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感染症学雑誌に論文が出ました。要旨が公開されているので引用します。 殺菌性能を有する空中浮遊物質の放出を謳う各種電気製品の,寒天平板培地上の細菌に対する殺菌能の本体についての解析 独立行政法人国立病院機構仙台医療センター臨床研究部ウイルスセンター 西村 秀一 (平成24年6月22日受付) (平成24年7月31日受理) Key words: plasmacluster ion, nano-e particle, minus ion, bactericidal effect, ozone 要旨 本邦では,空中へ特殊な物質の放出により環境中においてウイルス不活化や殺菌の効果をもたらすとする複数の電気製品が市販されており,寒天培地上に塗布した細菌に対する殺菌効果も謳っている.そこで本研究では,プラズマクラスター,ナノイー,ビオンの3機種について,腸球菌,黄色ブドウ球菌,緑膿菌,セレウス菌
凄い! 部屋の中に「本物の雲」を発生させる2012年最高の発明&サイエンスアート2012.11.22 15:0010,541 かなり凄い。これ、本物の雲です。 「cloud in room」は、Berndnaut Smilde氏によって制作された、本物の雲が室内に展示されたアート作品。 誰もが想像はするけど、実現できなかった不思議な世界。ちょうビックリ。 湿度、温度、光を調節して、フォグマシン(霧発生装置)を用いて室内に人工的な雲をつくっちゃったらしい。まさに科学とアートの融合ですね。TIME誌の「2012年最高の発明品」の一つに選ばれたそうです。 他にも作品の写真が見れるのでこちらのリンクからご覧あれ。一度実際に見てみたいなぁ。 [Berndnaut , IRORIO(イロリオ)] (西條鉄太郎)
ショッキングな研究結果が届いた。アルコール摂取に関しては、健康に寄与する部分もクローズアップされてきた昨今、アジア系は他の民族と比べ、アルコールを体内で癌化してしまう率が高いと判明したのだ。 アルコールは体内で、既知の発がん物質であるホルムアルデヒドによく似たアセドアルデヒドに分解される。この物質はDNAに付着し、DNA付加体に変化する。これはともすれば細胞死や突然変異を誘発する有害な物質である。通常の飲酒であれば、人は自らの持つ酵素で効果的にそのダメージを補正し、DNAを修復していると考えられている。 ところがアジア系の人間の約30%、16億人とみられる人間にこの修復を行う遺伝子が欠乏しており、アルコールを無害な物質に代謝することができないのだという。 調査を率いたミネソタ大学のシルビア・バルボ教授は、10人のボランティアを得て、飲酒後のDNA付加体の数値を口内の細胞、及び血液を採取して
☆ダイオキシンは猛毒なのか 前回書いた通り、最近あのダイオキシンに「実はあまり大した毒性ではないのではないか」という説が浮上しています。ダイオキシンといえば言うまでもなく、多くの書物やニュースなどで「発ガン性・催奇形性・内分泌攪乱作用などあらゆる毒性を併せ持ち、12kgあれば日本人全員を殺せる史上最強の毒物」と騒がれていたはずの化合物です。果てはアトピーや「キレる子供」の原因といった根拠のない嫌疑までかけられており、おそらく現在最も嫌われ、恐れられている化合物といっても過言ではないでしょう。 ダイオキシンは農薬合成時などの不純物としてできる他、塩素を含む化合物を燃やすことによっても生成します。1999年、所沢近辺の産廃処理施設から発生するダイオキシンが付近の環境を汚染しているとして大きな騒ぎを起こしたのは記憶に新しいところです(これは後に判明した通り虚報でしたが)。さらに食塩と新聞紙を一緒
シミュレーション画像。仮説に基づいて、LHCのCMS素粒子検出器内で起きる可能性があると計算されることを描画してみたもの。このケースでは、二つの陽子の衝突後にヒッグス粒子が出現しそれは2つの流れに、つまりハドロン(11時の方向のそれ)および2個の電子の流れ(左下のおよび5時の方向のそれ)になっている。粒子がとりうる軌跡は直線で、粒子が検出器内に残すエネルギーは水色で描画している。 ヒッグス粒子(ヒッグスりゅうし、英語: Higgs boson (英語発音)/hɪgz ˈbəʊzɒn/ ヒッグス・ボソン)は素粒子の一種。 一部の粒子の質量の起源を説明する理論であるヒッグス機構において存在が予想された素粒子であり、2011年以降にヒッグス粒子の存在が観測されたため、ヒッグス機構の正しさが示された。 ヒッグス自身はヒッグス粒子を「so-called Higgs boson(いわゆる ヒッグス粒子
