北陸電力は6日、稼働中の「志賀太陽光発電所」(志賀町若葉台)の外観を報道陣に公開した。同太陽光発電所は昨年11月、本体工事に着手。今年3月12日に営業運転を始めたが、東日本大震災の影響などで公開が遅れていた。同社は富山市でも太陽光発電所を稼働しており、今後、珠洲市と福井県坂井市でも建設を計画する。 志賀太陽光発電所は、約3万平方メートルの敷地に、縦99センチ、横1メートル50の太陽光パネル4815枚が並べられている。日照時間などを考慮した設備の稼働率は11%を想定。年間で約100万キロ・ワット時の発電を見込んでいる。これは一般家庭約250軒が年間に使用する電力量に相当するという。