1963年東京生まれ。出版社でグルメガイドの取材、編集などをするうちに料理の魅力にはまり、フジテレビ「アイアンシェフ」評議員なども務める。「和の食と心を訪ね歩く会」主宰、「軽井沢男子美食倶楽部」会長。2017年12月よりRetty TOP USER PRO。 Rettyアカウント いまどき、ちょっと小洒落たダイニングバーでも、あれこれ注文すれば5,000〜6,000円くらいは簡単にいってしまいます。 ところが銀座のど真ん中で日本料理の王道が6,000円から味わえるなんて、はじめて知ったときは信じられませんでした。 そのお店は銀座にある「双寿」。 「先付、椀、刺身、焼物、煮物か蒸し物にごはん、デザートまで付きます。養殖の魚は一切使いたくないので九州や東北、山陰から産直で取り寄せ、魚を見てからメニューを考えるんです」 と話すのは大将の岩崎芳壽さん。 目白の「太古八」という、知る人ぞ知る名割烹で