをここに書いていきます。(定期的に追記していきます) 将棋電王トーナメント 出場ソフト http://ex.nicovideo.jp/denou/tournament/soft.html 昨日、仕事が一段落したので久々にAppStoreのランキング見たら、テイルズオブハーツRが発売になってて、しかも15日まで半額セールなので速攻購入して13時間もやってしまった…。もうしませんもうしません。>< 明日から頑張ります…。 ■ 2013/10/13 7:30 やねうら王の特徴 ドワンゴの電王戦の担当者から「出場ソフトの特徴」などについて質問メールが来ていたので「ソフトの特徴」として以下のように書いておいた。(公式サイトでの公開および当日の紹介で通知される
プロ棋士は「AIに奪われる職業 No.1」か? (Tsurezure Pentatonic) プロ棋士は「AIに奪われる職業 No.1」か? (Tsurezure Pentatonic) Seleniumを使ったFXや株の自動取引 (NegativeMindException) 内館牧子は将棋ファンの代弁者 (落語・将棋・サイクリング時々Lisp) Bonanzaとbonkrasと「やねうらお」氏~第1回将棋電王トーナメントで活躍した「やねうら王」の前史 (熊本の弁護士 菅一雄のブログ) 歴史の証言「電王戦 ザ・ダークサイド」~伊藤初代電王(?)のブログ連載に大注目! (熊本の弁護士 菅一雄のブログ) 内館牧子氏 『月夜の駒音』 〜「精神文化を学べ」〜 について (英の放電日記) 第2回電王戦観戦記 (オンラインブログ検定) 今後のコンピュータ将棋対局に一抹の不安 (ネット将棋生活) [情
先日、将棋界では、米長永世棋聖vsボンクラーズの対局が行われ、ボンクラーズの勝利でおわりました。このことは、各メディアでニュースとして取り上げられ、ネット上の電子掲示板などでも話題になっていたようです。その話題のなかで、他のゲームはどうなんだ、麻雀はどうなんだ、という話がでてきます。そういった場でよくでてくる話は大体こんな感じです。「麻雀は、イカサマが可能なのであまり真剣に思考ルーチンの研究開発がなされていない。金にならないから誰もやらない。だから弱い」のだと。まあこれも確かにその通りなのですが、麻雀は将棋とは違った難しさがあるのです。 まったり麻雀は、他のコンピュータ麻雀ソフトよりは頑張ってる方だと自負していますが、人間のトップクラスの人から見ればまだまだな部分も多いでしょう。 コンピュータ将棋は、全幅探索、後方枝刈り、棋譜をベースにした教師あり機械学習をセットとしたいわゆるボナンザメソ
[14:10] いまからこのブログで電王戦のリアルタイム実況をいまからやっていきます。twitterにしようかと思ったのですが、長文になると思うので、ブログですることにしました。 [14:20] まず、電王戦が何であるかというところから解説します。電王戦とは、コンピューター将棋とプロ棋士との対局です。この対局のスポンサーにはドワンゴがついています。 コンピューター将棋側は、ボンクラーズという、去年の第21回世界コンピューター将棋選手権の優勝ソフトです。ボンクラーズは将棋倶楽部24で196連勝して、将棋倶楽部24で最高レーティングR3364に到達しました。 将棋倶楽部24はプロ棋士もお忍びで指していますから、早指しでは実質的に人間のトップと同等以上と言えるのではないでしょうか。 遠山五段によると「プロ棋士ならば(将棋倶楽部24で)R2800以上」*1らしく、プロ棋士もお忍びで参加している将棋
昨年の10月11日に開催された清水市代女流王将とコンピュータ将棋「あから2010」との対局は記憶に新しい。 あから2010は、169台676coreを使った合議によるコンピュータ将棋マシンだった。 「文殊」の論文*1が発表されたときから、私は「合議は全く意味がないし、普通にクラスター並列化したほうが強い」と主張し続けてきた。 「1台のマシンと、そのマシンを3台使って合議させたものとを対局させて、3台合議のほうが有意に勝ち越したから合議は意味がある」みたいな結論を出すのはおかしい。3台のマシンで普通にクラスター並列化したものと、3台で合議したものとをなぜ真っ先に比較しないのか? 3台のマシンで単純にクラスター並列化したものより3台のマシンで合議したもののほうが圧倒的に弱ければそれは単にマシンリソースの無駄遣いに他ならないし、その比較すらせずに169台のマシン用意しましたって馬鹿じゃないの。大
