タグ

ブックマーク / raurublock.hatenadiary.org (16)

  • 家族は安全保障になるか - raurublock on Hatena

    内田樹の研究室の週末婚?を読んで。哲学・精神論的には、いろいろと考えさせられる話ではあった。でも現実問題として考えると、送り返さざるを得んだろなあ。これには、「結婚や家族に対する考え方」という観念論よりも、「純粋に手が足りない」という物理的な問題が大きく響いてくると思う。 週末婚? (内田樹の研究室) 例えば、週末婚配偶者の一方が病気になったり、失職した場合に、他方の配偶者はこれにどう対応するのであろう。 (中略) 昔、あるインディペンデントな夫婦を知っていた。 夫婦それぞれ仕事を持ち、相当な年収を得て、お互いを束縛せずに、異性関係を含めてかなり自由に活動していた。 そういうのもありなのかしらと私は眺めていた。 そのがあるとき病気になった。 脳内出血で意識を失ったのである。 しばらく植物人間状態が続いたあと、夫はを実家に送り返した。 荷物みたいに。 お互いを束縛しない自由な夫婦というの

    家族は安全保障になるか - raurublock on Hatena
    REV
    REV 2018/01/19
    低福祉低負担から、高福祉高負担への移行が望まれるが、「戦争法案を可決するアベ政権を許すな!憲法九条二項に基づき自衛隊を解散したら何か議論に乗っても良い」って状況じゃ無理だな。
  • 「素っぴんの女の子が好き」と言う男の99%は、実は「ナチュラル風メイクの上手な女の子が好き」なだけである - raurublock on Hatena

    utsutsu さんとこの 文化系女子に萌える文化系男子の妄想を破壊してみる を読んで、このタイトルを思い出しました。あといわゆる天然ボケとか。 やっぱ男ってのは騙されたい生き物なんですよ。その期待にうまく応えられるのがモテ系女ってことになるんですかね。

    「素っぴんの女の子が好き」と言う男の99%は、実は「ナチュラル風メイクの上手な女の子が好き」なだけである - raurublock on Hatena
    REV
    REV 2011/04/04
  • イリジウムの指輪 - raurublock on Hatena

    結婚指輪をゼクシィネットで探してたら、種別が「プラチナ」「ゴールド」「その他」の三種類に分かれてた。当然「その他」が気になるので見てみたら、チタンとかあるんですなー。かっこええ。ていうか丈夫そう。Twitter でもつぶやいたけど、花婿が生身で大気圏突入して体が燃え尽きても指輪だけ残ってそうなイメージ。 しかし丈夫で、金・白金とセットと言ったら、やっぱイリジウムでしょー。元素番号77のこの希少金属には、次のような特性があります。 周期表上は金・白金・イリジウムの三つで白金族を構成する 全元素単体の中で最も重いとされ、金やウランよりも重い 酸にも王水にも溶けない 熱にも強く、2000度以上まで熱さないと融けない 硬度では鉄よりも硬く、弾性率も極めて高い 金や白金よりも希少で、世界中合わせて年間3トンしか生産されない こういう材質で指輪を作るのって、なんつうか男の子的ロマンがあるよな。 とか思

    イリジウムの指輪 - raurublock on Hatena
    REV
    REV 2009/09/19
  • 一般人と科学者の違い - raurublock on Hatena

    サイエンティストとそうでない人は何が違うのか。その決定的な差はここにあるっ! あやしいレバーに好奇心を持って引いてみたら、雷が落ちてきて感電してしまった。ここで一般人は「このレバーを引くと雷が落ちるから引いちゃだめだ」と考える。ところが科学者は「当にレバーを引くたびに毎回雷が落ちるのか試してみよう」と考える… わっはっは。しかしね、これジョークとしても良くできてるけど、でも結構「科学」というものの質を突いてるとも思うんだよなー。科学知識をたくさん暗記すれば科学的に物事を考えられるようになるかってえと、そうじゃない。科学の質は、「調べてみよう」「確かめてみよう」という態度の方にある。「確かめてみないとわからない」て態度は「どんくさい」と見られることもあるけど、それこそが科学者の良心だと思うんぢゃよね。 出典は xkcd です。

    一般人と科学者の違い - raurublock on Hatena
    REV
    REV 2009/04/07
     科学者に電卓を渡すと、1+1の答えが必ず2になるのか、全ての場合について計算するためそれ以外の作業がストップするわけですね。わかります。
  • 育児に求められるレベル - raurublock on Hatena

