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ブックマーク / president.jp (350)

  • 日本の"発展途上国化"が止まらない…世界から「アフリカ並みに安い国」扱いされる"観光立国"の末路 「訪日外国人からの収入は、もう限界に来ている」と専門家は警告

    観光産業は好調のように見えるが… 1980年代、日の好景気(最後はバブル崩壊に終わったが)に対し、米国経済は停滞気味だった。しかし、その後、IT革命の波に乗ったGAFAMなどの新興テック企業が古いタイプの大企業を軽々と追い越していった。 日では、この間、かつての電機や自動車に取って代わるような巨大産業は生まれなかった。従って、大量の輸出で日に外貨をもたらす力が衰えてきた。自動車会社も電機メーカーも米国や欧州などの消費国に多くの生産拠点を移転しているが、外国で稼いだ外貨は現地で再投資することが多く、日へはあまり還流しない。それも、貿易収支の悪化に拍車を掛けている。 日経済の停滞は、10年前くらいまでは、「失われた20年」と呼ばれたが、今では「失われた30年」だ。このままでは、「失われた40年」になるかもしれない。戦後日の経済発展を牽引したのは、明らかに製造業、すなわちもの作りだが

    日本の"発展途上国化"が止まらない…世界から「アフリカ並みに安い国」扱いされる"観光立国"の末路 「訪日外国人からの収入は、もう限界に来ている」と専門家は警告
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    REV 2024/10/19
    移動は鉄道やバスにデカイ荷物を持ち込み、タクシーでなくて海外サイトの白タク、宿泊は海外オーナーの民泊、食堂や喫茶店で長時間粘って儲かるのは旅行サイトにAirbnbなど外資だけって印象はある。
  • 固定電話が"未知の通信機器"になっている…電話が鳴っても出ようとしない「令和の新入社員」の本音 顔が見えず、声だけでやりとりする電話がこわい

    なぜ電話は職場の厄介者になってしまったのか かつてはどこにでもある日常のツールだった電話が、今では退職理由になるほどの厄介者扱いになってしまいました。同じ電話なのに、どうしてここまで「苦手」な人が増えてしまったのでしょうか。苦手な人の中で起きていることについて、さらに深く探っていきたいと思います。電話恐怖症の人にとっては、きっとそこに解決のヒントがあるはずです。 電話が苦手になる原因のひとつに、電話が相手の顔が見えないツールだからということがあげられます。情報の圧倒的な部分を占める「視覚」が欠如していて、「聴覚」と「言葉」しかないので、相手が今忙しいのか、迷惑なのか、嫌がっているのか、勝手に想像しているうちに、恐怖の妄想がエスカレートするのではないでしょうか。 また声にも表情はあって、「あれ、迷惑そうだな」とか「タイミングが悪かっただろうか」とか、声色を敏感に感じ取った瞬間、もう次の言葉が

    固定電話が"未知の通信機器"になっている…電話が鳴っても出ようとしない「令和の新入社員」の本音 顔が見えず、声だけでやりとりする電話がこわい
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    REV 2024/10/07
    先日、タイヤがパンクしてロードサービスを依頼する時に連絡先を確認したらLINE使用を勧められた。保険番号を入力し現在地をGoogleMapでポイントしたら向こうからコールバック。だんだんこういう方向に
  • なぜ「日本語が話せない」在日中国人が急増しているのか…国内にじわじわ広がる「巨大中国経済圏」の実態 衣食住すべてが中国企業のサービスで完結する

