はじめに - え、900番台のJSR? JSRの追跡番号(JSR-XXX)は、原則としてJCP運営担当であるPMO(Program Management Office)が申請を受理した順番に付けられている。たとえば前回紹介したリアルタイムJava仕様はJSR-1なので、JCPが発足していちばん最初に申請されたJSRということになる。そして現時点ではJSR-310(Date and Time API)まで公開されているため、これが最も新しく登録されたJSRということだ。 ところで、JCPのサイトにはそれよりもさらに番号の大きい、900番台のJSRが公開されている。これら900番以降には、JCPが発足するよりも以前に策定されたAPI仕様などが多くJSRとして登録されている。たとえば以下のようなAPIがある。 JavaMail Java Transaction API(JTA) Java Med