KDDIが兵庫県豊岡市と協業した「豊岡市スマート農業プロジェクト」をスタートさせた。IoTセンサーで水田の水位を計測するなど、ICTを活用した環境に良い稲作事業をバックアップする。なぜ豊岡市が選ばれたのだろうか?その理由には、国の天然記念物 コウノトリが関係しているという。 IoTを活用した「コウノトリ育む農法」とは? 見渡す限りの田園地帯を、タクシーを走らせて市の中心部に向かう。その途中、60代の運転手は「あの鉄塔の上にいますね」と、わざわざ車両を路肩に駐車して説明してくれた。人工鉄塔の上で、たしかに大きな白い鳥が羽を休めている。兵庫県豊岡市は、コウノトリの生育地の保全に地域ぐるみで取り組んでいる自治体だ。
京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は、同社が日本国内で専属契約を結ぶSigfox(シグフォックス)のIoT向けソリューションを紹介するセミナー形式のイベント「KCCS IoT Conference 2018」を開催した。既存のIoTソリューションに対するSigfoxの優位性はどこにあるのか?まとめてみよう。 低コスト・低消費電力を特徴とするSigfox Sigfoxはフランスの通信事業者であり、同社が展開するIoTソリューション向けの通信サービスの名称でもある。本稿取材時点で全世界45ヵ国に展開している。日本ではKCCSが専属契約を結び、2017年2月からサービスが始まっている。 Sigfoxが既存の通信インフラを活用したIoTソリューションに対して持つ優位性は大きく2つある。ひとつは低価格であること。1回線あたりの利用コストが年額100~700円の間に収まることから、大量のIo
「フレンチテック」という言葉をご存じでしょうか?ここ数年、フランスが国を挙げて展開している、国内スタートアップ企業を支援するキャンペーンです。スタートアップ企業にはビザの発給条件を緩和するなど、海外進出へのハードルを下げるべくあらゆる面から手厚いサポートが提供されていて、その甲斐あってかフレンチテックという言葉も、フランスのスタートアップ企業も、ここ数年で一気にグローバルに知られるようになってきました。 特に強いインパクを与えたのが、昨年の年始に米・ラスベガスで開催された、世界最大級のエレクトロニクス見本市であるCES 2017。エウレカパークというスタートアップ企業が集まる会場があるのですが、その実に3分の1近くがフレンチテックで占められていて、出店数も地元アメリカに次ぐ約180社。「フランスすごいなー」と単純に圧倒されました。 では、今年開催されたCES 2018ではどうだったかという
日本最大級の製造業IoTの専門展「第2回 スマート工場EXPO」が2018年1月17日より3日間、東京ビッグサイトにて開催される。高度なファクトリーオートメーション(FA、工場自動化)に加えて「工場内のあらゆる機器と設備」「工場と工場」を通信でつなげるIoT化により生産革新を実現する次世代型の工場の取り組み等が紹介される。 スマート工場EXPOの招待券請求(無料)はこちらから スマート工場EXPOの出展資料請求(無料)はこちらから ■スマート工場化でビジネスチャンス 「スマート工場」は、世界的に注目を集めているキーワード。ドイツ、アメリカで急速に進んでおり、日本国内でも今後、「スマート工場化」による大きなビジネスチャンスが見込まれている。本展には、前回(2017年)比で2倍となる190社が出展。製造業の生産部門、工場関係者17,000名を迎えて開催される。 ・IoT / ITソリューション
CEATEC JAPANに出展するシャープが、食べ物などを嚼む(かむ)ときのテンポを測定して健康状態を計るためのウェアラブルデバイス「bitescan(バイトスキャン)」の試作機を展示している。人工知能の技術を活用したAIoTをテーマに、デバイスとサービスの開発に力を入れるシャープだが、ヘルスケア用途を目的としたコンパクトなデバイスの開発、ベンチャー企業をパートナーに迎えた開発支援の活動も今年のCEATECで紹介している。 ■嚼むテンポに目を付けたヘルスケアデバイス「bitescan」 バイトスキャンは片側の耳に掛けて、モノを「bite=咀嚼する:嚼む」ときのテンポを測定するデバイス。Bluetoothで接続したモバイル端末のアプリに測定値がリアルタイムで表示される。デバイスの中にはシンプルに加速度センサーのみ内蔵している。 シャープはなぜこのようなデバイスの開発に目を付けたのか。担当者に