    もっともな話ではあるけど、ほんの数十年前まで育児で何をすべきかと言う科学的な根拠はほとんど知られておらず、この記事で参照されている姑のような人が大多数だった、てとこも考えてみんか。 マンナンライフ事件は事故なんかじゃない (id:tragedy) そもそも、「赤ん坊に何を与えるのか」というのは、親はじめ保護者が徹底的にケアしなければならない問題である。赤ん坊は自分で事を選べない。ゆえに、的確なものを与えずにべれないものを与えるというのは幼児虐待であるし、その挙句死亡してしまったのだからこれは虐待致死だ。 科学の進歩によって乳児死亡率は下がったけど、その分親がしなければならないことは指数関数的に増えているわけで、それについていけない親を「ネグレクト」と言って非難するのは、まあ仕方ないことなのかもしれないけど、しかし実際に能力としてついていけない親が出るのは現実としてどうしようもないんでな

    育児に求められるレベル - raurublock on Hatena
    REV
    REV 2009/03/27
    「求められるレベル」←主語が抜けてる。 自業自得・自己責任・your own risk だと多くの人は思っていると思っている。「知識の無い自分に使用させた責」を問うなら知識の存在を証明する免許が求められるように。
  • モテ/非モテいろいろ - raurublock on Hatena

    モテ/非モテ問題について雑多にいろいろ考えたことをとりとめもなくつらつらと。 まず「非モテは一枚岩では無い」という点について。いろんな人が非モテを自称してて、その右端と左端では全然様相が違う。モテない理由も様々で、自信が無いからモテない人もいれば、それ以外のとこに問題のある人もいる。モテないからどうするかって考え方も異なる。例えば、一部には女性に対してえらく攻撃的なセクトがある一方で、また一部には「モテないままでいいからもうほっといてくれ」と言う隠遁派セクトがある。攻撃派セクトに対して「そんなんだからモテないんだよ」と言うと、隠遁派セクトから「上から目線で説教するな」と反発をらう。「非モテ」の言葉で外から一括して取り扱うには無理があるほど多様。 ところがそれと同時に、非モテを自称する人たちにとってみると、「同じ非モテ仲間」という属性の共有が連帯感を生む心地よさもあるので、自分達を一括した

    モテ/非モテいろいろ - raurublock on Hatena
    REV
    REV 2008/12/12
  • 処女が好き - raurublock on Hatena

    ふうーむ、そういう人たちは、現実に自分が結婚できる環境にいたとしても、候補には「自分が初めての男性」であることを求めるのだろか。 某かんなぎ騒動と“俺の嫁ビジネス”について (id:Triple3) 萌えというものの発露としての“俺の嫁”に「」としての役割を求めるということは、一般の女性と交際する時以上に誓約や束縛を要求するものである。なんせ、「」なのだから。結婚している(もしくはした気になっている)のだ。そうした場合、以下のような行為はオタク達にとって許せないものになってくるのは当然ではなかろうか。 俺の嫁が暴行される 俺の嫁が他の男になびく 俺の嫁が浮気する 俺の嫁の元彼がでしゃばってくる 俺の嫁の過去の性生活が淫ら 繰り返しになるが、俺の嫁は現実世界の「」と同等の役割が求められている。さらには、バージンで完全無欠、純真潔白なところまで求められているのかもしれない。共通の話題と

    処女が好き - raurublock on Hatena
    REV
    REV 2008/11/19
  • はてブ論 - raurublock on Hatena

    今回もまたみんなの好きそうな話題、はてブ論を取り上げてみるよ。 はてブによるコミュニケーション形態を分類してみる (Tomo's HotLine) SBMによるコメント機能の簡便さ ブロガーから干渉がない コメントアグリゲーターとしての役割 前に家でも書いたけど、このうち1と3って Disqus や IntenseDebate でも実現されてるし、来はそっちを使うのが筋だと思うのよ。FriendFeed との親和性もいいしな。 もちろん現実には日語の blog で Disqus や IntenseDebate 使えるとこってほとんど無いから (Tumblrにコメント欄つけようっていう物好きぐらい)、1や3を実現する現実的な手として仕方なくはてブを使うってのなら、まあ一応話は通る。しかしね、万一 Disqus や IntenseDebate が日語圏でも広まったとして (Intens

    はてブ論 - raurublock on Hatena
    REV
    REV 2008/10/16
  • グレーゾーン - raurublock on Hatena