    20代~30代で「高度専門職」と「経営・管理」ビザが多い 23年12月時点で、在日中国人は約82万2000人(出入国在留管理庁)。山梨県(約80万3000人)や佐賀県(約80万1000人)の人口に相当し、全在日外国人の約3分の1を占める。 中国人の人口で最も多いのは東京都、続いて埼玉県、神奈川県の順。全人口の半数以上が東京近郊や大阪などの首都圏に集中しており、2000年以降、ほぼ右肩上がりで増えている。同統計によると、在留資格別では「永住」が最も多く、次に「留学」、「技術・人文知識・国際業務」となっている。 近年増えているのは「高度専門職」(高度な知識・スキルにより日の経済発展に貢献する外国人のための在留資格)や「経営・管理ビザ」の取得者だ。年齢別では、20~39歳の「働き盛り」が全体の半数を占め、男女比では女性が男性よりやや多い。かつてのような「不法滞在者」や「犯罪者」は大幅に減少して

    なぜ「日本語が話せない」在日中国人が急増しているのか…国内にじわじわ広がる「巨大中国経済圏」の実態 衣食住すべてが中国企業のサービスで完結する
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    REV 2024/09/16
    『直接税は節税されるので間接税しかない』と思っていたが、例えば海外サービスを使った白タク白バスだと売上も利益も全く捕捉できないのか。
  • 「日本人にお金がなくなったから」だけではない…日本人男性の「キャバクラ離れ」が加速している深い事情 「夜の街」で心の傷を癒す男が減っている

    この苦境についてはさまざまな要因が指摘されている。物価上昇による値上げの中で、実質賃金も伸び悩んでいるという景気の問題、さらには企業の経費削減で、飲み会や接待がかつてより減少していることがボディブローのように効いているという人もいれば、店の人手不足やコロナ支援が打ち切られたことが問題だという人もいる。 そんな中で、かなりの人が「実感」をもって語られているのが、「夜の街離れ」だ。 かねてキャバクラ、ラウンジ、ガールズバーに足繁く通ってお金を落とすような男性が減ってきた、という声が現場で働く人たちからも聞こえていたが、昨今の若者の「アルコール離れ」もあって、その傾向がここにきてさらに拍車がかかっているというのである。 「カネをドブに捨てるようで虚しくならないですか?」 実際、筆者も20~30代の若い男性たちと飲みに行くと、こんな「正論」を突きつけられることが多い。 「そんなに女性と会話をしたけ

    「日本人にお金がなくなったから」だけではない…日本人男性の「キャバクラ離れ」が加速している深い事情 「夜の街」で心の傷を癒す男が減っている
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    REV 2024/09/09
    旧Laox mac館から、旧Laox ザ・コン館へ抜ける道、先日夕方に通ったら両側に客引きが並び怖かった。
  • なぜ新聞を取る人が少数派に転落したのか…生き残りをかけて「エモい記事」を氾濫させる新聞の根本問題 「新聞社って、こんなに否定されることが嫌だったのか」

    今年3月、「その『エモい記事』いりますか」と題した社会学者の西田亮介さんの記事が論争を呼んだ。執筆の背景には「最近の新聞記事は個人の感情に訴えるようなエピソードを優先しすぎて、エビデンスの提示やデータの分析が疎かになっているのではないか」という問題意識があったという。応答記事を執筆した大澤聡さんと新聞が抱える問題を語り合った――。 個人の感情に訴えるエピソードを優先しすぎではないか 【大澤】西田さんが朝日新聞デジタルのサイト「Re:Ron」に寄稿された〈その「エモい記事」いりますか〉という記事が大きな反響を呼びました。私も月刊誌『Voice』(7月号)に〈再「小新聞」化するジャーナリズム〉という論説を寄せて、歴史的な観点から応答せずにはいられませんでした。記事の経緯からお聞かせいただけますか。 【西田】あの記事は、ぼく自身がもともと持っていた問題意識から書いたものです。最近の新聞記事は個人

    なぜ新聞を取る人が少数派に転落したのか…生き残りをかけて「エモい記事」を氾濫させる新聞の根本問題 「新聞社って、こんなに否定されることが嫌だったのか」
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    REV 2024/08/31
    平成中頃までは『情報雑誌』というジャンルがあり、バイト・中古車・映画演劇・求人… など多彩な雑誌が刊行されていたが電子DBに移行した。江戸時代には駕籠舁や雲助が多数いたようだが現代では少数派に転落。
  • 「スーツ離れ」はもう止まらない…紳士服大手を苦しめるビジネス服の「ユニクロ化」が行き着く先 「オーダースーツ好調」だけで業界全体は救えない