マウスコンピューターは22日、室内でも外出先からでもコントロールできる一連のIoT機器「mouse スマートホーム」を発表した。24日から発売を開始する。 ■手持ちのスマホから、室内・外出先問わず家電をコントロール 今回販売する「mouse スマートホーム」は、ルームハブと呼ぶ直径約8cmほどの小型デバイスを中心に連動させる一連のIoT機器。手持ちのスマートフォンからルームハブを経由して、関連するスマートホーム製品や複数の家電をコントロールできることが最大の特徴となっている。ルームハブを介することによって、テレビやエアコンなどの家電製品は赤外線通信で、mouse スマートホームに対応した機器はWi-FiやBluetoothで一元管理することができる。 22日の発表会に登壇したマウスコンピューターの小松社長は、「(IoTは)生活をより便利にしてくれるもの。ただし、IoTといっても幅が広すぎる
家そのものをIoT化することで、家全体が頭脳を持ったロボットみたいになること、それが「スマートホーム」だ。SF映画みたいな話だが、もはや夢ではなくなってきている。 たとえば、こんな光景を想像してみてほしい。仕事から帰宅したあなたがGoogleホームやAmazonエコーのようなスマートスピーカーに向かって、「カーテンを閉めて」と言う。すると家中のカーテンがスルスルとしまる。「明かりをつけて。明るさは暗めにね」と言うと、今度は家中の照明がちょうどよい、落ち着いた明るさに点灯する。 今度は玄関のチャイムが鳴った。「だれ?」と聞くとスマートスピーカーが「奥さんです」と答える。「開けてあげて」とあなたが言うと、玄関のドアが開いてスーパーの買い物袋を手に提げた妻が「鍵を忘れちゃった」と言いながら入ってくる。妻は「外からリモートコントロールでお風呂を入れておいたから」と言いながら、冷蔵庫に買ってきたもの
富士通は、IoTを活用した高齢者見守りサービスの検証を目的に横浜市住宅供給公社と協定を締結した。 この協定の締結により、「FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWARE(ユビキタスウェア) 居住者の見守りソリューション」を活用して、横浜市住宅供給公社の所有する賃貸物件で、2017年4月20日から6か月間にわたり実証実験を行う。 実証実験の内容は、音や温湿度のセンシングによる見守り、居住者からの緊急通報・健康相談の受付、居住者への生活状況を確認する電話をコールセンターから定期的に発信する「お元気コール」、快適な生活を支援するサポートサービスの4項目となっており、高齢居住者の満足度や効果を検証していく。 中でも大きなポイントになるのは、センシングによる見守りで、富士通独自のアルゴリズムやクラウド基盤で分析することで、居住者の生活気配の有無や熱中症レベルを見守っていく。
ライナフは20日、同社が提供する「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」が、三井不動産レジデンシャルリースの一部物件に導入されることが決定したと発表した。 「NinjaEntrance」は、インターネットや携帯電話からオートロックエントランスの開閉ができるスマートロックの原理を応用したIoT製品。既存のエントランスに後付けするだけで導入でき、遠隔解錠や権限を付与されたスマートフォンでの開閉が可能になる。 不動産の内覧の際に専用キーを仲介業者に渡したりする必要がないため、複製・紛失のリスクを低減でき、開閉履歴の保管や時間制限のついた鍵の発行も可能だ。入居者にとって安心な環境を保つことが可能になり、物件のセキュリティをより高めることができる。 入居者は従来通りの専用キーによる解錠に加え、アプリをインストールしたスマートフォンを所持していれば、近づくだけで自動で解錠することも可能。
IoT/M2M関連ソフトウェア企画開発・販売を手がけるアプトポッドは、1月18日から20日までの3日間、東京ビッグサイトで開催される「第9回オートモーティブワールド/第5回コネクティッド・カーEXPO」に出展する。 ブースでは、自動車計測・解析向けSaaSソリューション「Visual M2M for Automotive Professional」をデモを交えながら紹介。リアルタイムなリモート計測、データ管理、CANデータの物理値変換およびデータ解析など、自動車産業におけるデータ計測、解析までのワークフローをワンストップで提供する。 また、リアルタイムなコネクティッドカー環境を実現する双方向データストリーミングPaaS基盤「intdash」を紹介するほか、車載ターミナルハードウエア製品、および新製品のコンセプト展示などを行う。 《纐纈敏也@DAYS》
このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日本のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年10月時点の調査。
