◇「牛との真剣勝負」から分業、機械化 牛を引いてトラックから降りてくる男性、牛がいなくなった係留場を掃除する職人、水の中にひじまでつけて内臓を洗う女性たち……。大阪府中部に位置する松原市の屠場(とじょう)を撮影した写真家で映画監督の本橋成一さん(69)のモノクロプリントだ。本橋さんは、80年代と現在の屠場で働く人々を収めた写真集を今年出版する予定。屠場の撮影はいわばライフワークだ。 本橋さんは東京で公開中の映画「バオバブの記憶」など、世界各地で自然や動植物と深くかかわる人々の暮らしを記録してきた。松原とのつながりは、86年公開のドキュメンタリー映画「人間の街」の製作時にスチールのカメラマンとして、松原市立と畜場(当時。現在は南大阪食肉市場に再編)の人たちを撮影したのが始まりだ。 国内の屠場は現在、衛生上の理由や作業の効率化のために、オンライン方式で牛や豚を解体する。牛の場合、失神させた後、
2007年 日本 ドキュメンタリー 70分 監督:満若勇咲 兵庫県加古川市志方町。 ここに位置する加古川食肉センターを舞台に「牛」が「肉」になるまでの過程と、 そこで働く人々を描いたドキュメンタリー。 普段何気なく口にする牛肉が、元々、牛だったと考えながら人々は食しているだろうか? 牛を解体し肉に加工する屠場。そこで働く人たち。 彼らにとってその仕事をすることは当たり前であり、他の職に就いている人たちの仕事への考えと何ら変わりはない。 しかし、肉は食べるけれど牛をさばく人は嫌だ、という差別意識を持つ人がいる。 そしてそこには、現在も存在する部落問題が絡んでいる。 それでも、加古川食肉センターの人々は、持ち前のたくましさと人柄で、世間の風潮に負ける事なく、 牛肉を提供し続けている。 監督プロフィール - 満若勇咲 1986年生まれ。2005年4月大阪芸術大学芸術
三重県松阪市の焼き肉店「北村」が別の国産牛を松阪牛と不当表示した疑いがあるとして県が調査していた問題で、県は18日、同店が過去2年間に松阪牛として提供した9割以上が他の国産和牛だったことが分かったと発表した。 県は景品表示法違反(優良誤認)に当たるとしているが、同店は13日付で廃業しており、改善指示は行わないという。 県によると、不当表示は少なくとも平成19年1月から2月まで行われ、松阪牛として客に出した368キロのうち、実際の松阪牛は20キロだけだった。店長は「松阪牛の定義が厳格になった16年ごろから手に入りにくくなったが、代わりの肉をそのまま松阪牛のメニューで販売してしまった」と話している。2月、消費者の連絡を受けた三重農政事務所から情報提供があり、県は今月5日から同店を調査していた。
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