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ブックマーク / ameblo.jp/petronius (10)

  • 『特攻の島』佐藤秀峰著 『一下級将校の見た帝国陸軍』山本七平著 殉教者~日本的意思決定の聖域 | 旧館:物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    『特攻の島』佐藤秀峰著 『一下級将校の見た帝国陸軍』山七平著 殉教者~日的意思決定の聖域 | 旧館:物語三昧~できればより深く物語を楽しむために 評価:★★★星3つ (僕的主観:★★★星3つ) ■殉教者~日的意思決定の聖域 山七平さんは、僕が心から尊敬する著述家の一人。もう亡くなってしまっているのが、とても残念。生前お会いしたかった。初めて読んだは、イザヤベンダサン名義のものだが、最も記憶に残っているの一つがこれ。 山 七平 一下級将校の見た帝国陸軍 『一下級将校の見た帝国陸軍』山七平を読む http://ameblo.jp/petronius/entry-10001673059.html >にもかかわらず、WWⅡ戦争前半で、世界一優秀と歌われた勇猛果敢な日帝国陸戦部隊の大部分は、無能な指揮官の命令によって死亡してしまいました。その後、精鋭主義という前提だけ生き続けて、訓

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    REV 2008/06/23
  • 梨木香歩著『裏庭』と上橋菜穂子著『精霊の守り人』を読んで~始まりは嫌悪感から① | 旧館:物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    梨木香歩著『裏庭』と上橋菜穂子著『精霊の守り人』を読んで~始まりは嫌悪感から① | 旧館:物語三昧~できればより深く物語を楽しむために 評価:★★★☆星3つ半 (僕的主観:★★星2つ) ■はじまりは『西の魔女が死んだ』への嫌悪感~saoriさんのコメントへの返答 『西の魔女が死んだ』 梨木香歩著 主人公のマイは卑怯で小賢しい http://ameblo.jp/petronius/entry-10007439986.html 梨木 香歩 西の魔女が死んだ この記事は、基的に好きな作品の良いところを評価しようとする僕には珍しく、基的に絶賛されている(Amazonのレヴューを見れば)作品に対して、真っ向から反対論陣を張ったものです。これは読後直後で、かなり感情入っていますが、その後に ①「どうしてこんなにも他の絶賛する読者との差がついてしまったのか?」 ②「僕の批評ポイント(=主人公の倫理的

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    REV 2008/06/23
    精霊シリーズを読むと、なんかダライアスを思い出す←ものすごく分かりにくい比喩
  • 『らき☆すた』に見る永遠の日常~変わらないものがそこにある | 旧館:物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    美水 かがみ らき☆すた (1) 評価:★★★星3つ (僕的主観:★★★3つ) 第二回レビュー募集「らき☆すた」/業魔殿書庫・オタク漫画紹介録 http://d.hatena.ne.jp/LIT2/20070908/p1 真・業魔殿書庫 のLITさんのオタク漫画レビュー企画に参加させていただきます。ちょうどらき☆すたの記事を書こうと思っていたので。 面:3 オタ:4 パロ:4 共:5 痛:1 萌:4 燃:0 マンガは5巻まですべて読んでみましたが、うーん、とりわけ激しく面白い!というものはありませんでした。★3つは、読めば面白いけれども(=暇つぶしにはなる)、あえて読む必要もないし、心にも残らないという評価です。基的には、これが僕の全体評価まとめです。 このマンガの面白さや話題になった魅力を分解すると、以下の3点になると思う。 ①Changing same~「擬似日常」を描く作品 ②4コ

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    REV 2007/09/22
  • 『涼宮ハルヒの憂鬱』 谷川流著 日常の退屈からの脱却を求めて | 旧館:物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    谷川 流, いとう のいぢ 涼宮ハルヒの憂 評価:★★★星3つ (僕的主観:★★★星3つ) ■疑問の始まり ハルヒ・・・僕は、ネギまが好きなのでやはりアニメや漫画系の好きな人のブログをよく見るのだが、なんだか、この言葉が跳梁跋扈しており、流行には乗れ!のモットー?のため、気になっていた。 まずは、マンガ一巻を読了。 一言でいうと、わけがわからん。 以上(笑)。 ・・・・・・としたかったのだが、なんかみんなたのしそーだし、疎外感を味わうのも寂しいので、小説を読んでから判断しようとは思う。なんとなくね、何がテーマなのかはマンガでもある程度わかるので、悪くはない感触がするのだ。 ちなみに、マンガがかなり、つまらなかったのに、なんで「読もう」というモチヴェーションが継続したのか? それは、 ↓ココの絵があんまりかわいーからさ(笑)。そういのってあるよね(笑)。 http://chip.skr.j

