コミュニケーション主にブログや Twitter で、ジェンダーの話をしているところを見ていると、最初は抑圧を受けている (とされる) 側 *1 が「こんなことがあって辛かった/不快だった」というふうに個人的な体験を開示するところから始まるのだが、人が集まって言葉のやりとりがあった後、最後には喧々囂々で物別れになっていることが多いように見える。ジェンダーの場合、そこには「女性 vs 男性」の構図が形成される。はてブや Twitter でネット住人が気軽に思ったままを口にできるようになり、しかも一覧性に優れているので、対立構造みたいなものが見えやすくなっているあたりも影響していると思うんだけど、最初に個人的な体験を語った人は、「女性 vs 男性」の構造になることを望んでいたんだろうか。むしろ対立構造は望んでいなかったんじゃなかろうか。最初に個人的な体験を語った人の意図はさておき、ネット上で人が