物質を構成する素粒子に質量を与えたとされる未知の粒子「ヒッグス粒子」を見つけた可能性が高まり、ジュネーブ郊外にある欧州合同原子核研究機関(CERN)は13日、緊急の記者会見を開く。 「神の粒子」とも呼ばれるヒッグス粒子は、現代物理学の基礎である標準理論を説明する粒子の一つで、世界の物理学者が40年以上探索を続けてきた。存在が確認されれば世紀の大発見となる。 発表するのは、日本の研究者も数多く参加するCERNの「ATLAS」実験チームと、欧米中心の「CMS」実験チーム。いずれもCERNの「大型ハドロン衝突型加速器(LHC)」という実験装置を使って、陽子と陽子を高速で衝突させ、そこから出てくる粒子をそれぞれ分析した。 その結果、今年10月末までの両方の実験データの中に、ヒッグス粒子の存在を示すとみられるデータがあることが分かった。8月までのデータでは、存在する確率が95%以下しかなく、データの
男女の脳に違いがあるのだろうか?「女性の脳に月に1度の排卵を司る機能があるなど、生殖に関して男女の脳に違いがあるが、いわゆる知的な機能において差はまったくない」というのがその答だ。 ジュネーブ大学で11月10日に開催された講演で、パスツール研究所の神経生物学者カトリーヌ・ヴィダル氏は、「脳は大脳皮質の形状などすべて個々人で異なるのであって男女間の差ではない」と話す。 女性は話好きで感覚的。色々なことを同時にこなすマルチ行動ができるが、一方で空間感覚に乏しく地図が読めない。ところが男性は数学に優れ、喧嘩好きで競争心に富むなど、巷には男女差をステレオタイプ化した本が溢れている。 だが、こうした定義づけやステレオタイプ化を人々はある意味で好み、一方で大いに影響されている。今回この講演を開催したジュネーブ大学の機関「男女平等セクター」によると、博士課程までの学生中に占める女生徒の割合は62%なのに
セント=ジェルジ・アルベルト(Nagyrápolti Szent-Györgyi Albert [ˈsɛnɟørɟi ˌɒlbɛrt]、1893年9月16日 - 1986年10月22日)は、ハンガリー出身のセーケイ人でアメリカ合衆国に移住した生理学者。ビタミンCの発見などにより、1937年度ノーベル生理学医学賞を受賞。筋肉の研究などでも知られる。ハンガリー語では、姓は発音上はtが脱落してセンジェルジのように発音される。英語やドイツ語などでは名-姓の順に、Albert Szent-Györgyi あるいは Albert von Szent-Györgyi Nagyrápolt とも表記される。 略歴[編集] 初めはブダペスト医科大学で学んだが、母方の祖父とおじがブダペスト大学の解剖学教授だった関係で、叔父の研究室に入り研究を開始した。1914年、第一次世界大戦に召集されたが負傷して復員し、勉
「ねるねるねるねはひぇーっひぇひぇひぇっ練れば練るほどいろが変わってこうやってつけて…. てーれってれーっ♪」 このCMほとんど知らない人いいないと思います。筆者はこのCM結構怖かったイメージですが。そう謎のお菓子「ねるねるねるね」のCMです。我々が子供の頃に発売されたこのお菓子もなんと今年で発売25周年を迎えました!だからといってなぜブログにと?思う方はいるかもしれません。タイトルと冒頭の化合物ですでに理解している方も読者には多いと思います。 「ねるねるねるね」はなぜ色が変わって膨らむのか? これが今回の話題です。「どーでもいい!」という声が聞こえてきそうですが、化学の原点にもどって考えてみてくださいね。実は、最近、この記事をみて、ああそうなんだと(いやむしろ興味がなかっただけなのですが)今更ながら納得してしまいましたw。今回は一般向けの話も含んでいます。 「ねるねるねるね」とは? 発売
ゲノム, 動物タラゲノムが解読された。ハーイ!いまどきゲノム読んだだけでトップジャーナルに載るなんておかしいですぅ〜というセリフが聞こえた気がしたが、一応なんか面白い知見が得られたようだよ。タラは日本以外でも北半球の国々でよく食卓に乗る魚だそうです。今回のゲノム解明が水産業的に意義があるのか、あるいは生物学全般で面白い事実が得られたのか、論文のウケが大きく変わってきますね。 The genome sequence of Atlantic cod reveals a unique immune system : Nature : Nature Publishing Group読んだのはタイセイヨウマダラのゲノムだそうで、万華鏡写輪眼とか使いそう。ところで今Google日本語入力が「タイセイヨウマダライルカ」をサジェストしてきてそういうのもあるのかと思った。 独自の免疫システムを進化させタラさ
