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ブックマーク / www.virtual-pop.com (17)

  • 自作音源を販売する為の音楽系アグリゲータまとめ(2009.2) – 音極道茶室(旧アーカイブ)

    先日お伝えした通り、音極道名義のiTS配信が無事始まった訳ですが、配信の際どのアグリゲータを選択するか、というのが自分にとっても非常に悩みどころだったので、エントリとしてまとめておきます。 “iTunesStoreに曲を配信できる”アグリゲータ、というのを一つの目安にしてピックアップします。 [国内] BounDEE 近年台頭著しいアグリゲータらしく、サンレコ2009年2月号の特集記事でもしょっぱなに紹介されてました。WEBサイトを見る限り、アグリゲータというより殆ど『レーベル』化してる印象。スペースシャワーTV系列の資金力をバックに、米国大手アグリゲータであるIODAと業務提携するなど大掛かりなビジネス展開。 BounDEE取締役である福岡智彦氏のサンレコインタビューを読んでも、意図的に「レーベル」的役割を担っていこうという理念が読み取れます。 国内アグリゲータとしてはおそらく一番充実し

  • 『WEBミュージシャン』宣言 – 音極道茶室(旧アーカイブ)

    ここしばらく開店休業状態だった当ブログですが、更新を再開します。家サイトの『音極道』の方も近々リニューアルオープンします。 で、いろいろ思うところがあり、唐突ですが日より格的に「生業として」音楽活動をスタートしようと思います。活動名義はサイト名である『音極道』をそのまま使用することとしました。 なお、今後自らの音楽活動に関するエントリーは新ブログ「音極道 Music Hacks」の方にリリースしていきますのでこちらも併せてよろしくお願いします。 以下、活動指針をニコニコ宣言に倣って宣言してみます。 第一宣言 一切の音楽出版社、音楽レーベル等に所属しません 音楽制作コストが劇的に低下し、WEBを利用したプロモーションもある程度機能する様になってきた昨今、もはや「音楽出版社」「音楽レーベル」の存在意義は失われつつあります。 「ポスト・レーベル」時代のモデルケースとなる様、制作・プロモーシ

  • JASRAC改革の理想形 – 音極道茶室(旧アーカイブ)

    4月23日、 公正取引委員会が独占禁止法の疑いで日音楽著作権協会(JASRAC)に立ち入り検査したというニュースはちょっとしたサプライズだった。 そして、案の定というか、多くのブログやニュースサイトがこの件に言及している。 しかし、いつもJASRAC関連の話題になると、どうも話が散漫になってしまう印象があって煮えきれない。著作権や音楽ビジネスに対する理解レベルがバラバラなまま発言者ばかりが増えてきて、結局議論が噛み合わないで収束するというパターンが多すぎる。 そこで、このエントリーではちょっと視点を変えて、JASRACの現状を踏まえた上で、じゃあどのように改革するのがベストだろうか、という方向から、「JASRAC改革の理想形」について考察してみたいと思う。 JASRACがまるですべての著作権問題の元凶であるかのごとく忌み嫌われる様にになって久しいが、JASRAC批判のポイントは大きく分け

  • 音極道茶室: 日本人は「ゆがんだ著作権意識」で洗脳されている

    森進一の「おふくろさん」を巡って、作詞をした川内康範が「歌詞を勝手に改変した」と激怒しているいわゆる「おふくろさん騒動」。 この騒動はいまだに収束していない様だが、この件に対する世論の反応が興味深かった。 一言で言えば「意外」だった。 まず、たまたま目にした幾つかのテレビ番組では、明らかに「川内氏擁護」の論調だった。それ以外の多数の番組でも、判断には踏み込まず単なる「揉め事」として面白がっている様なニュアンス。明確な「森進一擁護」の論調は見当たらなかった。 テレビ以上に意外だったのがネットの反応。ネットでも森進一擁護の論調はかなり少数派。 あのたけくま先生でさえ、明確に「川内氏支持」を表明 。 川内氏に批判的なスタンスなのは、自分が目にした限りでは小倉弁護士 くらいか。 日頃からラジカルな改変パロディを好み、JASRACなどの権利団体を露骨に嫌悪する2ちゃんねるの様な場でさえ森進一を明確に

  • 首相官邸WEBサイト+メルマガで7億2千万はありえない – 音極道茶室(旧アーカイブ)

