「Linux市場の現状を見ると、数年前まで右肩上がりだった業務サーバLinux市場の成長が鈍化しつつある一方で通信、携帯、組み込み系アプライアンスなどの市場が急速に立ち上がり始めている」と佐藤氏。そうした新たな市場に乗り出すに当たり、若い経営陣にバトンタッチすることで、社内の活性化や意思決定の迅速化を図り、Linux市場でのさらなる飛躍を目指す。今後、当社のイメージは大きく変わることになるだろう」と述べた。 現在40歳の児玉氏。2007年12月に発表されたAsianux Corporationの取締役副社長も兼務で務めており、市場に対する勘も申し分ない。そんな同氏が掲げた新たな事業戦略の柱は大きく2点。1つは、Asianux Server 3のような従来からの製品を長期に安定して稼働・運用できるソリューションを引き続き提案していく点。MIRACLE LINUX v4.0(Asianux 2