    犯行予告かどうか微妙なところの掲示板への書き込みで逮捕者が出てるという話に対しての私の解釈は、先日 Twitter に書いた以下の発言の通り。 raurublock : まあ「どこまで大丈夫かラインを見極めてやれ」的な行為はとりあえず逮捕するだろ、みせしめとして。その上で不起訴にする。 ああいう予告もどきって「ラインを見極めてやれ」って遊び感覚でやってるよね。警察側からするとそれが一番嫌だろうやっぱ。 日では昔から、「危ういところには近寄らないよう空気を読んで行動する」のが日人に求められる態度だったと思う。つまり、「みんなグレーゾーンには近寄らない」つう常識が日人同士の間にはあったから、白と黒の間にはっきり線を引かない曖昧なままでも何とか社会が回ってた。はっきり黒の世界に住んでる人もいたけど、黒の世界には黒の世界なりの秩序があって、それは白の世界の秩序と明確に分離されてた。「曖昧な日

    グレーゾーン - raurublock on Hatena
    REV
    REV 2008/07/19
    「つまり、恣意的な裁量のできる余地を残したがる。だから、グレーゾーンに近づこうとすること自体を見せしめとして逮捕して、「お前らグレーゾーンに近寄るな」てメッセージを送ってるわけだ。」
  • 沸点を下げるメカニズム - raurublock on Hatena

    なぜ低い沸点が必要とされているかを考える前に、沸点がどうやって下がっているかのメカニズムについて考えてみませう。はてブでいろいろ興味深いコメントをもらってるので、それを読みながら。 b:id:garahebisan : 当にハゲ自体に笑っていたのかな。もっと「自重ww」「やめいww」「ハゲいうなww」的な笑いだったのでは。 おそらくハゲ自体が面白いというより、「みんながハゲネタで盛り上がってる」という空気が楽しかったんぢゃろう、と私は捉えてます。 そういう空気に参加する人が増えると、空気の楽しさも増して、ますます参加者を呼び込むことになる。言い方を変えると、沸騰する人が増えると、沸点が下がり、ますます沸騰する人が増える。この正帰還、人によってはスパイラルとか悪循環と言うかもしれんけど、それで際限なく沸点が下がっていく。しかもまた、沸点が下がってくこと自体も楽しく感じられる。そういうメカニ

    沸点を下げるメカニズム - raurublock on Hatena
    REV
    REV 2008/07/11
    緊張と弛緩の訓練
  • 沸点の低さ - raurublock on Hatena

    その程度で盛り上がれるような沸点の低い空気を作り出すこと、つまり「場」の提供が、ニコニコ動画の質なんだと思う。コンテンツとしての質の高さは、ニコニコ動画にはおそらくほとんど要求されてない。 ニコニコ動画は制御できないユーザーにより崩壊していくかも (id:NOV1975) いじめとかいじり以前になんで今更「ハゲ」とかで盛り上がれるんだろうか。謎だ。 なんでそういう人たちが沸点の低さを求めてるのかってのは、いろいろ考察してみる価値があると思う。 追記 沸点を下げるメカニズム に、もう少し詳しいとこまで考えて書いてみただよ。

    沸点の低さ - raurublock on Hatena
    REV
    REV 2008/07/10
    気圧が低いのですね。わかります。
  • トリアージの件 - raurublock on Hatena

    http://twitter.com/Stella_NF/statuses/818715718 現在のはてな村の話題:「冷たい方程式」はかわいそう わっはっは。まあ、みんなあれを読んで論理的には納得しつつも「かわいそう」という感情を抱かざるを得ない、という人間の性質があるからこそ、名作として残ったんだよなあ。 それでまあ 福耳コラム の話ですけど、言ってることは全く正しいんだけど、なんだけどその一方で「トリアージについて学生に理解してもらえない俺ってかわいそう」な被害者意識の恨み節全開の書き方でもあって、その辺がまあいらぬ反発を招いたよね、って思いましたー。 逆にそういう恨み節がこもってるせいで、同じ被害者意識を共有する人にとっては感情的な一体感も喚起して「そうだそうだ!」的方向に走らせ易く、例えばトリアージを理解できない人への叩き行動へと向かわせたりとか。レジデント初期研修用資料の人の

    トリアージの件 - raurublock on Hatena
    REV
    REV 2008/05/25
    中間管理職の心、資本家と平社員とバイトと娘は知らず→結論:BI
  • 疑似科学批判批判 - raurublock on Hatena

