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ブックマーク / www.tokyo-np.co.jp (255)

  • 東京新聞:国民には秘密徹底 TPP交渉 守秘義務4年間:経済(TOKYO Web)

    【シンガポール=吉田通夫】環太平洋連携協定(TPP)交渉の参加国が結ぶ守秘義務契約で、交渉終了後も四年間は交渉内容を口外しないよう求めていることが、紙が入手した契約書の素案で分かった。一般の国民に対しては交渉終了後も秘密主義を貫く一方、契約では政府にアドバイスする立場の民間人は守秘義務の例外と規定。米通商代表部(USTR)の諮問委員を務める米大企業幹部など、商機拡大を狙う一部大企業などは随時情報が得られる内容だ。 関係者によると、「秘密主義の源流」ともいえる守秘義務契約書の素案は事務局役を務めるニュージーランドが作成。各国はこの素案と同内容の契約書に署名しており、日も交渉に初参加した昨年七月のマレーシア会合で署名した。しかし政府は守秘義務契約の内容については「言えない」とするだけだった。 契約では、交渉の批准から四年間か、批准しない場合も最後の交渉会合から四年間は交渉経過を秘密にするこ

    東京新聞:国民には秘密徹底 TPP交渉 守秘義務4年間:経済(TOKYO Web)
    Sinraptor
    Sinraptor 2014/05/21
    TPPがいかに大企業を優遇するためのものかが分かる話。
  • 東京新聞:ツワネ原則関わった米元高官 秘密保護法を批判:社会(TOKYO Web)

    国家が秘密にする情報の明確化などを求めた、安全保障と知る権利に関する国際ルール「ツワネ原則」の策定に深く関与したモートン・ハルペリン氏(75)が八日、国会内で講演した=写真、伊藤遼撮影。昨年十二月に成立した特定秘密保護法について「日政府はきちんとした手続きを踏んでおらず、急いで成立させた。民主社会であるべき協議をしていない」と政府の姿勢を批判した。 ハルペリン氏は外交政策や核戦略論などが専門の政治学者で、米国家安全保障会議(NSC)の元メンバー。ニクソン政権時代に沖縄返還時の核密約にも関わり、クリントン政権時代には大統領特別顧問を務めた。昨年公開されたツワネ原則の策定にも主要な役割を果たした。ハルペリン氏は、米国などでは秘密法の制定や改定に二、三年費やしたことを説明。秘密保護法が民間人に刑事罰を科し、政府の不正を秘密にしてはならないという要件や内部告発者の保護などが明確でない欠点を指摘し

    東京新聞:ツワネ原則関わった米元高官 秘密保護法を批判:社会(TOKYO Web)
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    Sinraptor 2014/05/09
  • 東京新聞:柵越えたら「デモ隊射殺」 砂川闘争 元米兵デニスさん証言:社会(TOKYO Web)

    デニス・バンクスさんが米軍立川基地を警備した1956年10月13日に起きたデモ隊と警官隊の衝突。「流血の砂川」と呼ばれている(砂川を記録する会提供) アメリカン・インディアン運動(AIM)のリーダーとして知られるデニス・バンクスさん(77)は、半世紀以上前の米兵時代に東京都砂川町(現立川市)の米軍立川基地拡張をめぐる砂川闘争の警戒に就いた際「デモ隊がフェンスを越えたら射殺しろ」と命令された。デニスさんが市民団体に体験を語った映像が今秋、初公開される。安倍政権の強引な集団的自衛権行使容認論のせいで、砂川裁判に注目が集まる中、貴重な記録として注目を集めそうだ。 (阿部博行) デニスさんは、十八歳だった一九五四年から三年ほど米軍横田基地(東京都福生市など)に勤務。五六年十月十一日から十三日まで三日間だけ、近くの立川基地の警戒に駆り出された。周囲の拡張予定地には、農地や宅地を奪われまいとする農民と

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    Sinraptor 2014/05/08
  • 東京新聞:被ばく、くっきり 23日から写真展:社会(TOKYO Web)