    ビジネス服のカジュアル化で、紳士服大手が業績悪化に苦しんでいる。ライターの南充浩さんは「オーダースーツなど一部で『復調』というジャンルもあるが、大手は軒並みコロナ前の業績に届いていない。紳士服業界は根的な構造転換を迫られることになりそうだ」という――。 カジュアル化が進んでスーツ業界は大苦戦 今年もまたクールビズの季節が始まりました。2005年にクールビズが導入されてから、この20年間で、夏に限らず通期で男性のビジネスにおける服装は圧倒的にカジュアル化が進みました。さらに、2020年春からのコロナ禍によるリモートワークの普及がさらにカジュアル化に拍車をかけたといえます。 ビジネス時におけるドレスコードは、三十数年前に私が社会人デビューしたころと比べて格段にゆるくなっています。当時男性社員は真夏でもスーツの上着着用でネクタイを締めることが義務付けられていました。 半袖のシャツを着ることは禁

    「スーツ離れ」はもう止まらない…紳士服大手を苦しめるビジネス服の「ユニクロ化」が行き着く先 「オーダースーツ好調」だけで業界全体は救えない
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    REV 2024/08/04
    『電車に乗り中小企業に通勤するサラリーマン』が激減し、タワマンから外車に乗って高層ビルの地下の契約区画へ駐車、高層階のオフィスに通勤し摂氏40度に接しない上級リーマンがオーダースーツを着るという先入観
  • 「2028年までに本屋はすべて消滅する」…元書店経営者が真剣に訴える「瀕死の店舗を再生させる12の提言」 昭和のビジネスモデルから脱却するとき

    雑誌(コミック含む)市場の売り上げは、ピーク期の1万5633億円に比べて30.7%の4795億円まで激減した。書店の消滅はもう避けられないのか。『2028年 街から書店が消える日 屋再生!識者30人からのメッセージ』(プレジデント社)を出した中小企業診断士の小島俊一さんが解説する――。 書店業は産業構造として成立していない トーハンの執行役員、明屋はるや書店の社長を務めた私が多方に取材して行き着いた出版界の課題は、「利幅の薄さ」「物流の硬直性」「教育の不在」の3点に尽きます。 街の書店は危機に瀕していて、その数は7000軒を切りピーク時の半分以下になり、地方自治体の4分の1には書店が無くなりました。それは何故なのか? 解決の方策はあるのか? 街の書店の現状と課題についてお伝えしようと思います。 書店業は産業構造として成立していません。どんな業種も粗利益の範囲内にコストが収まらないと赤字に

    「2028年までに本屋はすべて消滅する」…元書店経営者が真剣に訴える「瀕死の店舗を再生させる12の提言」 昭和のビジネスモデルから脱却するとき
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    REV 2024/07/30
    江戸時代は酒田や小浜など北前船の寄港地は流通の拠点として栄えたという。近代は書籍雑誌こそが情報であり書店はその集積地であったが、21世紀は書籍を経由しない情報が増えたので…
  • 「弱いロシア軍」が占領地を広げている大誤算…戦争が長期化するほどプーチン氏に有利に働く不都合な理由 戦争は「質」より「量」がものを言う