    社民党は個人的に大キライだけど、これに関してはしごく真っ当な批判なんじゃないかと思った。 過剰広報予算:小泉メルマガ、官邸HPに年間7億円超 もし自分が意見を求められたとしたらやはり「有り得ない」と答えると思う。 少なくとも、都知事の出張宿泊費が26万だったとかいうショボイ金額のツッコミよりは意義があるんじゃないか? しかし、この額は妥当とR30氏が主張している。 [R30]: コンテンツ品質とIT活用のコストはタダではありません これはWEB屋の端くれとして検証せずにはいられない。 ちなみに毎日の記事によれば、7億超というのは具体的には最少7億2055万~最大7億7543万円。 最小金額の7億2千万をベースに検証してみよう。 まず首相官邸WEBサイトを見てみる。 Microsoft Visioの自動サイトマップ生成機能を使って首相官邸サイトのページ数をざっと調べてみると概ね260ページ~

  • CBSがYouTubeを白く塗り始めている – 音極道茶室(旧アーカイブ)

    前エントリーで、YouTubeとCBSとの提携内容が後に重要な意味を持つ可能性について書いた。無許諾アップロードを著作権者が事後承諾する可能性を残す画期的なものだと。 しかし、言い換えるとそれはあくまで提携内容から「期待できる」という話であって、その後CBSが実際にどう振舞うのかが重要であった。実際のところどうなのか。 結論から言うと、ここまでのところCBSは予想を超えて革新的で大胆に振舞っている様に見える。これまでの提携企業とは明らかに違う様だ。予想以上にYouTubeユーザのコミュニティを尊重し、好意的に接している。アメリカ三大ネットワークの一角を担うメジャー企業が、ここまで柔軟な姿勢を打ち出せる事が驚きだし、アメリカはやっぱりスゲー国だと改めて思わずにいられない。 個人的に最も興味深い出来事が10月末に起こった。 The Silent Patriotというアカウント名のユーザが,Yo

  • YouTubeがネット社会にもたらした2つの「戦果」 – 音極道茶室(旧アーカイブ)

    YouTubeがGoogleに16億5000万ドルで買収された。 ちらほらと噂が流れていたとは言え、このニュースに驚かなかった人はいないだろう。 初代Napster台頭から始まった、「著作権ビジネスにおける既得権勢力と新興勢力とのせめぎ合い」という視点で見た場合、今回の落とし所は間違いなくハッピーエンドであり、YouTubeは大きな2つの「戦果」をネット社会にもたらしたと思う。 1つ目の「戦果」は、YouTubeが16億5000万ドルという具体的な「存在価値」を歴史に刻んだ事だ。 初代Napsterの消滅以降、著作権ビジネスというフィールドでは「革命」は起こせないという諦めムードが支配していた。Napsterの件が無かったならば、iTMSだってもっとラジカルな戦略をとっていたかもしれない。Napsterの失敗の記憶は、多くの新興ビジネスを萎縮させ、より「安全な道」を選択させてきた。 しかし

  • ised倫理研第7回議事録を読み解く(後編) – 音極道茶室(旧アーカイブ)

    前編はこちら。 前編では「共通ID構想へのカウンター」の途中だったが、当初の予定を変更して共通IDについての言及は最後段にまとめる事とし、倫理研の議論の中で特に興味深かった部分にフォーカスを絞りたいと思う。 「オルタナティブとしてのネット空間」は不要なのか 倫理研第7回の議論が面白いものになったのは、東氏が小倉さんの問題提起を「倫理研のテーマに近づけるために」再定義したのが大きいと思う。これはGood Jobだと思った。 具体的にはこの部分。 東浩紀 議論を整理しましょう。ネット上の言論、北田さんの表現を使えば CMC(Computer Mediated Communication)ですが、その価値を評価するときにふたつの立場があるわけです。 それを現実空間からの自律性において評価するか、それとも自律性はむしろネガティブにしか働いていないと 考えるか。白田さんの場合は前者で、自律性を評価し

  • 小倉弁護士提唱の共通ID論争はなぜ混迷するのか – 音極道茶室(旧アーカイブ)

    前エントリーの続き、に入る前に。 これは最初に言及しておくべきだったかもしれない。 小倉先生が理想とする「ネット社会」は、厳密には2つのレベルに峻別できる。 「訴訟が円滑に行える程度にトレーサビリティが保証されているネット社会」。これが「レベル1」。 「批判が的外れだった場合には社会的評価が低下するというリスクを発言者が常に負うネット社会」。これが「レベル2」だ。 この「2つのレベル」は同じ次元では語れない。議論の上で慎重に区別すべきポイントだ。「2つのレベル」を両方認識している人同士の議論であれば、肯定派であれ否定派であれそれなりに議論は噛み合うのかもしれない。 しかし、「レベル1」の部分だけを見て「そんなにおかしな意見じゃない」と言い出す人、「レベル2」の部分だけを見て過剰に反発する人が大量に参入する事により議論は混迷を極める(そして永遠に収束しない)。 小倉先生は、プロバイダ責任制限