先日の世界コンピュータ将棋選手権*1で5位だったponanzaが将棋倶楽部24*2で大暴れ中。 ponanzaは大会5位とは言ってもマシンスペックの差などから考えるに、マシンが同条件なら優勝の可能性も十分あったソフトだし、レーティング的に見ても大会で1位〜4位のソフトともほとんど遜色は無いと思われる。 そんなponanzaがプロ棋士もお忍びで指していると言われている将棋倶楽部24に参戦。 ※ コンピュータ将棋ソフト開発者のソフト指し参加は公認。 ponanzaはR2400からスタートして、5日目である現時点(2011年5月14日9時現在)で62勝2敗。勝率0.96875。 ponanzaは将棋倶楽部24のR3000(トップアマか奨励会3段以上だと思う)前後に連戦戦勝。 現在R3172で、将棋倶楽部24の最高R保持者となった。 しかも、このまま指し続ければいまの勝率から言ってR3300ぐらい
将棋倶楽部24でも、ソフト指し*1がときどき問題になる。特に近年、コンピュータ将棋の市販ソフトの棋力がプロレベルになりつつあるので、特に問題として大きい。 将棋倶楽部24のソフト指し判定は次の基準らしい。*2 2chのソフト指し関係のスレでこの「指し手の候補は2手」の意味を巡って議論になる。例えば、「人間の指し手がソフトが出す候補手2手のどちらかであるということか?」など。 まず、この意味をハッキリさせておこう。230 ≒ 10億であり、「10億局に1局」と書かれているこの「10億」と一致することから、次のような意味だと思われる。 ・将棋である局面の指し手の候補はつねに2手。人間はそのどちらかをランダムで指す。 果たして、この仮定が正しいのだろうか。竜王戦などを市販の将棋ソフトで解析している人がよくいるのだが、たいてい指し手は7割以上一致する。8割以上一致していることも珍しくはない。 これ
2010年10月17日 あから2010合議サーバログを可視化してみた Tweet 10月11日に開催された清水市代女流王将とコンピュータ将棋「あから2010」の対戦は「あから2010」の勝利となった。コンピュータが将棋のプロを破った初めてのケースである。対局前の展望、技術解説、棋譜再現Flashなどは次のエントリを参照いただきたい。 コンピュータ将棋の現状:三人寄れば文殊の知恵は正しいか? 清水女流王将 vs コンピュータ: 世紀の対局を楽しむために さて、情報処理学会は、棋譜と合議サーバのログを公開している(今気づいたが、各プログラムの読む筋も追加されている)。コンピュータ将棋や囲碁の掲示板ではYSS開発者の山下氏がログについて簡単な解説を行っている。そこでスクリプトを組んで、各プログラムの合議過程がなるべく見やすくなるように可視化を試みてみた。 本来の性能を発揮していなかったあから20
今月号の会誌「情報処理」(2010年8月号目次)の特集は「コンピュータ将棋の不遜な挑戦」というタイトルで、ここ数年のコンピュータ将棋の発展の技術的な解説。こうやって毎年のように情報がアップデートされると非常にありがたい。 見所は鶴岡さんによる「選手権優勝記--激指の技術的改良の解説--」とktanaka先生・kanekoさんによる「大規模クラスタシステムでの実行--GPS将棋の試み--」の2記事。特に鶴岡さんによる記事は、Bonanza のよい解説にもなっており、必読である。実は、激指は 評価関数というのは,局面の形勢判断をコンピュータで行うための関数で,任意の与えられた局面に対して,どちらがどれだけ有利なのかを数値化する関数である.[...] このようなパラメータの調整は非常に手間のかかる作業だが,かつては完全に手作業で行われており,将棋プログラム開発における作業の多くの割合を占めていた
どうも。 kszです。前回動画はどうなってしまったのか。瞬間的でもあれだけ盛り上がるとたいしたことやってないのでちと困る。まぁ、でも、落ち着いてきたのでフォローアップ。 こっちはボチボチ細々と行きましょう。それでは、前回コメのFAQQ.視点回したら丸見えでね?A.普通の麻雀も他人のみようと思えば見れるのでそれが正しい。と言いたいところですが、ちゃんと視点回転は制御します。今はデバッグVerです。Q.こんなのネットでやったらゲームにならないA.これは知り合いとskypeとかで音声つなぎながらやるイメージです。前 sm11425423久しぶりに動画作りました! → http://www.nicovideo.jp/watch/sm24626157
