スマートフォン向けゲーム「Ingress(イングレス)」を運営するナイアンティック・ラボは、昨年富山県と共同で火星に向けて打ち上げたイカ型モニュメント「Squid(スクウィッド)」をポータルとして承認した。地球外にポータルが置かれるのは火星が初めて。 グーグルの社内企業から独立したナイアンティック・ラボが提供するイングレスは「エキゾチックマター(XM)」という謎のエネルギーが集まる「ポータル」を「青のレジスタンス」と「緑のエンライテンド」に属するユーザーがお互いに奪う(=ハックする)ことで陣地の広さを競い合うゲーム。2013年のリリース以降、世界で1200万ダウンロードを記録するなど人気を集めている。 ゲーム内に登場するポータルは実在の名所旧跡で、これをハックするには実際にその場所を訪れる必要があることから、最近ではリアルとバーチャルが交差するイングレスを観光振興の手段として活用する自治体