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ブックマーク / eulabourlaw.cocolog-nifty.com (105)

  • 鯨岡仁記者@朝日のまっとうな認識 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    今朝の朝日新聞の「安倍政治 その先に」という記事に、こんな出し遅れ感溢れる一節が、 ・・・周辺には危惧もあった。連合の傘下にあり、派遣社員や管理職などでつくる全国ユニオンの会長、鈴木剛氏は「民主党の姿勢、やばいな」と感じていた。幹部の言動から、財政は増税、金融政策は引き締めをしたいのが透けて見えた。「民主党政権時代の悲惨な株価、悲惨な円高が止まった。そこは勝負がついているとしたいいようがないのに」・・・ そのあたりのセンスについては、その朝日新聞の中にもこういう疑問を持っている記者がいたようです。ツイートから。 https://twitter.com/KujiraokaH/with_replies 民主党などはアベノミクスを「新自由主義だ」と批判しました。うちの紙面でもそういう論調の記事が多く見られました。社内の議論でも、多くの先輩らがそういう認識を持っていました。 アベノミクスは新自由主

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    Nean
    Nean 2019/11/09
  • イエスマンを作り出したのはあなた方ではないのか? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    例によって、内田樹氏の壮大なブーメラン的言説をからかうエントリです。中身に新しいことは一つもなく、すべて過去のエントリに尽くされていますが、内田氏が性懲りもなくこういうことを口走るので、 https://dot.asahi.com/dot/2019042500087.html (「イエスマン」をつくり出した就活の罪は大きい 思想家・内田樹の助言) 就職活動で「即戦力」という言葉を耳にするようになったのは、1990年代以降のことだ。この頃に企業の人材育成のあり方が変わったのだと思う。 それまでの経営者は大学にあまり専門的な知識や技能の教育を求めなかった。 「専門的なことは入社してから教えますから、大学では語学と一般教養をしっかり教えてください」。経営者たちからはそういう言葉をよく聞いた。 それが変わった。研修をスキップしてすぐに仕事ができる「即戦力」を求めるということは、「人材育成コスト」を

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    Nean
    Nean 2019/05/05
  • OECDの『日本の教育政策』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    何だか文部科学省が炎上状態のためなのか、マスコミではあまり取り上げられていないようですが、OECDが昨日『日教育政策』の評価報告書を発表したようです。 http://www.oecd.org/education/education-policy-in-japan-9789264302402-en.htm http://www.oecd.org/education/Japan-BB2030-Highlights-Japanese.pdf教育制度は、児童生徒と成人の両方において、OECD 諸国でトップを争う高い成果を生ん でいます。しかしながら、軽視できない経済的および社会人口学的な問題によって、この卓越 したモデルの維持可能性が疑問視されています。 それはどういうことかというと、 日教育制度の成功を語る上でひとつ極めて重要な特徴が、子どもたちに非常に包括的(全人的)な教育

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  • 「日本はなぜここまで教育にカネを使わないのか」への答え - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ニューズウィーク日版に、舞田敏彦さんによる「日はなぜここまで教育にカネを使わないのか」という文章が載っています。 http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/09/post-8491.php ブログでも再三取り上げてきたOECDのデータ等を使って、「日はいかに教育にカネを使わないのか」を提示しているのですが、文章を最後まで読んでも、「日はなぜここまで教育にカネを使わないのか」という問いかけもなければ、「それは・・・・だからだ」という答えも書かれていません。 まあ、タイトルは編集部が勝手につけたのかも知れないので、舞田さんの責任とは言えないかも知れませんが、タイトルを見て答えが書かれていると思った人の欲求不満を、僭越ながら拙文を引用して少しでもなだめてみたいと思います。 昨年『POSSE』32号に載せた「日型雇用と日型大学の歪み

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    Nean 2017/09/24
  • 大学中退の社会的意味 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    なんだか、大学中退すると言っている学生さんが話題のようですが、こういうのを見ていると、嗚呼、日はほんとに学歴社会じゃないんだなあ、と感じます。 欧米ジョブ型社会では、基的に学歴とは職業資格であり、その人間の職務遂行能力であると社会的に通用する数少ない指標です。なので、学歴で人を差別することがもっとも正当な差の付け方になります。 他の差の付け方がことごとく差別だと批判されるポリティカリーコレクトな世界にあって、ほとんど唯一何の疑いもなく堂々と人の扱いに差をつけられる根拠が、職業資格であり、職務遂行能力のまごうことなき指標たる学歴だからです。 みんなが多かれ少なかれ学歴そのものを直接の能力指標とは思っておらず、人間の能力ってものは学歴なんかじゃないんだよ、という言葉が半ば音の言葉として語られ、そうはいってもメンバーとして受け入れるための足切りの道具としては使わざるを得ないねえ、と若干のや

