京都府立総合資料館トークセッション「新資料館に期待する」 京都府立総合資料館は京都市左京区に所在する京都府の施設である。1963年11月に開館し,今年は50周年にあたる。特徴的なのは,博物館(Museum)・図書館(Library)・文書館(Archives)の機能をあわせ持つことで,この規模でのMLA複合館は全国的にみても例が少ない。またアーカイブ資料の代表的な存在である,国宝「東寺百合文書」や重要文化財「京都府行政文書」,そのほか貴重な古典籍や京都に関する郷土資料を多数所蔵している。現在,2016年の開設を目指し,新館建設にとりかかっている。なお,この新館は京都府立大学附属図書館と同大学文学部棟との合築となる。 2013年7月14日に京都府立総合資料館の開館50周年記念事業の第一弾としてトークセッション「新資料館に期待する」を開催した。会場には関東圏からの参加もあり参加者は61名を数え
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