    軍の弱さをカバーする大量の「物量」 ウクライナ戦争が3年目に入る中で、様々な教訓が浮かび上がってきました。それは、現代の戦争を考える上で重要な内容でもあり、日のような民主主義国家にとっては不都合な真実も含まれています。一つずつ見ていきます。 一つ目は、やはり戦争では物量が重要だったということです。 国内の反乱という混乱を経験しながらも、ロシア軍は戦場で戦い続けています。ただ、それは莫大ばくだいな犠牲を払いながらの戦いです。2023年末に明らかになった機密指定が解除されたアメリカの情報機関の報告書では、ロシアは22年2月の開戦から、36万人の兵力を投入し、既に31万5000人が死傷したと分析しています。開戦時から投入した兵力の実に87%を失った計算です。24年の5月時点では50万人近くが死傷したとの推定もあります。 ウクライナ戦争の初戦で目立ったのは、これだけの大損害を出したロシア軍の弱さ

    「弱いロシア軍」が占領地を広げている大誤算…戦争が長期化するほどプーチン氏に有利に働く不都合な理由 戦争は「質」より「量」がものを言う
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    REV 2024/07/30
    「百発百中の砲一門は百発一中の砲百門に勝る」とはなかなかいかず、百発百中の誘導砲弾を発射した自走砲は、残った百発一中の砲99門に撃ち返されるわけで…
  • 「Googleのクチコミ」を絶対に信じてはいけない…現役医師直伝「ダメ医者・ヤバイ病院」を見抜くシンプルな方法 ホームページすらないクリニックの医者は論外

    もしそうしたクリニックが存在したとして、そのクリニックがあなたの家から1時間半かかるとしたら、そのクリニックをかかりつけにしますか? しませんよね? だから「自宅から近い」ことも自然と大事な条件になります。 さて、あなたの自宅の周囲にはどういうクリニックがあるのでしょうか? すぐにいくつかのクリニックが思い浮かぶでしょう。でも当にそれだけでしょうか。ほかにもあるかもしれません。 ネットの「病院ランキング」は信頼してはいけない そういうときは検索をします。え、当たり前? ちょっと待ってください。私は千葉市に住んでいますが、小児科を探そうとして「千葉市」「小児科」などをワードにして検索をかけると、「医師探しのサイト」とか「病院・医院のランキング」とか信じていいかどうか分からないものが出てきます。これはよくありません。 最もいい検索の方法は、地元の医師会から検索することです。たとえばあなたが東

    「Googleのクチコミ」を絶対に信じてはいけない…現役医師直伝「ダメ医者・ヤバイ病院」を見抜くシンプルな方法 ホームページすらないクリニックの医者は論外
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    REV 2024/07/28
    コアラ先生は皆の評判は良いみたいだし、バンブー先生も熱意に溢れ患者からの評判は『初期は』よかったという話はあたかもしれない。
  • だからファミリー客が次々と来店している…快進撃を続ける「丸源ラーメン」と競合チェーンの決定的違い 麺は機械で茹でるのに、スープは手作りにこだわる

    全国展開をしながら業績を拡大する「丸源ラーメン」 「ラーメン店の倒産」というニュースが一段と目立つようになった。以前から言われてきた「ラーメン一杯1000円の壁」もよく話題となる。 国民のような存在だが、原材料費や光熱費、人件費の上昇で店の経営環境は厳しい。一方で話題の店も次々にオープンし、人気店には行列ができる。 そんな状況のなか、近年勢いを増すチェーン店が「丸源ラーメン」(運営会社:物語コーポレーション、社:愛知県豊橋市)だ。2001年に1号店をオープンしてから23年、現在213店(2024年7月24日時点)を展開する。 ラーメン業界では珍しく、北海道から沖縄県まで国内41都道府県に店があるのも特徴だ。各地域で味の好みも分かれるので、競合他社も近年は広範囲に全国展開せずにエリア展開が多かった。そうした障壁を乗り越えているのだ。 どんな取り組みで業績を高めてきたのか。同社の事業責任者