  • ised倫理研第7回議事録を読み解く(前編) – 音極道茶室(旧アーカイブ)

    ised倫理研第7回の議事録が3月29日にようやく公開された。 議事録を読んだ感想から言うと、「めちゃめちゃ面白かった」の一言に尽きる。 isedの議論の中でも特に盛り上った部類に入るんじゃないかなあ。少なくともオグリンウォッチャーとしては実に興味深い内容だった。 「共通ID小倉案」としてこれほど詳細に纏まっているテキストもこれが初めてだろうし、それに対する代表的な反論の数々もこの議論の中に凝縮されている。加えて、これまでの小倉先生には見られなかった注目発言も幾つか見られた。 正直中身が濃厚過ぎて(笑)この議論を整理するのは少々荷が重いのだが、なんとか私なりのレベルでこの興味深い議論を読み解いていこうと思う。長文になりそうな予感。 小倉式共通IDの概要 議事録の冒頭は、小倉先生の講演から始まる。ここでは「小倉式共通ID」案の概要が語られている。今回のised議事録を元に、あらためて箇条書き

  • 音極道茶室: 日本のインターネット、マジやばくね?

    結論から言うと、「かなりやばい」感じ。 実際、今の日のインターネット中枢を支えるリーディング企業TOP達は相当深刻な危機感を抱いているみたいだが、その危機感がイマイチ一般人には伝わってこない。 しかし、内情を知るにつれ、その「深刻さ」が我々にも実感できる。以下、技術的な話に疎い方でも状況が理解できる様、できるだけ噛み砕いて解説を試みる。 まず予備知識として。アメリカのインフラ事情についてもこんな記事が。 オンラインでも「交通渋滞」の懸念–ビデオ配信量の急増を受け(CNET) 要するに、ブロードバンドコンテンツが格的に普及してきた影響で、プロバイダの回線容量がもーすぐパンクするかも増強費用どうしてくれんだよやべーよって話。日も根的には同じような話なんだけど、日の場合さらにお国事情が問題を深刻にしてる。その点については後述。 で、アメリカの状況に関しては、michikaifuさんの記

  • 「悲しいとき」ミクシィ編 – 音極道茶室(旧アーカイブ)

    「確かにオレはmixiに招待されていないが、それはオレがmixiに入会することを望んでいないからだ。その気になれば誰かに声をかけて入れてもらえるんだ。だから悲しくも無ければ寂しくも無いんだ。」 そう自分に言い聞かせる瞬間が私には存在します。 それと、個人的に悲しいのはコレですわ。 「アクセス解析でmixiからのアクセスがあったけど、自分がmixi会員でないからその日記が見れないとき」 Amiさん> あー、偽有名人ネタも候補にはなってました。 にせヒロシっすかー。読んで笑ってたっつーか、内心やべーと思ってたんじゃないでしょうか。そんなんやっても楽しい事なんかないっすよね。多分。 しが研さん> 私の場合、さんざん招待しておいて自分のmixi熱が冷めてしまったっつー。申し訳ナサス 最近は、またネット上の知り合いが多数参入してきたおかげでちょっと盛り上がってきましたよ。ええ。 音獄童さん> え?な

  • 「有り得ない」選挙結果がもたらしたもの – 音極道茶室(旧アーカイブ)

    ここまで自民党が圧勝すると誰が想像しただろうか。 普通に考えて「有り得ない」結果だったと誰もが認めざるを得ないだろう。 東京比例区で名簿順位30位までの全候補者が当選し、さらに1議席分の得票を余してしまった為に社民党の保坂展人氏が繰り上げ当選したというエピソードが象徴的だ。 ちなみに余談になるが、保坂氏の当選はまさに奇跡。なんと保坂氏の社民党名簿順位は1位ではなかった。名簿順位1位は中川直人氏だったのだが、東京9区との重複立候補だった中川氏は小選挙区で10%の票を得る事ができず当選資格を失った。社民党比例単独の泡沫候補に運命の女神は微笑んだのだ。 さて、今回の選挙で確かに民主党は惨敗した。 そして、数字上では自民党が「圧勝」した。 しかし、自民党議員達は喜びの一方で背筋に寒気を感じているのではないだろうか。人は想像だにしなかった現実を目の当たりにした時、能的に恐怖する。 例えて言えば、ア

