国鉄時代から関西と東北の夜間輸送を支えてきたJRの寝台特急「日本海」が3月17日のダイヤ改正で定期運行から退き、関西発着のブルートレインは姿を消す。 「日本海」の廃止で、定期列車の寝台特急ブルートレインは、上野発着の「北斗星」(札幌行き)と「あけぼの」(青森行き)だけとなる。JRは「日本海」を今後、臨時列車として運行する予定だとしている。 高度経済成長にあわせて、地方都市と大都市を結ぶ貴重な輸送手段として、ビジネス客や観光客に好評だった寝台列車。路線ごとに車両につけられた「テールマーク」は、鉄道ファンの人気を集め、1970年代には“ブルトレブーム”を巻き起こした。しかし、新幹線網や航空路線の充実による輸送のスピード化が進み、“ブルトレ”利用者は徐々に減少。車両の老朽化も加わり、ブルトレは運行の機会を失った。代表的な寝台特急「はやぶさ」(東京-熊本)、「富士」(東京-大分)は2009年に廃止
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く