    だからファミリー客が次々と来店している…快進撃を続ける「丸源ラーメン」と競合チェーンの決定的違い 麺は機械で茹でるのに、スープは手作りにこだわる
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    REV 2024/07/26
    いわゆる『チャーシュー』は長時間煮る工程が必要だが、薄切り肉の『肉そば』にはないと。徳島ラーメン系といえなくもない? https://www.jalan.net/news/article/402874/
  • ついに「農協崩壊」がはじまった…農林中金「1兆5000億円の巨大赤字」報道が示す"JAと農業"の歪んだ関係 農協マネーを外国債投資で溶かした根本原因

    なぜ簡単に資増強できるのか JAバンクの中央機関、農林中金は、5月22日の記者会見で、米金利高止まりによる外債価格下落で、2025年3月の赤字が5000億円となる見込みとなり、傘下のJA農協から1兆2000億円の資増強を受けると公表した。ところが、6月18日、報道各社がその最終赤字は1兆5000億円規模に拡大する可能性があると相次いで報じた。08年のリーマンショックの際にもサブプライムローン問題で5700億円の赤字を計上し1兆9000億円の資増強を行っている。 JA農協の金融機関である農林中金が、なぜ多額の資金を外債で運用して損失を被ったのか、なぜ簡単にJA農協から巨額の金を集められるのか、不思議に思われる人が多いのではないか。稿では、その理由や背景と今回の赤字が農業に与える影響について述べたい。 JA農協が持つ「政治力」と「資金力」のルーツ 戦前、農業には「農会」と「産業組合」と

    ついに「農協崩壊」がはじまった…農林中金「1兆5000億円の巨大赤字」報道が示す"JAと農業"の歪んだ関係 農協マネーを外国債投資で溶かした根本原因
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    REV 2024/07/24
    まあ、普通に考えたら給与一定なら『業績は悪いが未来に期待できる株』でも『業績好調な鉄板株』でもなく『キックバックが多くしゃぶしゃぶが美味しい債券』を買うわな。AT1債とか。
  • 国産では自信を持ってお客に出せない…創業70年の名店が「サバの文化干し」をノルウェー産に切り替えたワケ アジの開きも韓国産とヨーロッパ産頼み

    魚の干物は日で昔からべられてきた。今、その原料は多くが国産ではなく輸入魚に置き換わっている。時事通信社水産部の川大吾部長は「老舗店の干しサバも今やノルウェー産になっている。国産では十分な質と量を安定調達できない現状がある」という――。 保存性を高めて旨味を引き出す干物 日の伝統ともいえる魚の干物。日では縄文時代から魚や貝を干してべていた痕跡が残っており、江戸時代には各藩が地元で獲れた魚を利用して、長期保存が利く庶民の日常的なべ物として重宝されてきた。 全国津々浦々、さまざまな干物が作られてきたが、今、周辺の魚資源の減少によって、干物の原料となる魚が国産で賄えず、海外から集められて生産されるようになっている。 魚の干物は、単に保存性を高めるだけでなく、旨味をより引き出す効果もある。水分量が多い魚を塩分入りのタレに浸けてから干すことが多く、腐りにくくすると同時に、旨味成分・アミ

    国産では自信を持ってお客に出せない…創業70年の名店が「サバの文化干し」をノルウェー産に切り替えたワケ アジの開きも韓国産とヨーロッパ産頼み
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    REV 2024/07/03
    『漁獲量があがらない』→ 諸外国:『禁漁にして資源回復を待とう』 日本:『小さい魚まで捕りつくせ』 → 諸外国:『豊漁になった!』 日本:『なぜ豊漁にならない!』
  • 月4万円だった健康保険料が「定年退職後」に月9万円に…体験しないとわからない「国保負担」のすさまじさ 「所得640万円」では「年88万円」を求められる

    あまりの高さに絶句し、払えないと思った 今年度の国保料(国民健康保険の保険料)の決定通知書が届いた頃ではないだろうか。金額の高さにびっくりしている人もいるかもしれない。私も3年前はそうだった。もちろん今も高いと感じているが、3年前の2021年に自治体から通知書を受け取った時は、あまりの高さに絶句し、払えないと思ったのだ。 当時の国保料は、年間で88万円。国保料は6月から翌年3月までの10回払いが基のため、月々8万8000円である。知人に話すと、国保料は前年の所得に基づいて決定されることから「稼いでいるんでしょう」と指摘された。私は原稿を書く仕事をしているが、その前年、2020年の年収は890万円。けれどもこれは交通費や資料代など取材経費を含めた額であり、経費を引いた所得は640万円である。

