この前も書いたが、9月12日にオランダの総選挙があり、そこでナショナル・ポピュリズム運動のひとつである自由党が台風の目となっていると。それに注目して、毎日新聞の海外面で、2012年9月5日まで計5回の企画記事「『極右』の実像」が掲載されたと。以上メモ。 そして最終回が・・・じつに、実に思想的衝撃ですよ。 自分にとっては、自由党のやったことはそれほど驚きではないが、その前提となる状況こそが、思想的な大大大大問題ですよ。 その問題とは・・・ オランダでは01年に同性結婚が公認されたが、自治体の窓口担当者が宗教上の理由から婚姻届を受け取らないケースが続出。 昨年11月、「婚姻届拒否」を禁じるよう政府に求める決議案が下院に出された。保守与党2党の反対を無視し、閣外協力の「極右」自由党が賛成にまわり、決議は採択された。 欧州の極右勢力は同性愛を攻撃することが多い。だが、オランダの自由党は昨年9月、同