TIPS「IPルーティングを有効にする方法(Server OS編)」では、Windows 2000 ServerやWindows Server 2003で「ルーティングとリモート アクセス」サービス(以下RRAS)を導入して、サーバOSをルータとしてセットアップするための方法を紹介した。 Windows Server 2008やWindows Server 2008 R2ではセットアップ方法が変更されているため、手順が少し異なっている。本TIPSではこれらのサーバOSにおいて、RRAS役割を導入して、IPルータとして動作させる方法を紹介する。 RRASを導入してルータとして動作させることにより、例えば複数のネットワーク・インターフェイスやHyper-Vの仮想ネットワーク間でルーティングさせたり、NAT(共有ネットワーク)を行わせたりできるようになる(NATルータとしての利用方法については「