    月4万円だった健康保険料が「定年退職後」に月9万円に…体験しないとわからない「国保負担」のすさまじさ 「所得640万円」では「年88万円」を求められる
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    REV 2024/06/27
    『心配だから(客観的には軽傷でも)救急搬送依頼は仕方がない』『終末期でも可哀そうだから濃厚医療をやってもらいたい』の反対側
  • 「なぜ生物は死ぬのか」という問いは間違い…生物学者の東京大学教授「死ぬものだけが今存在している」深い理由 死なないと進化プログラムが動かず生命連続性を維持できない

    生物の死と老い 死というものがなぜあるかといえば、それが生物の持っているプログラムだからです。 生物の誕生に大きな役割を果たしたと考えられるRNA(リボ核酸)と呼ばれる物質は、単純な構造で、生物ではないのに自己複製でき、また変化していろいろな種類のものを作り出す能力を備えていました。RNAは壊れやすいため、作っては壊れ、壊れてはまた作り直すということを繰り返してきましたが、そのうちに自然に効率よく増えるものが残ってきました。結果的にそれが進化のプログラムだったのです。 「変化」していろいろなものができる。そして、その環境に適したものが「選択」的に生き残る。この「変化と選択」が進化のプログラムです。これがたまたま、地球で動き始めたんですね。適したものが生き残り、そうでないものは壊れる。この「壊れる」ということが死の始まりです。 「変化と選択」の繰り返しが生物の進化のプログラム RNAや、タン

    「なぜ生物は死ぬのか」という問いは間違い…生物学者の東京大学教授「死ぬものだけが今存在している」深い理由 死なないと進化プログラムが動かず生命連続性を維持できない
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    REV 2024/06/26
    『ニシオンデンザメとかアイスランドガイという二枚貝は400年くらい生きるといわれています。そのような動物は概してあまり環境が変わらないところに住んでいるために、昔ながらの形態のままでもよかった』JTCの話では
  • 「半年に1回しか売れない本」が山積みになっている…日本の書店がアマゾンに侵食された根本原因 利幅が薄いうえに値下げ交渉もできない

    全国の4分の1の自治体には書店がない 書店が消えてゆく現状を嘆く声を聞きます。全国の書店数はピーク時の半分になり、2022年9月時点で全国の1741地方自治体の中で26%にあたる456市町村は書店がありません。 この原因を訳知り顔で解説する記事を散見しますが、どれも「群盲象を評す」の感があります。「出版社に原因がある」「屋に責任がある」「取次が悪い」「読者の活字離れ」、それぞれ少しずつ当たっていても一面的です。屋が消えつつある理由は、そんなに単純なものではないのでしょう。 現状を詳しく見てゆきましょう。紙の出版物の売り上げは1996年の2兆6564億円をピークに下がり続け、2022年はその半分の1兆1292億円になっていて、書店の数もピーク時の2万5000店から2022年には半分以下の1万1000店(売り場を構える図書カードリーダー設置店は7530店)までにも減ってしまっています。

    「半年に1回しか売れない本」が山積みになっている…日本の書店がアマゾンに侵食された根本原因 利幅が薄いうえに値下げ交渉もできない
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    REV 2024/06/25
    なんでも二極化マン参上! 広義の書籍流通を支えていた雑誌、求人誌や情報誌はWebDB化し市場が消滅。希少本は小規模中規模書店では入手困難で都市型大規模書店かAmazonでの入手に。いずれにせよ小規模書店の維持は困難
  • 本当の原因は「日本人の活字離れ」ではない…「街の本屋」がどんどん消えているビジネスモデル上の理由 「雑誌のついでに本を運ぶ」という構造が限界に

