Vistaの目玉機能が消え去ったことをご存知ですか? 2006年7月6日 page:1/1 2006年6月末、とあるブログに重要な記事がアップされました。タイトルは「WinFS Update」。マイクロソフトが開発を進める次世代ファイルシステム「WinFS」の開発者が、開発チームのブログに投稿したものです。 その骨子は「WinFSを単独の製品(コンポーネント)としてリリースすることはなくなった」というもの。これはある意味で、WinFSの消滅を示唆していました。 WinFSといえば、元々はWindows Vista最大の目玉と言ってもいい技術でした。データベースを利用することで、例えば作成者や作成日など、ファイルに関する属性情報を軸にしたファイル管理を実現します。これまでのように物理的にファイルがどこに存在するかを意識する必要がなく、「どんなファイルか」を元にファイルを取り出せるのです。