  • ホリえもんはフツーに当選する – 音極道茶室(旧アーカイブ)

    というか、表題のような見解がネット上でもメディアでもほとんど皆無?なのに驚く。(それとも私がたまたま目にしていないだけなのか?) 著名ブログでは、R30氏のエントリー「政治ホリエモンをなめてはいけない」が異彩を放っているが、この記事も裏を返せば「政治ホリエモンはなめられている」事が前提になっている。 選挙というのは、「どれだけ嫌われているか」は殆ど問題じゃない。 あくまで、「投票してくれる層がどれだけいるか」だけが重要だ。 前回参院選での鈴木宗男や辻元清美らの善戦を見てもそれは明らかだ。 ホリえもんは良くも悪くも存在感がデカすぎる(敢えてカリスマ性とは呼ぶまい)。その引力の強さが、「郵政民営化」の是非といった他の争点を霧散させてしまうのだ。つまり、ホリえもんを徹底的に毛嫌いするアンチであれば、たとえ民営化賛成でも彼には投票しないだろうし、その逆もまた有るという事だ。広島6区の有権者は頭

    Parsley
    Parsley 2005/08/25
     しまった。先に「当確」打たれちゃった(w
  • 小泉純一郎の人となりを示す8年前の出来事 – 音極道茶室(旧アーカイブ)

    私が小泉純一郎という政治家に強烈な印象を受けたのは、1997年の事だった。 当時、橋内閣の厚生大臣だった小泉は国会議員永年在職(25年)表彰を辞退した。 永年在職表彰を受けると、国会議員には2つの特典が与えられた。 ひとつは、国会が100万円出して画家に肖像画を描かせ、国会の委員会室に飾ること。 もう一つは毎月30万円の特別交通費支給だった。 しかし小泉は 「自分が国会議員をやってきた25年間のうちに国の財政も悪化してきた。その責任を担っている自分が表彰を受け、特典を得るのはおかしい」という理由で、来堂々と受け取れるはずだった「名誉ある特典」を自ら拒否したのだった。 月額30万円というと大した事無い様に感じる人もいるかもしれない。しかしこの年額360万円の特別支給は非課税で、しかも引退後も終生支給を受けられると言うまさに国会議員の「既得権益」そのものだった。 実際、この「既得権益」を自

  • 音極道茶室: 日本で最もGoogleページランクの高いサイト:

    前エントリーのコメント欄にて、風見敬吾さんから日語サイトで最もページランクの高いのは慶応大学WEBサイトのランク9ではないかとご指摘いただいた。 どうやらご指摘の通りの様で、Wikipediaには 日では慶應義塾大学のトップページのランク9が最高となっている。 と明記されていた。(ちなみに東京大学のサイトも調べてみるとランク9だった。) Wikipediaを参照する事はしばしばあるが、大概自分の不得手な分野の予備知識を得る為で、Googleに関しては、身の回りに参考書籍などが比較的揃っている事もあって盲点だった。反省。 それにしても、YahooでもHotWiredでも首相官邸でもなく(いずれもランク8)、なぜ「慶応大学」なのだろうか? ページランクで高い評価を得るには、英語サイトの方がはるかに有利である。言うまでも無く世界で最も使用されている言語だからだ。そこで、慶応大学WEBサイトの

    Parsley
    Parsley 2005/07/20
    へぇ×30
  • ページランクリポート 2005/7/15 – 音極道茶室(旧アーカイブ)

    前回リポートと同様、ランクが上がったサイトは色づけしてます。特に濃いのは複数ランクUPです。 何度も言いますがページランクにアクセス数は殆ど影響を及ぼしません。どのくらいリンクされているか。リンク元のページランクはどのくらいか、ってのが最大要因であります。 いや、しかしこの界隈(どの界隈?)はランクUP度が物凄い。地道に続けていればランクは上がっていくのが道理ですが、それにしてもランク5がゴロゴロ。すごい事になってきました。 その中で、ハテナユーザのランクは今回の改変で低めの傾向がより顕著になりました。なんたって、finalventの日記や、ARTIFACTハテナ系、愛蔵太の気ままな日記、おれはおまえのパパじゃない、などの大御所系の皆様が軒並み4のままですから。 大御所と言えば、IrregularExpressionさんが遂にランクUP.なんでこんなに時間がかかったんでしょうか。不思議です

    Parsley
    Parsley 2005/07/16
    ウチは「4」に昇格。端的にありえないと思う。
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