    「販売の生命線」が絶たれる衝撃 世の中の方々には、「コップの中の嵐」に過ぎないでしょうが、昨年、出版界というコップの中で大きな嵐が起こりました。 コンビニの雑誌は取次の日販やトーハンが物流と決済機能を担っています。日販はローソン・ファミリーマートと取引があり、トーハンはセブンイレブンと取引があります。そんな中、日販が2024年にローソン・ファミリーマートとの取引を中止するという話があり、それが出版社に伝えられました。日販にとって大きな赤字部門であるコンビニとの取引から撤退したい強い意向が示され、出版界は大騒ぎになりました。 稿では、この顛末と共に「街に書店を残す処方箋」の一部をお伝えします。 出版社にとって、コンビニの雑誌販売は広告料収入の面から言っても、雑誌販売の生命線です。その中でローソン・ファミリーマートの販売占有は大きく、この販売ルートを失うことは、出版社にとって大打撃になり、雑

    本当の原因は「日本人の活字離れ」ではない…「街の本屋」がどんどん消えているビジネスモデル上の理由 「雑誌のついでに本を運ぶ」という構造が限界に
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    REV 2024/06/19
    名古屋地方の珈琲店の朝、『コーヒーは自販機で買ってくるから、トーストと卵だけ出して貰えないかな、無料で』的な話ではある。
  • なぜ西松屋はいつもガラガラなのに潰れないのか…赤ちゃん本舗とは全然違う「売らなくていい」驚愕の店づくり 縮小市場で生き残るための唯一の必勝法

    子ども・ベビー用品を扱う西松屋が成長を続けている。少子化なのになぜ儲かるのか。流通アナリストの中井彰人さんは「西松屋は驚くほど『売らなくていい』店の作り方をしている。これこそが西松屋が見出した縮小市場で生き残り、成長していくための必勝法なのだ」という――。 人口減少のなかでも店舗を増やすチェーンストア 2023年は、最後まで人口が増加していた沖縄県が減少に転じたことで、全都道府県で人口減少となった、という節目であったらしい。我が国の人口は、2009年に既にマイナスに転じていたのだが、地域によってその進行スピードが異なっており、これで全国共通の事象となった。地方ではかなり早くから減少していた地域があり、減少県の数でみると、1981年だと0県だったのが、1991年15県、2001年27県、2011年39県というペースで増えてきた。 こうした環境下でも、チェーンストアは店舗を増やして成長するとい

    なぜ西松屋はいつもガラガラなのに潰れないのか…赤ちゃん本舗とは全然違う「売らなくていい」驚愕の店づくり 縮小市場で生き残るための唯一の必勝法
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    REV 2024/05/15
    無印良品の新規店舗、あっちもこっちもいつもガラガラなのに潰れないのか… だれかインタビューを。
  • ヨーカドーの跡地が「世界最大級の無印良品」に…過疎地の商業モールを復活させた「社会的品揃え」の魅力 地方出店で見つけた「生活圏」の新たな可能性

    逆風下にある国内小売 百貨店(Department Store)は、戦前戦後の日にあって長らく小売の王座にあった。昭和の時代の後半に、この王座に挑んだのが総合スーパー(GMS:General Merchandizing Store)である。1972年にその代表格のダイエーが、百貨店トップの三越を売上高で追い抜いた(佐藤肇『日の流通機構』有斐閣、1974年)。これは、高度経済成長期のなかで生じた日の小売の地殻変動を象徴するできごとだった。 しかし、近年の日の小売にとっては、経済成長期は遠い昔の話となってしまった。小売をめぐるニュースは様変わりしている。国内では経済活動の停滞が続き、人口の減少とネット通販の拡大は止まらない。そのなかで地方では百貨店の閉店などが続く。ピークの1999年には200を超えていた地方百貨店は半減してしまった。 総合スーパーについても、同様の動きが顕在化しつつあ