「養蜂では巣箱の内検と内検の間の期間がブラックボックスになっていました。これを入れることによって内部温度などの異常がわかるようになりました」 7月29日~31日に東京・銀座で開催されていた「はちみつフェスタ 2016」。会場では全国から集まった養蜂家など44団体が自慢の蜂蜜を販売していた。そのなかのひとつALL JAPAN HONEYは非加熱にこだわり、地域性を重視した養蜂家の販売チームだ。ここに展示されていた「BeeSensing」は、養蜂家のためのIoT&AIデバイスだ。開発と販売を手掛けるベンチャー企業アドダイスの代表取締役社長・伊東大輔氏は、ブースのテーブルに置かれたデバイスを示しながら冒頭のように話した。 もともと同社は、人と人、人とモノなどイベントの関係を管理するソーシャル技術、位置情報のロケーション技術、モバイル端末、これらをすべてネットワークで連携したうえで、人工知能による
IoT(Internet of Things)関連製品を販売するソフトバンクのプラットフォーム「+Style」のラインナップに、新製品が追加された。都内で26日に開催された記者説明会では、10を超える製品が登場。人気商品はソフトバンクショップや、ワイモバイルショップで販売していく予定だ。 EGGPLANTが提供する「Move it」は4種類のトレーニング器具がIoT化された、4 in 1フィットネスデバイス。RESISTANCE BAND(チューブトレーニング)、JUMP ROPE(縄跳び)、AB WHEEL(腹筋を鍛えるローラー)、PUSHUP STAND(腕立て伏せ)を利用できる。1対のハンドルを各器具に付け替えることで、それぞれのトレーニングにおける実施回数、消費カロリーなどのデータを取得できる。データは、ひとつの専用アプリで一括管理できる仕様だ。 エクササイズが続かない理由には、場
国内企業における「IoT」(モノのインターネット)への取り組み姿勢について、ガートナーが最新結果を発表。具体的な推進体制を整備できている企業は、昨年からほぼ横ばいで、10.1%に留まっていることが明らかとなった。 昨年2015年の調査においては、「IoTの推進体制を確立させている」8.5%、「現在準備中(1年以内に実施)」16.7%との回答が寄せられていたが、今年2016年の調査でも「IoTの推進体制を確立させている」10.1%、「現在準備中(1年以内に実施)」15.7%と、その比率に大きな変化がなかった。準備中だった企業のほとんどが、体制を構築できなかったことを意味する。 また、同時に行われた意識調査で「IoTに対する期待や不安」を企業に聞いたところ、「社内の変革を推進する」が60%近くある一方で、「いまだにどこから手を付けてよいか分からない」とする回答も4割近くあったという。 これにつ
近年、ペットに装着するデバイスが数多く販売されている。Anicall(アニコール)の「つながるコル」、イヌパシーのIoTウエアラブルデバイス「INUPATHY(イヌパシー)」などもそのひとつ。犬の行動パターンや気持ちを判別できるというものだが、ポイントはセンシング技術によって様々なデータが集まるという点だ。時間、犬の年齢、犬種、環境の違い……、ビッグデータの分析が様々なきめ細かいサービスに活用できそうだ。富士通 ユビキタスIoT事業本部ホームIoT事業部の三ツ山陽子氏によると、これらのデータは獣医界からも注目されているという。 今回、富士通はバージョン2となる愛犬見守りサービス「わんダント2」を発表したが、ユーザーのためのコミュニティ機能や見守りサービスを強化することで、利用者の増加を狙っている。編集部では都内で開催された発表会場にお邪魔し、三ツ山氏に質問をぶつけてみた。以下は報道関係者と
犬を飼ったことがある人なら一度は、犬の本当の気持ちを分かりたいなんて思ったことはないだろうか。そんな願いを叶えるようなデバイスが登場し、このほどクラウドファンディングを開始をしたことが話題になっている。 イヌパシーが開発した犬用のIoTウエアラブルデバイス「INUPATHY(イヌパシー)」というもの。犬の首に装着すると、生体情報を感知して喜び、リラックス、ドキドキなど精神状態を分析し色と光で伝えてくれる。またスマホと連動した独自の心拍変動解析システムによって犬の健康管理ができるという。 ここ数年で、動物や自然などの情報を瞬時に「見える化」してくれるデバイスやアプリが続々と登場。物を言わない相手こそ、どうにか理解したい、もっと知りたいと思ってしまう人間の昔からの好奇心がテクノロジーによって一瞬で満されるようになってきた。普段は分からないからスルーしていたことが見えてしまう、その変化によって人
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く