■ Winnyの問題で作者を罪に問おうとしたことが社会に残した禍根 Winny作者が著作権法違反幇助の罪に問われている裁判の地裁判決がいよいよ明日出るわけだが、有罪になるにせよ無罪になるにせよ、そのこととは別に、独立事象として、Winnyネットワーク(および同様のもの)がこのまま社会に存在し続けることの有害性についての理解、今後のあり方の議論を進めるべきである。 著作権侵害の観点からすればさして致命的な問題ではないと考える人が大半だろう。しかし、情報セキュリティの観点からすると、流出の事故を防止しなければならないのと同時に、起きてしまった事故の被害を致命的でないレベルに止めることが求められる。 これまでに書いてきた通り、Winnyは、従来のファイル交換ソフトと異なり、利用者達が意図しなくても、多くの人が流通し続ける事態は非倫理的だと思うような流出データであっても、たらい回しにいつまでも流通
2006年09月01日10:41 Winny対策-官僚はこうやって税金を無駄に消費する カテゴリ kinkiboy Comment(2)Trackback(5) 総務省が、平成19年度概算要求でWinny対策技術開発に16億円という予算を要求したといいます。どんな対策が可能だというのでしょうか。広告代理店に頼んでWinny撲滅キャンペーンのTVCMでも流すのでしょうか。 一方では、ららネットワークスが予定しているWinny通信の完全規制が、同じ総務省が、通信の秘密の保護を定めた電気通信事業法に違反するとクレームをつけたりしています。やることがよくわかりませんね。 なにがなんでも、口実があれば予算をとって仕事にして、また天下り先に資金を流すという構図でしょうか。それならまるでハイエナというか、血税ということではバンパイアですね。 『Winnyによる情報流出』という記事を見るたびに、それは違う
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