アメリカの新聞「ニューヨーク・タイムズ」は5日付の社説で、「最後の有能な総理大臣は小泉純一郎氏だった」と述べ、野田総理大臣に政権がめまぐるしく代わってきた流れを止めてほしいと要望しました。 社説では、「アメリカ政府は日本の度重なる総理大臣の交代にうんざりしている」と指摘しました。そのうえで、オバマ大統領は、今月下旬の国連総会に出席する野田総理を「ホワイトハウスに招いて本格的に会談するべきだ」と注文をつけました。また、「最後の有能な総理大臣は、自民党の小泉純一郎氏だった」として、その後、「5人の平凡な後継者」がめまぐるしく代わったと指摘しました。野田総理に「この流れを止めてほしい」と要望していますが、一方でリーダーシップに疑問を呈しています。