東芝が磁気ディスクの代わりに大容量のNAND型フラッシュメモリを使った記録媒体「ソリッド・ステート・ドライブ」を発売するそうです。 これまで容量の小ささやコストの高さが普及の問題となっていたSSDですが、東芝は転送速度を維持したまま、コストを抑えることに成功したようです。 詳細は以下の通り。 東芝によると、今回発売されるSSDは従来モデルが搭載している高コストで容量の少ない「二値NAND型」と呼ばれるフラッシュメモリと異なり、素子当たりの容量を高めた普及型の「多値NAND型」のフラッシュメモリを搭載しているそうです。 そして東芝が独自に開発したコントローラを搭載することで、「二値NAND型」のフラッシュメモリを搭載したときと同等の処理速度と長寿命(約100万時間)を維持したまま、大容量化に成功したとのこと。 製品はモジュールタイプのほか、シリアルATAインターフェースでパソコンと接続できる