    ヨーカドーの跡地が「世界最大級の無印良品」に…過疎地の商業モールを復活させた「社会的品揃え」の魅力 地方出店で見つけた「生活圏」の新たな可能性
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    REV 2024/05/13
    そんなことはないと思うんだけど、怒涛の出店は『ものすごく儲かってる』場合と、『ものすごく経営が悪いので新店舗を開業し商品やパチ台を納入させ得た現金で借金を返す』場合があるらしいので…
  • 40年続いた"諭吉消滅"まであと50日…「1万円札を替えるな」「1万円札は永遠に福澤先生で」慶應OBOG最後の抵抗 新1000円札の北里柴三郎は東大医学部卒だが慶應の初代医学部長

    7月3日、日銀行が発行する紙幣が切り替わる。新紙幣に描かれる肖像は1000円札が北里柴三郎、5000円札が津田梅子、1万円札が「日主義の父」と称される渋沢栄一だ。ジャーナリストの田中幾太郎さんは「慶應OBOGの中には『1万円札を替えるな』『1万円札は永遠に福澤先生で』と真剣に訴える層が少なくない」という――。 「1万円札を替えるな」の大合唱 「今年の夏は厳しいかも」と浮かない表情なのは慶應義塾大学の文系教授。昨年「夏の甲子園」で107年ぶりの優勝を果たした慶應義塾高校(通称「塾高」)だが、4月28日、春季神奈川県大会の準々決勝で横浜高校に4対9で敗れ、夏の県大会の第1シードを逃してしまった。 「昨年はスケジュールがとれず、テレビ観戦。わが母校の塾高が県大会を突破できれば、今年こそは甲子園に行くつもりですが、勢いはそれほど感じられない。県大会の第2シードの権利は得ているので、まだ希望

    40年続いた"諭吉消滅"まであと50日…「1万円札を替えるな」「1万円札は永遠に福澤先生で」慶應OBOG最後の抵抗 新1000円札の北里柴三郎は東大医学部卒だが慶應の初代医学部長
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    REV 2024/05/12
    新札にはQRコードを付けよう。『お金には名前が書いていないのだよフフフ』『あなたの選挙区の市民が、機密費から出金された紙幣を持ってたのはどういうことですかね。それも沢山』
  • コスパの高さが異常…スズキの新型軽「スペーシア」が、「これで153万円は安すぎる」と絶賛されている理由 軽初の「オットマン付きの座席」を装備したグレードも

    スズキの新型「スペーシア」が好調だ。自動車ライターの大音安弘さんは「価格が安いだけではなく、一部グレードに搭載された『マルチユースフラップ』などの装備は、便利なうえにお得感がある。他社も追随することになるのではないか」という――。 新型スペーシアについた「衝撃的な装備」 今、軽乗用車市場では、ホンダ「N-BOX」とスズキ「スペーシア」の一騎打ちとなっている。2023年度の販売台数では、1位のN-BOXが21万8478台、2位のスペーシアが13万3410台と差があるものの、24年に入ってからは、スペーシアが追い上げ、2月の販売台数は1476台差まで縮めた。ただ3月は、2491台差となり、N-BOXが王者の意地を見せた。 両モデルが好調なのは、軽乗用車の主力である軽スーパーハイトワゴンであることに加え、昨秋にフルモデルチェンジを受け、最新型であることが大きい。 もともと、スペーシアは、販売台数

    コスパの高さが異常…スズキの新型軽「スペーシア」が、「これで153万円は安すぎる」と絶賛されている理由 軽初の「オットマン付きの座席」を装備したグレードも
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    REV 2024/05/07
    中国はEVと自動運転。 https://news.yahoo.co.jp/articles/c7255122d8e2637197106c091bdac1bcdf72fbf3 / 日本はオットマンとか助手席下の小物入れ。