    目に見えず、臭いもしない放射能による汚染の実態を見せたいと、写真家の加賀谷(かがや)雅道さん(32)が、東京電力福島第一原発事故の被災地に残された動植物などの被ばくの様子を「オートラジオグラフ」(放射線写真)と呼ばれる写真にした。

    東京新聞:被ばく、くっきり 23日から写真展:社会(TOKYO Web)
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    Sinraptor 2014/04/20
  • 東京新聞:核廃絶 現場から訴え 「福竜丸」元乗組員マーシャルへ:社会(TOKYO Web)

    太平洋・マーシャル諸島のビキニ環礁で、漁船「第五福竜丸」が米国の水爆実験に遭い、乗組員が被ばくした「ビキニ事件」から三月一日で六十年になる。この節目に元乗組員、大石又七さん(80)=東京都大田区=は、十年ぶりにマーシャル諸島を訪ねる。「船の仲間は次々と亡くなっている。私が体験を伝えていかないと、立つ瀬が無い」。悲痛な覚悟で現場から核廃絶を訴える。 (加藤裕治) 「たぶん、私にとって最後の訪問になるだろう」。マーシャル諸島を訪れるのは、二〇〇二、〇四年に続き三回目。現地にたどり着くまで、一泊二日掛かる長旅は、高齢の身には厳しい。

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    Sinraptor 2014/02/24
  • 東京新聞:戦後教育はマインドコントロール 首相、衆院委で発言:政治(TOKYO Web)

    安倍晋三首相は二十日の衆院予算委員会で、教育改革に関し「教育法は(第二次大戦後の)占領時代につくられたが、衆参両院で自民党単独で過半数をとっていた時代も手を触れなかった。そうしたマインドコントロールから抜け出す必要がある」と意欲を示した。 安倍晋三首相は二十日の衆院予算委員会で、戦後に長く教育法を見直さなかったことを「マインドコントロール」と表現し、教育改革に意欲を示した。 首相は第一次安倍内閣で掲げていた「戦後レジーム(体制)からの脱却」とのうたい文句について「あえて使っていないが、捨てたわけではなく、変わらない」と強調。「憲法や教育制度を私たちの手で変えていくことこそが、戦後体制からの脱却になる」と力説した。 憲法については「(戦後の)占領時代につくられ、時代に合わない仕組みもある。不磨の大典ではない」と述べた。政府・自民党は今国会で、自治体の教育委員会のあり方を見直す関連法改

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    Sinraptor 2014/02/21
    常識的に考えれば、戦前教育の間違いだろ。
  • 東京新聞:「脱法」水際作戦横行 生活保護法 見直しに便乗:政治(TOKYO Web)

    生活保護費の抑制を目的とする改正生活保護法が昨年末に成立したのと前後し、全国の自治体で申請を拒む「水際作戦」が強化されている。扶養は保護受給の要件ではないのに、あたかも要件であるかのような説明が横行。「法改正後も実態は変わらない」という厚生労働省の説明は早くも空証文となっている。 (上坂修子) 改正法は一部を除き七月に実施される。自治体が扶養を断る扶養義務者に説明を求めたり、扶養義務者の収入や資産の状況に関し、勤務先などに調査することを可能にする。ただし、あくまで調査ができるだけで、扶養義務者が援助を断ってもこれまで通り、生活保護は受給できる。 にもかかわらず、改正法の審議中に、全国の約三分の一に当たる四百三十六の福祉事務所が、申請の際に「扶養義務を果たさないと生活保護は受けられない」という誤った書面を扶養義務者に送っていたことが分かった。厚労省は該当する自治体に表現を改めるよう通知を出し

    東京新聞:「脱法」水際作戦横行 生活保護法 見直しに便乗:政治(TOKYO Web)
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    Sinraptor 2014/02/04
  • 東京新聞:エネルギー政策 反省ゼロの基本計画:社説・コラム(TOKYO Web)

