近畿大学生物理工学部(和歌山県紀の川市)生物工学科教授 鈴木 高広、日本下水道事業団東海総合事務所(愛知県名古屋市)、株式会社ウォーターエージェンシー(静岡県浜松市)の研究グループは、下水処理水を液体肥料として利用し、サツマイモを大量生産する方法を開発しました。生物理工学部では、サツマイモをエネルギー源とした燃料電池発電の研究も行っており、本研究成果を生かして石油・石炭・天然ガスといった化石燃料を代替し、温室効果ガスの削減に寄与することをめざします。 本件に関する論文が、令和5年(2023年)2月24日(金)に、園芸植物に関する国際誌"Horiculturae"に掲載されました。 【本件のポイント】 ●下水処理水を肥料として利用する栽培システムを用い、サツマイモの大量生産に成功 ●日射エネルギーの活用効率は、バイオマス資源における世界最高の3.6%を達成 ●サツマイモを用いた燃料電池発電に
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