通勤時間をムダにしないためには、どうすればいいか。脳内科医の加藤俊徳氏は「通勤電車は脳の活性化のためには『最高の空間』です。端の席を避ける、車内では座らない、本や新聞を読まずになにもしない、といった過ごし方がいいでしょう」という――。 ※本稿は、加藤俊徳『脳にいい! 通勤電車の乗り方 脳内科医がズバリ解説』(交通新聞社新書)の一部を再編集したものです。 席が空いても「座らない」が正解なワケ (車内で)立つ vs 座る。二つの動作のうち、どちらが脳を活性化するでしょうか? 正解は「立つ」動作です。 人間は「立つ」ことで、運動系脳番地だけでなく脳の小脳や前頭葉の視覚系や思考系にある姿勢保持を調節するための「脳番地」を働かせています。
![脳内科医が「電車では端の席を避けろ」という訳 率先して「真ん中の席」を選択すべき](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/339d42fcb31a4e7a29600cbabdf9004c9ad72d91/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpresident.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fd%2Fc%2F1200wm%2Fimg_dce4db1a26a715e6f519bb995bb2ae541005984.jpg)