ウォールストリートジャーナルによると、 アメリカの student loanいわゆる日本で言う貸与奨学金(*1)の額が 消費者ローン(主にクレジットカード・ローン)の総額を上回ったらしい。 消費者ローン残高の8265億ドルに対し student loan の残高は8298億ドルとなったという。 金利の低いstudent loan は利用者にとって返済の優先順位が低いので クレジット・カードローンよりも残高が膨らみやすいとのこと。 クレジットカードと異なり、高学歴層だけが抱えるローンだけに 債務者一人当たり残高はクレジット・カードよりもずっと 大きいかもしれない。 student loan の金利水準自体は低いものの、 このloanによる自己破産が認められないなど 法律的に厳しい面も持ち合わせている。 student loan は富裕層以外に高等教育のチャンスを与えるという 社会的意義も大き