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    Nean 2016/09/19
    エントリよりなが~い御高説コメントがついておる^^;。欧州みたいな話だと、たとえば家柄によるアレコレみたいなヤツもあったりして、もちっとヴァリエーションに富んだ「差別」があるんぢゃないかしら。
  • それってますますインターンじゃなくなる - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    いつぞやの(○○さん、お元気でしょうか?)呼びかけの必要もなくと思いながら、心より「はまちゃん先生!はりきってどうぞ~」と思っておりましてエントリには喜ばしく存じました。 「・・・仕事を覚えるためには・・・」は、供給側に責任があるのか?需要側に責任があるのか? すくなくとも「今」を絶対値される供給側に説教しても、それはそれを生業とできる情報時代となった証左を示しただけのセールストークでしょと?理想主義を使った対立のポジショントークに思えてしまう残念さ藻感じるのはわたくしだけでしょうか? 云わんとされることは重々承知しているますが、相対ですから。 しかし、これこそ情報ツールに依存する「今」なのでしょう。 念のためご参考まで、非日系企業でよく見られるインターンシップ(学生アルバイト)は次の2種類です。 ①サマー・インターン(夏休みの2-3ヶ月を利用してフルタイム就業。短期間だが格的な実務経験

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    Nean 2016/08/30
  • あのIMFが日本に賃上げを要求 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    いやいや、IMFといっても今はインダストリオールになったかつての国際金属労連じゃないですよ。 悪名高きインターナショナル・マネタリー・ファンド。 構造改革の名の下に賃金をむりやり引きずり下ろさせることを至上命題としてきた(はずの)あの国際通貨基金です。 そのマネタリーな方のIMFが、こともあろうに、日に賃上げを求めようとしているという、ブルームバーグの記事。和文と英文両方あります。 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-08-14/OBSADF6TTDS801(IMFが日に求める急進的賃金戦略、70年代の米所得政策とは真逆) http://www.bloomberg.com/news/articles/2016-08-14/imf-s-radical-wage-plan-for-japan-turns-nixon-policy-o

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    Nean 2016/08/25
  • 「死ぬ気で仕事をしろ」と「葬式はいやだなあ」の間 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    yellowbellさんの「背後からハミング」に、その昔労使懇談会のときに実際に遭遇した話が載っています。そのやりとりがあまりにもリアルなので、思わず全文引用してしまいます。 http://d.hatena.ne.jp/yellowbell/20100225(死ぬ気と擬音と二つの葬式 ) >営業部長「上半期スタートは極めて低調で、来月までに取り返しておかないと夏のボーナスは出ない」 書記長「巻き返しのための具体的方策はあるのか」 営業部長「それは君たちが死ぬ気になってもらうしかない」 委員長「前期の追い込みで現場の疲労はたまっている。死ぬ気と言うが、当に従業員が過労死すれば企業にとってダメージになる」 総務部長「大げさだ。あの程度の働きで死ぬことはない。まず死ぬ気を出してから、死にそうだと言ってもらいたい」 書記長「話が抽象論になっているが、再度聞きたい。巻き返しのための方策はあるのか」

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    Nean 2016/08/13
  • EUはリベラルかソーシャルか? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    今日(もう昨日ですが)はイギリスのEU離脱国民投票で世界中大騒ぎでしたが、EU労働法政策などというタイトルを掲げているブログからすると、いろいろと感じるところがありました。 もともとEEC(欧州経済共同体)は名前の通り市場統合を目指すもので、ほとんどソーシャルな面のないリベラルなもの。 かつて労働組合がえらく強かった頃のイギリスは、保守党政権時代に勝手にECに加入したのはおかしいといって、1975年に労働党政権が国民投票をやり、離脱票が少なかったので残った経緯があります。ソーシャルなイギリスがリベラルなECを嫌がってた時代。ちなみに、いまのコービン労働党首はこのときの離脱派。 ところが、サッチャーが政権について、労働組合は徹底的にたたきつぶす、最低賃金から何から労働法護法は廃止する、福祉も住宅教育も片っ端から叩く。ぼこぼこにぶん殴られた労働組合は泣きながらEUに駆け込んで、助けてくれと

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    Nean 2016/06/26
  • 第4の矢は賃上げ@IMF - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    IMF(国際通貨基金)のスタッフが、日に「第 4 の矢を放つ準備を」求めています。第4の矢とは賃上げです。 http://www.imf.org/external/japanese/np/blog/2016/031416j.pdfがデフレから決別するには賃金上昇が必要である―これは全ての人が同意すると ころです。1995 年から正社員の賃金は僅か 0.3%しか上昇していません!たとえば、 利益が史上最高を更新したトヨタ自動車が 2015 年に決めた基給の引き上げは 1.1% です。また経団連に加盟する 219 社の平均は 0.44%にすぎません。和製英語で「ベー スアップ」と呼ばれる基給の上昇は久しく実現していないのです。・・・ なぜ日が賃金デフレに陥ってしまったかについてはこう的確に分析しています。 IMF スタッフの行った分析は、賃金が伸びなかったことには構造的な原因があ