もしも産科医師が自らの誤った解釈や手技が原因で、本来守るべき母子の健康を損なってきた事を指摘されたとすれば、それを素直に受け入れる事が出来るのでしょうか。 それが、人の死と直結するような事であれば、認める事は簡単な事ではありません。どらねこであれば、真っ正面から受け止める事ができず、現実逃避や無理筋な反駁を行ってしまうかも知れません。多くの人にとって、取り返しのつかないような過ちを受け止めることは大変に困難な事であると思います。これは代替医療や根拠のない健康法に嵌ってしまった人が後戻りできない理由の一つであると思っております。ハンガリー出身の医師ゼンメルワイスはそんな罪の意識と闘い、過ちを償うためにその人生を捧げました。 この物語を書くにあたっては、南和嘉男著 医師ゼンメルワイスの悲劇 講談社刊(絶版)を大きく参考にさせていただいております。その他、トールワイド著 塩月正雄訳 外科の夜明け
ウクライナ・ドネツク(Donetsk)の病院で治療を受ける白血病の子ども(資料写真、2011年3月23日撮影)。(c)AFP/ALEXANDER KHUDOTEPLY 【8月11日 AFP】患者本人のT細胞(免疫細胞)を遺伝的に改変してキラー細胞とする新たな白血病治療法で、末期の白血病患者3人のがん細胞が死滅または激減したとの研究結果が10日、米医学誌「サイエンス・トランスレーショナル・マガジン(Science Translational Medicine)」と同「ニューイングランド医学ジャーナル(New England Journal of Medicine)」に同時発表され、驚きをもって受け止められている。 まだ開発途上ながら、この遺伝子導入治療は将来、卵巣がん、肺がん、乳がん、皮膚がんの患者にとっても希望の光となるかもしれない。 ■2人でがん細胞が死滅 米ペンシルベニア大(Unive
【脳研究 – reviews】 Prejudice and truth about the effect of testosterone on human bargaining behaviour (Eisenegger C, Naef M, Snozzi R, Heinrichs M, Fehr E, Nature. 2010 Jan 21;463(7279):356-9) Twitterでふと触れたところ反響が大きかったので、もう1年以上前の研究ですが改めて取り上げてみようと思います。 一般に、これまでに発表されてきたセンセーショナルな研究の数々から「男性ホルモンであるテストステロンは攻撃的(というかアグレッシブ)な行動を引き起こす」と言われてきて、一種の俗説脳科学(中には当blog言うところの「似非脳科学」も含む)の中にはそこからさらなる怪しげな言説を導き出すものも多いようです。「男
科学A Synthetic Optogenetic Transcription Device Enhances Blood-Glucose Homeostasis in Mice これまでにも薬剤を使った遺伝子発現スイッチシステムはあったのだけれども、それを光の照射でやろうという話。オプトジェネティクス(光遺伝学)という最近急成長中の技術だとか。 オプトジェネティクス――それは、光学と遺伝学を組み合わせた、まったく新しい格闘技である。うおおおおおおおおぉぉぉーーーーーーっ! メラノプシンという光感受性タンパク質がある。7回膜貫通型のGタンパク質共役受容体。これは体内時計の研究でも重要なんだけど、今回はツールとして使います。 論文では、ブルーライトをあてるとGLP-1が発現するという細胞を作っている。GLP-1はインクレチンとして知られる消化管ホルモンで2型糖尿病の治療薬としても使われる。
6月26 生乾きの臭いとレクター博士の話 洗濯物を天日に干せず、部屋干しにしていると何か雑巾のようないやな臭いが残るのは、梅雨時の悩みのひとつでしょう。先日、花王からこの臭いの原因を解明したという発表がありました。これによれば臭いの原因となるのはモラクセラ・オスロエンシス(モラクセラ菌)という細菌で、タオルや衣類などに広く棲んでいるということです。彼らが作り出す臭い成分は4-メチル-3-ヘキセン酸だそうで、カルボン酸と不飽和結合を持っていますから、有機化学者のみなさんなら「こりゃ臭そうだ」と思える構造でしょう。 4-メチル-3-ヘキセン酸 しかしこの化合物名、どこかで聞いた記憶があるなと思っていたのですが、かのサイコサスペンスの傑作「羊たちの沈黙」に登場する、天才精神科医にして連続殺人鬼であるハンニバル・レクター博士のセリフに出てきたな、と思い当たりました。が、文庫本を探してみたところちょ
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