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    REV 2006/07/23
  • 『萌える男』 本田透著  ひきこもりのススメ① | 旧館:物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    有閑マダムさん の萌え男への書評を読んで、、、コメントを書こうと思ったのですが、思わず長くなったので、記事で上げさせていただき ます。(あのダメならばマダムさんの部分は削除しますので、いってください)。 http://ameblo.jp/dvdrentallife/entry-10011155368.html#cbox この話は、「誰が?」によって、スゴイ変わるので、興味深い意見でした(笑) 失礼な言い方ですが、あまりに ちゃんとした大人の女性の意見からは、こうなるぞ!という見 であった、と思ったことと、 この「萌える男」系統の意見には、実は僕は、ある大前提が隠されている、と思っているのです。 たぶん、そのことが、ちゃんと伝わって いない、と思うのです。 彼の議論の進め方は。 それは、 コミュニケーションによって実りがもたらされることはない、 という世界観・前提 です。 もう少し、細かく

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    REV 2006/04/23
  • 129時間目:あこがれのあの人は有名人/政治的な力学 | 旧館:物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

  • 『HUNTER×HUNTER』 23巻 富樫義博著/偉大な物語の本質について|物語三昧

    HUNTER×HUNTER』 23巻 富樫義博著/偉大な物語の質について | 旧館:物語三昧~できればより深く物語を楽しむために 冨樫 義博 HUNTER×HUNTER NO.23 (23) 評価:★★★★★星5つマスターピース (僕的評価:★★★★★星5つ) もう評価は定まっている。 天才、富樫義博さんの最新刊。 あまりに連載は、不定期なので、無視して単行を待っている。ホント、プロとしては失格ものの最低の態度で、そういうのはまず許されないこと(僕個人としても許したくない)なのだが、、、、才能によって、全てが許されててしまう、悪い例だ(笑)。何もいえません、ここまで凄いと。 素晴らしい。このストーリーのレベルの高さでは、何もいえない。 ただ、一読者として、続きを待つのみだ。 ・・・・・このセリフ、毎回新刊が出るたびにいっている気がする(笑)。 この作品は、まごうことなき傑作で、僕にと

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  • 『くちびる ためいき さくらいろ』森永みるく著/百合ワールドへ | 旧館:物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    森永 みるく くちびるためいきさくらいろ 評価:★★★☆星3つ半 (僕的主観:★★★★★星5つ) 僕は、マンガならほぼジャンルを問わずかなりの幅で読んでいます。あまり書評に書かないがヤオイ系や H系の作品、レディースコミックも、凄まじい数を読んでおります。我ながら凄い乱読派だな、と思う。 僕が大学ぐらいのころに『快楽天』というHなマンガ雑誌があって(いまもあるはずコンビニで時々見かけるので)、それに96年ぐらいに掲載されていたのを覚えている。それが、 『にくらしいあなたへ』 だった。懐かしいなー。たしか雑誌で読んだのが、あまりに良くて単行を探し回ったのだが、見つけられなかった作品だった。どうも、僕が好きになる作品は、絶版になりやすい。 >「快楽天」「星組」に96年~97年に掲載された「にくらしいあなたへ」全7話「きみとわたしと安全 ピン」「きみとわたしとコピー機と」「楽園の雫」「The

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    REV 2006/02/20
  • 物語の読み方/二元論について | 旧館:物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    ■物語の楽しみ方について なんとなくSEEDのオーブの戦闘を見ていて、思ったこと。 ■物語の類型 二元論 というのは、善と悪の対立もしくは、妥協の余地のない敵との対立のことを指しています。 なぜ二元というかというと、世界を二つに分けてしまう思考方法を取るからです。 たとえば、 悪の帝国ソビエト VS 民主主義の善なるアメリカ 独裁者に支配された全体主義国家大日帝国とその同盟枢軸国(アクシズ) VS 世界を平和に導く英米を中心とした連合軍 自由惑星同盟 VS 銀河帝国 コーディネーター VS ナチュラル なんでもいいのですが、僕たちが住む『世界』を眺めるときに、敵か味方という二つの種類で全てを色分けしてしまう考え方です。 見事なくらいに、物語には類型的・典型的なので、物語を読む見るときには、ぜひこの構図をどうやって使っているか?。克服しようと努力しているか?。などなどを確認しながら読むと、

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    REV 2005/12/24
  • 物語の読み方/二元論の超克/数字は2よりも3がいい!! | 旧館:物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    物語の読み方/二元論の超克/数字は2よりも3がいい!! | 旧館:物語三昧~できればより深く物語を楽しむために 予定の記事など ■物語の二元論~ ■二元論の超克~三国志のパワーポリテクス/数字は2よりも3がすごい! ■二元論の系譜~アメリカ・ハリウッド映画から/ダンスウィズウルブスとラストサムライ 前回の二元論の話 の続き 二元論の系譜/Destinyの物語の破綻 ■ゼータガンダムの物語構造の換骨奪胎 惜しいなぁ、と思う。SEEDもDestinyも、物語が破綻している。とりわけ、軸を失ったDestinyは見ていて感情移入はできないし、かといって二元論からへの脱出を上手く描けていないので、見ていて全然面白くない。SEEDでそれなりのキャラが立ち、それぞれのキャラクターに思い入れができる素地があっただけに、残念だ。 というのは、 オーブという非戦を唱える第三勢力の存在 や、 ラクスらが形成した

    物語の読み方/二元論の超克/数字は2よりも3がいい!! | 旧館:物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
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