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    Nean 2016/03/22
  • 未だにこんな議論がまかり通っているのか・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    例の愛知県のブラック社労士については、既に山のように論評されているので特にコメントすることもないのですが、それにこと寄せてインチキな議論を展開する手合いが依然として後を絶たないようなので、やはり一言なかるべしということで。 https://news.careerconnection.jp/?p=19774 (ブラック社労士の出現は「正社員解雇の厳しさ」が原因か? 再発防止は「金銭解雇の法制化」との意見も) 一連の騒動に対してネットでは、あらためて「これは酷い」と批判が出ているが、このような社労士が現れる背景には「正社員の解雇の厳しさ」があるという指摘する声もあがっている。 「経営者が当に必要と考える場合であっても、安心して解雇ができないから、逆に半ばいじめのような退職勧奨になってしまいがちということである」 現実社会で生きている人なら誰でも知っているとおり、日の労働社会における解雇のし

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    Nean 2016/01/10
  • ブラックバイトが問いかけるもの@『労基旬報』2015年8月25日号 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    『労基旬報』2015年8月25日号に「ブラックバイトが問いかけるもの」を寄稿しました。 タイトルから想定される中身よりも、数段皮肉の効いたものになっているのではないかと思います。 http://homepage3.nifty.com/hamachan/roukijunpo150825.html 2012年に今野晴貴『ブラック企業』(文春新書)が刊行されて以来、労働論壇の注目トピックはブラック企業問題でしたが、最近そこにブラックバイトという言葉が付け加わったようです。今年4月に刊行された大内裕和・今野晴貴『ブラックバイト』(堀之内出版)も話題を呼び、厚生労働省も今年3月には「アルバイトの労働条件を確かめよう!」キャンペーンを実施し、6月には 「アルバイトの労働条件」について労働基準局長と大学生の座談会が開催されるなど、政策課題としても注目されつつあります。 ブラックバイトとは、「学生であるこ

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    Nean
    Nean 2015/08/21
  • 実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関の制度化に関する有識者会議 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    文部科学省に標記の長い名前の有識者会議が設置され、すでに10月7日に第1回が開かれていたようです。 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/061/gijiroku/1352719.htm ここに提出されている冨山和彦さんの資料が大変刺激的で、事務局提出の歯に衣着せた表現をぶちかますような生々しい台詞が満ちています。 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/061/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2014/10/23/1352719_4.pdf 番は6ページあたりからで、 職業訓練の高度化を専門学校、専修学校の看板の架け替えに矮小化すべきではない! 極一部のTop Tier校・学部以外はL型大学と位置づけ、職業訓練校化する議論も射程に! 大

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  • 「ハローワークは嫌い、ダサい、行きたくない」そんな就職できない若者がハマる大手就職サイトの罠 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ダイヤモンドオンラインの記事ですが、 http://diamond.jp/articles/-/56458(「ハローワークは嫌い、ダサい、行きたくない」そんな就職できない若者がハマる大手就職サイトの罠) 「ハローワークってなんかダサいよね」 「なんかオジサンがオジサンの就活の世話をしている感じ」 「陰気で暗いイメージ」 「年配者が通うところでしょ?」 私が就職支援で関わった方々は、これまで就職が上手く行かなかった20代の男女がメインでした。一般的な統計は分かりませんが、少なくともそのほとんどの方がハローワークを敬遠していました。その主たる理由は、冒頭でご紹介したとおりです。 この後、具体的にハローワークと大手就職サイトの違いについて説明していきますが、読んでいくと、『若者と労働』で引用したあの学生たちの言葉が浮かび上がってきますね(p78~)。 http://sociologbook.ne

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    Nean 2014/07/24
  • 労働基準法の根本構造がいかに理解されていないかの実例 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    現在一番活発な労働法学者である大内伸哉さんですら、それを「労働時間規制の核」だなんて全然思っていないのですから当然とも言えますが、でも半世紀以上昔に作られた日国の労働基準法の根構造は「労働時間の上限規制を無視されたらどうするの?」という問いに対する答えをちゃんと用意してはいるんですよ。 https://twitter.com/hahaguma/status/475084605922344960 で、労働時間の上限規制を無視されたらどうするの? http://www.anlyznews.com/2014/06/blog-post_782.html … 「経営者を死刑に」しなくとも、罰則規定の可能性はあるはず。 可能性も糞も、そもそも残業代などという枝葉末節以前に、物理的労働時間を規制している我が日国労働基準法は、その物理的労働時間の上限を無視した使用者に対して、ちゃんと罰則を用意してい