    経済産業省の新たなエネルギー基計画案を見て驚いた。福島原発事故の反省は一体どこへ行ったのか。三年足らずで、もう忘れてしまったのか。忘れた時に、人は過ちを繰り返すのではないか。 経産省のエネルギー基計画素案によると、原発は「重要なベース電源」で、輸出も推進、新増設の比率は明記しないが、将来に含みを残し、使用済み燃料を再処理する核燃料サイクル計画さえ、引き続き推進するという。

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    Sinraptor 2013/12/12
  • 東京新聞:放射能なければ軍団つながった 年内閉園「日光猿軍団」:社会(TOKYO Web)

    ニホンザルが集団で芸をするテーマパーク「日光猿軍団」(栃木県日光市)が、今年いっぱいで幕を閉じる。二十二年間に延べ約一千万人が訪れ人気を博したが、東京電力福島第一原発事故で外国人調教師が帰国するなど先行きの見通しが立たなくなった。軍団を興した間中(まなか)敏雄校長(65)は「『そんなことは猿でも分かる』と人間はよく言うが、自分たちはそんなに賢いのかねえ」と、事故後も原発を続けるような動きに憤る。 (大野暢子(まさこ))

    東京新聞:放射能なければ軍団つながった 年内閉園「日光猿軍団」:社会(TOKYO Web)
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    Sinraptor 2013/12/11
  • 東京新聞:原発こそ秘密ダメ  福島作業員ら秘密保護法案に危機感:社会(TOKYO Web)

    「原発に関わるあらゆることで、かん口令が強まるのではないか」。特定秘密保護法案が衆議院を通過したことを受け、東京電力福島第一原発で働く作業員らから懸念の声が上がっている。過酷な作業実態など、事故後、作業員の証言で明らかになった事実は少なくない。現場からは、「福島第一で起きている事実を伝えていく」という決意の声も聞こえてくる。 (片山夏子)

    東京新聞:原発こそ秘密ダメ  福島作業員ら秘密保護法案に危機感:社会(TOKYO Web)
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    Sinraptor 2013/12/01
    原発の現場は頑張っているんだから感謝しろ、とかいう奴に限って、こういう原発ネガティブな現場の声には耳をふさぐ。秘密保護法案は彼らにとって実に都合のいいものだろう。
  • 東京新聞:特定秘密保護法案 国民軽視の強行突破だ:社説・コラム(TOKYO Web)

    広く疑念の声があがる特定秘密保護法案が衆院の会議で可決した。巨大与党が力ずくで、渦巻く反対論をねじ伏せたのだ。強行突破は看過できない。 福島で二十五日に開かれた地方公聴会は、いったい何のためだったのだろう。首長や学者ら七人が意見を述べたが、賛成者は一人もいなかった。「慎重に、国民のために議論を尽くすことが大切だ」「外国の信頼よりも、国民の信頼を得るべきだ」-。もっともな意見が続出した。

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    Sinraptor 2013/11/28
  • 東京新聞:東電賠償 競争入札や不動産売却 努力不足:社会(TOKYO Web)

    会計検査院の検査で、発電事業と直接関係のない不動産の売却や、競争入札を積極的に取り入れていないなど、東京電力のコスト削減への努力不足が次々と明らかになった。 (岸拓也) 東電は福島第一原発事故の賠償資金や事故処理費用などを捻(ねん)出するため、十年間で三兆三千六百五十億円の経費を削る計画を立てた。さらに、電気事業と関係のない賃貸マンションや社宅など九百件の不動産を売って、二千四百七十二億円を得ようとしている。 だが検査院が調べると、努力不足が明らかに。売却対象になっていない東京都内の社宅など六件(簿価で三億四千万円)について、東電は移設の難しい変電所が併設されていて売却できないとしたが、実際には変電所と分断されており、売却可能と指摘した。

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    Sinraptor 2013/10/18
  • 東京新聞:中国 「邪教」信者増に苦慮 「全能神」背景に貧富の差拡大:国際(TOKYO Web)