    この指摘は興味深いけど、しかし id:mojimoji さん自身が十字軍な人たちの心理を理解できているかと言うと、そうでも無いような気がする。 十字軍はバカに勝てるか (id:mojimoji) 圧倒的などうしようもないバカを前にして、「このバカとともに暮らそう」と言うことです。その先にしか未来はありえないのですから、そのように覚悟を決めるのが賢き人の責任というものでしょう。それは教育や労働といった、一見関係のなさそうな広い領域について考える必要があるでしょう。──そう思えないなら、バカの自己責任論を振り回すのであれば、賢き人たちだけを連れて、どこか遠いお星様にでも行って下さい。 十字軍な人は陽に言わないけど、そういう人が当に目指しているのは、「バカを救うこと」じゃなくて、「バカの侵略を防ぐこと」だと私は見てます。つまり、自分達のテリトリーがあって、そこは今のところバカの被害をあまり受け

    疑似科学批判批判 - raurublock on Hatena
    REV
    REV 2008/05/23
    フレーム問題: 追い詰めて飛び道具→ジャンプしたら立ち中キック、でハメようとして、ヨガフレームが出ると問題ですね。わかります。
  • 貧困国問題 - raurublock on Hatena

    池田信夫 blog の The White Man's Burden はすごく正しいと思う。現状の資金援助ってのは、免罪符を買ってるだけという感が強い。 ただ、日人がこの手の話を聞くと、「資金援助なんか偽善だ」と言って止めるだけ止めといて、じゃあ代わりに 貧困の現場に立ち会って住民の望むものを把握し、それを地域の中で自律的に実現するしくみをつくる ために何かするかってえと、それすらしない、つまり「何もしないための言い訳としてこの手の話を引き合いに出す」だけに終わることが多いんで、どうしたものかなと。「もうキリスト教諸国なんかあてにならねえからここは日が率先して『日の誇る薄型コンドームをアフリカに普及させよう』運動を起こそうぜ」みたいな話が日人の間から上がることってきっと無いよねえ。ホワイトバンドってのも、あれは資金援助のためのものじゃなくて「貧困国問題を意識してもらって考えさせる」

    貧困国問題 - raurublock on Hatena
    REV
    REV 2007/10/30
    成層圏のSatelliteを見たいです。
  • ヒューリティクスと差別 - raurublockの日記

    この話は前から同じことを考えていたので、ちょっと書いてみる。 「差別・偏見は常に絶対悪」という考えも危険 (id:andalusia) そもそも、私たちは社会で生きていく中で、意思決定を早めるために推論(ヒューリスティック)を利用することが非常に多いです。学校での試験の問題みたいに決まった答えがあるわけではない問題に対して、ヒューリスティックな手段は有用で不可欠です。しかし、ヒューリスティックな手法は、そもそもバイアスと裏表です。偏見を全く持たずに生きていくことはできないし、もし仮にそんな人(ヒューリスティックな手法を放棄した人)がいたとしたら、無知で無能でクズ。アホでバカ。低脳でワーキングプアだと私は思います。 すんません、無知で無能でクズでアホでバカで低脳でワーキングプア、に近い id:raurublock です。 いや、真面目な話、私はこの手の「論理によらないヒューリスティックな推論

    ヒューリティクスと差別 - raurublockの日記
    REV
    REV 2007/10/28
  • 「ローマ人の物語」シリーズに欠けているもの - raurublock on Hatena

    15巻まで出終わったということで、「ローマ人の物語」シリーズ全体を見返してみませう。とか言いつつ、主に、というか100%悪口になります。ちなみに15巻単独については 別に感想を書いた のでそっちをどおぞ。 塩野七生の悪いところは「キャラ萌え」の癖があるところです。歴史をキャラクタとしての人物を通して見ることしかできない。「英雄(およびボケ為政者)によって歴史が作られてきた」史観ですね。まあ物語作家って職業の限界だと思う。物語って常に「登場人物」が必要で、物語作家は登場人物個人の目と声を通してしか物語を紡ぐことができない。同じ欠点は司馬遼太郎にも見られます。英雄物語(およびボケ為政者の悲劇)としてはすんごく面白いんだけどね。 実はローマ帝国崩壊の大きな原因に「3世紀以降北半球の気候が寒冷化した」という話があります。この時期はローマ帝国に限らずあちこちで戦乱が記録されていて、例えば中国では漢が

    「ローマ人の物語」シリーズに欠けているもの - raurublock on Hatena
    REV
    REV 2007/01/15
    「実はローマ帝国崩壊の大きな原因に「3世紀以降北半球の気候が寒冷化した」という話があります。」
  • 1