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    Nean 2014/06/08
  • 古市くん、チョーまともじゃん - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    例の「今後の経済財政動向等についての集中点検会合」に「有識者」として出席した古市憲寿さん。ネット上では誰の代表のつもりだ・・・とかなりな言われようでしたが、公開されたその議事録を読んでみると、実にまっとうな議論を堂々と展開しています。 冒頭「今日は、若いというだけで呼んでいただいたと思うので、できるだけ若者とか現役世代目線の利害を代表したようなことを言いたいと思う」と、謙遜めいた言い方をしていますが、どうしてわかってない下手な大人よりもずっと立派にまともなことを言ってますよ。 http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/tenken/01/gijiyoushi.pdf ・・・そもそもなぜ消費税を上げるのかという議論に対して、余り根的な議論がされていないように思う。すごく後ろ向きの意見が目立つと思う。 ・・・3点目が一番重要だと考える

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    Nean
    Nean 2013/09/04
    《OECDの28カ国の経済成長の要因というものを分析した資料であるが、その分析によると、実は保育サービス、子育て支援こそが実は経済成長にとってプラスの影響を与えている》、その他いい感じ。
  • 中小企業ではスパスパ解雇してますよ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    世間では解雇規制の議論が盛り上がってきているそうですけど、何にせよ、日社会の現実の姿からかけ離れた思い込みを前提に議論がされたのでは、あらぬ方向に走って行くばかりですので、 https://twitter.com/Sgt_Doraemon/status/315093544815697922 役に立たない人間を雇い続けなければいけない負担は中小企業には相当なもの。 解雇できないから、簡単に雇用も出来ない。 それはどこの国の中小企業なのでしょうか。多分、年間数十万件の労働紛争が労働裁判所にやってくるヨーロッパ諸国なんでしょう。 少なくとも、私が日の労働局のあっせん事案を調べた限りでは、こういうのが日解雇の現実の姿ですけど。 ・10185(非女):有休や時間外手当がないので監督署に申告して普通解雇(使は業務対応の悪さを主張)(25 万円で解決) ・10220(正男):有休を申し出たら「う

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    Nean 2013/03/24
  • 何で日本の左派なひとは「成長」が嫌いか - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    メモ書きとして: ジョブ型社会では、経済成長すると、「ジョブ」が増える。「ジョブ」が増えると、その「ジョブ」につける人が増える。失業者は減る。一方で、景気がいいからといって、「ジョブ」の中身は変わらない。残業や休日出勤じゃなく、どんどん人を増やして対応するんだから、働く側にとってはいいことだけで、悪いことじゃない。 だから、ブログでも百万回繰り返してきたように、欧米では成長は左派、社民派、労働運動の側の旗印。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-5bad.html(「成長」は左派のスローガンなんだが・・・) http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-211d.html(「成長」は労組のスローガンなんだし) メンバーシップ型社会では、景気が良くなって

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    Nean 2013/02/13
  • 悪質なツイッターなりすましについて - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    先日来、ツイッター上でわたくしの名前と顔写真を騙って、誹謗的発言を繰り返し、わたくしの名誉を毀損している悪質な者がおりますが、現在、twitterに対して、このなりすましアカウントの削除を求めているところです。 https://support.twitter.com/forms/impersonation ここから報告を送ると、メールが来て、免許証かパスポートのコピーをFAXしろといってきます。もっともネット上の無料FAXサービスが利用できます。 しかし、そもそもからして、悪質な加害者が平然とふんぞりかえっているのに、被害者のわたくしがこのように努力しなければならないという非対称性に許しがたいものを感じざるを得ません。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-4158.html(【これは悪質】私の偽物に高橋洋一氏が反応し

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    Nean 2013/01/10
  • 労働基準法の「労働者」はどっちなんだよ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ネットバトルを炎上させる営業政策と思われてもなんなので、まじめに答えておきましょう。 http://twitter.com/yoniumuhibi/status/283365747839889409 日の労働者の権利は労働基準法が保障している。労働基準法は1なのに、正規労働者と非正規労働者の権利の中身は全く違う。それがおかしいことだ。労働基準法の「労働者」はどっちなんだよということ。濱口桂一郎らは権利も賃金も非正規を標準にしようとしていて、田由紀らはそれに合わせている。 まず前半の問題意識は正しい。 日の労働者の権利は労働基準法が保障している。労働基準法は1なのに、正規労働者と非正規労働者の権利の中身は全く違う。それがおかしいことだ。 だからこそ、すべての者がこの問いにきちんと答える必要がある。 労働基準法の「労働者」はどっちなんだよということ。 答えははっきりしている。 職務も

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    Nean 2012/12/29