    【北京=白石徹】中国政府が「邪教」に指定するキリスト教系の新興宗教「全能神」が急速に信者を増やし、中国当局は対応に苦慮している。「巨大な赤い龍」(共産党のこと)を倒して新国家を樹立すると主張する全能神は、貧富の格差拡大を背景に勢力を伸ばしており、当局が対応を誤れば大きな社会不安を招く恐れもある。 中国政府関係者によると、全能神の信者は現在、百数十万人に上り、「組織の規則は非常に厳しく、内部管理も徹底している」という。信者は貧しい農民や農民工(出稼ぎ労働者)が多く、省レベルの指導者から県レベル、末端組織の指導者まで細分され、安徽省や陝西省など少なくとも全国二十二省・直轄市に広がっている。 全能神は脱退者を厳しく処罰する専門組織をもち、入会すると抜け出すのは難しい。中国当局が「一時は二百万人を超えていた」とする邪教指定の気功集団「法輪功」よりも強い組織力があり、映像や書籍を利用した宣伝も活発だ

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    Sinraptor 2013/10/11
    金目教じゃなかった。貧富の差の拡大で日本ももうすぐこうなる。
  • 東京新聞:核・原発のごみ満杯へ 打つ手なし 再処理技術や処分場も未定:社会(TOKYO Web)

    原発再稼働をめぐる論議が高まる中、原発から出る放射線量の高い使用済み核燃料を貯蔵するスペースは既に満杯に近づきつつある。「核のごみ」が解決しないまま、原発を動かしてもいずれ行き詰まるのは明らかだ。 (梅田歳晴) 電気事業連合会などによると、国内にある使用済み燃料は二〇一二年九月末時点で、少なくとも一万七千トン以上。電力会社は各原発の原子炉建屋内にある燃料プールでほとんどを貯蔵しているが、東京電力の福島第一、第二、柏崎刈羽、九州電力玄海、日原子力発電東海第二でいずれも占有率が80%以上を占め、限界に近づいている。 青森県六ケ所村にある日原燃の使用済み核燃料再処理工場(再処理工場)にも容量三千トンの一時保管スペースがあるが、再処理事業の遅れで各原発から持ち込まれる使用済み燃料がたまる一方。今年九月の時点で貯蔵量は二千九百四十五トンに達し、占有率は98%に達した。

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    Sinraptor 2013/09/25
  • 東京新聞:大江さん「首相のうそ」批判 原発再稼働反対、9000人集会:社会(TOKYO Web)

    全国で唯一稼働中の大飯原発4号機(福井県おおい町)が十五日に定期検査に入るのを前に、脱原発を望む市民や団体が十四日、「再稼働反対!9・14さようなら原発大集会」を東京都江東区の亀戸中央公園で開いた。 作家の大江健三郎さんら知識人でつくる「『さようなら原発』一千万署名市民の会」が呼びかけ、九千人(主催者発表)が集まった。 東京電力福島第一原発事故の後、福島市から東京都練馬区に娘二人と自主避難した二瓶(にへい)和子さん(37)は「事故で福島の友人らとの絆を壊された。福島市渡利地区では今も除染を繰り返している」と原発事故への怒りをにじませた。 福井県内で原子力発電に反対する市民団体幹事の松永寛治(かんじ)さん(63)=福井県敦賀市=は「大飯は停止するが、原発直下に活断層があるかないかで専門家たちが議論している。市民の一部は、どちらが正しいか悩んでいる。もし大地震があれば大変な事故が起きるとの前提

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    Sinraptor 2013/09/16
  • 東京新聞:原発収束 待ったなし 平和の祭典 中韓との改善も:政治(TOKYO Web)

    東京が二〇二〇年夏季五輪の開催地に決まった。「平和の祭典」に国民の期待は高まっている。ただ、開催までの七年間に取り組むべき課題は多く、今後の日の進む道にも大きな影響を与える。日は国内外に示した約束を守り、実現できるのか。

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    Sinraptor 2013/09/10
  • 東京新聞:貯金通帳数万冊を無断保管 強制連行朝鮮人の賃金か:社会(TOKYO Web)

