ゲームメーカー大手「スクウェア・エニックス」は11日、同社のニンテンドーDS用ソフト「ファイナルファンタジー4」について、ゲームの進め方によっては2種類の重大な不具合が発生することを発表し、「心よりお詫び申し上げます」と購入者に謝罪した。 同社によると、どちらの不具合が発生した場合でも、それ以上のゲーム進行が困難になるという。それぞれの発生条件と回避方法についてはソフトの公式ホームページ上で紹介しているが、一度発生した状態でデータを保存してしまうと、購入者が自分で解決することは難しく、同社に連絡するよう案内している。 同ソフトは、1991年にスーパーファミコン向けに発売されたロールプレイングゲームを最新ゲーム機向けに作り直したもの。主人公の騎士「セシル」と、神秘の力をもつ水晶「クリスタル」を狙う悪の存在をめぐる数奇な運命を描いた物語で、DS版では新たに声優を起用したことで話題を呼んでいる。