「セブンイレブン(セブン-イレブン・ジャパン)」で扱う高級PB(プライベートブランド)「セブンゴールド」のカップ麺は、日清食品が供給しています。「すみれ 札幌濃厚味噌」「山頭火 旭川とんこつ塩」などの価格は278円(税込み)で、日清の高級カップ麺の「ラ王」より3割も高い。なぜ看板商品を脅かすようなPBを手がけることを決めたのでしょうか。 安藤:セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長から、「セブンゴールド」で高級カップ麺を作るので、「価格は高くてもいいから、品質が良くておいしい、最高のものを作ってほしい」と要請されたからです。 当社のインスタントラーメンは誕生してから今年で56年目を迎えますが、最初の50年間は製麺の基本技術はあまり進化していませんでした。でも50年くらい経ってから様々な新技術が次々に生まれてきた。三層麺製法や太いストレート麺を作る技術などが進化して、インスタントラーメ
![日清が「ラ王」より高いセブン専用カップ麺を作る理由:日経ビジネスオンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/05f492a9ba706b05ca8fd61b1840b099fb59fdc9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbusiness.nikkeibp.co.jp%2Fimages%2Fn%2Fnbo%2F2011%2Fcommon%2Fnbologo_ogimage.png)