    戦時中に日各地の企業に強制連行されるなどした朝鮮人名義の数万冊の郵便貯金通帳が、人に無断でゆうちょ銀行福岡貯金事務センター(福岡市)に集約、保管されていることが7日、ゆうちょ銀への取材で分かった。貯金はほとんどが戦時中の未払い賃金とみられる。 戦時下の労働事情に詳しい守屋敬彦・元佐世保高専教授(近現代史)によると、当時、企業の多くは逃亡を防ぐため賃金の全額を朝鮮人労働者に渡さず、一定額を郵便局などに強制貯金していた。郵便貯金の多くは終戦時の混乱で人に渡されず、戦後も通知されなかった。 同銀行広報部は「判読できないものもあり、現在も整理中」と話している。

  • 東京新聞:「汚染水 東京全く影響ない」 五輪招致委理事長 IOC委員へ手紙:社会(TOKYO Web)

    【ブエノスアイレス=共同】二〇二〇年夏季五輪開催を目指す東京招致委員会の竹田恒和理事長は二日、開催都市決定の投票権を持つ国際オリンピック委員会(IOC)委員に対し、東京電力福島第一原発からの汚染水漏れの不安を打ち消すため「東京は全く影響を受けていない」などと訴える手紙を送ったことを明らかにした。 八月二十七日付の手紙で、福島の原発問題が報じられていることに対し、東京に住む人々の生活を「全く普段通りで安全だ」と説明。「大気と水は毎日チェックされ、問題となるような兆候が一切ないことを政府も確認している」と記した。肩書は招致委理事長と日オリンピック委員会(JOC)会長、IOC委員だった。

    Sinraptor
    Sinraptor 2013/09/03
    「汚染水は他人事だ。のうのうとオリンピックにうつつを抜かせる。」って事ですね。
  • 東京新聞:汚染水漏れ 東電社長らを告発 公害処罰法違反疑い:社会(TOKYO Web)

    「地下水汚染を無策のまま放置し、もはや手が付けられなくなっている。悪質な犯罪と言うほかない」。東京電力福島第一原発の汚染水問題で、法人としての東電と幹部を公害犯罪処罰法違反容疑で福島県警に告発した福島原発告訴団は三日、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見し、東電を厳しく批判した。  河合弘之弁護士は、入手した内部資料のコピーを手に、東電が1~4号機を取り囲む遮水壁の設置を「後追いにならない備え」と認識しながら、高額の費用負担を理由に先送りしたのではないかと指摘。「安全よりお金を優先して原発事故を起こした東電の体質や構造は、事故後もまったく変わっていない」と主張した。 原発事故で被ばくしたとして、告訴団が東電幹部らを業務上過失致死傷容疑で告訴・告発してから一年以上たつが、東電への家宅捜索を行わない検察当局の捜査手法も批判。「原発事故でも、危険を認識しながら津波対策を先送りしたことを示す文書

    Sinraptor
    Sinraptor 2013/09/03
  • 東京新聞:デマと虐殺 語り続ける 関東大震災 あす90年 「生き証人」97歳 長島花樹さん:東京(TOKYO Web)

    九月一日、首都圏に甚大な被害をもたらした関東大震災から九十年を迎える。揺れや大火で壊滅状態となった首都圏では「外国人が暴動を起こした」といったデマから虐殺が起きた。七歳の時に被災した豊島区の長島花樹(はなき)さん(97)は「うめき声が今も耳の奥に残っている」と話す。 (杉戸祐子) 大震災から数日後、長島さんが栃木県内の親類を頼って避難するため、鉄橋の落ちた荒川を豊島区の自宅近くから、埼玉県側に渡し船で渡ろうとした時のこと。「ギャア」「ウーン」。川堤で日人が朝鮮人を虐待する声が聞こえてきた。 目の当たりにはしなかったが、「ひどいことをしているのは子どもにもわかった」。背景にデマがあることは知っていた。「警官が『朝鮮人が井戸に毒を入れたから飲まないように』と言って回っていた。警察もすっかり混乱していた」

    Sinraptor
    Sinraptor 2013/08/31