槓がらみのGUI操作部分とゲーム進行役部分を作成中 毎度思うんだが、麻雀ゲーム作ってると槓のルール考えたやつに文句を言いたくなる。 槓こそが、麻雀を面倒なものにしてる諸悪の根源に思えてならない。 チャンカンとかリンシャンとか作るの本当に面倒くさいし、明カンのときのカンドラ後めくりのルールなんて、明カンしたあと暗カンしたらどうやってドラをめくるのかとか本当にちゃんと考えてるかといいたくなるし、一発とかハイテイとかとの複合のルールもローカルルール満載だし。 それに、三槓子とか四槓子とか、役の難易度と点数設定のバランスに無理がある。 チャンカンをロンせずにスルーするとフリテンになるのに、つも上がりできるときに上がらずにカカンしても、フリテン扱いにならないのもなんだか納得いかないし、プログラム作るのが無駄に面倒になる。 そもそも何で、カンした後の補充牌を王牌からとるんだろう。どうせ王牌を14枚残す
ハチワンダイバー 9 (ヤングジャンプコミックス) 作者: 柴田ヨクサル出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/11/19メディア: コミック購入: 3人 クリック: 21回この商品を含むブログ (92件) を見る まともな将棋なんて一局もないっ!これはっ… 鬼将会は”切れ負け”に追い込んで勝ってる… お互いたった2分という持ち時間… 三沢九段は…時間が切れて負けている 持ち時間が切れたら秒読みナシで即負けというルールでは真剣師ならではの別の将棋が出現する 将棋が強いのは三沢九段 常に優勢なのは三沢九段 ところが真剣師はギリギリで受ける ただ受ける ムダに受ける もっさりした筋悪な受け 攻める方が攻め疲れて1秒でも2秒でも多く時間を使って考えればそれで十分 将棋は優勢なのに”2分切れ負け”という括りの中で プロが負ける (『ハチワンダイバー』9巻p120〜122より) 2010年5月
本日の日記は、コンピュータ将棋の技術を応用した自動将棋解説についての話である。また、「ない」という否定表現についての話でもある。なお、この話は半年くらい前から書こうと思っていたものなのだが、忙しくて書きそびれていた。 さて、一年くらい前からだと思うが、twitter上でコンピュータ将棋が人間のタイトル戦の対局の形勢判断を呟き始めた(@gpsshogi)。例えばこのような具合である。 [(151) ▲3三馬] 645 △同歩▲8六銀△6四角▲7五桂△4二角▲同飛成△6九飛▲8三香成△同金▲同桂成△同銀 (45sec) [(183) ▲8三桂不成] -1702 △同金▲7三桂成△同金▲7五歩△6四桂▲7六角△8五歩▲同角△8四歩▲7四銀△8五歩 (16sec) 最初に何手目の着手であるかが書かれており、次に着手された手が書かれている。その次が評価値であり、プラスなら先手優勢、マイナスなら後手優
4月2日に情報処理学会が日本将棋連盟に「コンピュータ将棋」で挑戦状を送ったことが話題になった*1。日本将棋連盟は挑戦を受諾、女流棋界の第一人者、清水市代女流王将・女流王位が対戦相手と決まった。対戦は今秋から順次行われるという。 情報処理学会の挑戦状に関するFAQによれば、対戦ソフトウェアに関して次のように記されている。 Q:対戦ソフトウェアは既に決まっているか A:合議アルゴリズムを用いる方針になっています。複数のソフトウェアを疎結合で並列計算させて、それらの意見を集約して、次の一手を決定する手法です。現在のところ、限られた実験では効果が認められており、これを実際の対局に用いる方向で検討しています。個々の参加ソフトウェアの候補は、プロジェクトに現時点で参加しているGPS将棋、Bonanza、激指、YSS、TACOS、柿木将棋などです。これを実用的にどのように組みあわせるのかは、実験を元に決
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