■ [politics][book]アレンド・レイプハルト「民主主義対民主主義」 副題として「多数決型とコンセンサス型の36ヶ国比較研究」とあるように、世界の民主政国家36ヶ国を定量的に分析し、多数決型とコンセンサス型という両極の中でどのような位置づけとなるかを示した書です。ちなみに多数決型とはウィナー=テイク=オール・タイプ、すなわち多数決で勝った方がやりたいようにやり結果が悪ければ政権交代でというもので、コンセンサス型とは多数派と少数派が妥協しながら政策運営をしていくというものです。 #36ヶ国とは次のとおりです。アイスランド、アイルランド、アメリカ、イギリス、イスラエル、イタリア、インド、オーストリア、オーストラリア、オランダ、カナダ、ギリシャ、コスタリカ、コロンビア、ジャマイカ、スウェーデン、スイス、スペイン、デンマーク、ドイツ、トリニダッド・トバゴ、日本、ニュージーランド、ノルウ