社員が50名を超えて、お客さま情報を扱うゾーンはセキュリティ上の仕切りができたので、ややもすれば社内のコミュニケーションが悪くなってしまうところ。 そんななか役立っているのが、社内SNSとノーツチャット、これらはもちろんそうなのだが、もっとも大切なのは、フロア全体を見渡せるオフィスのレイアウトかもしれない。 高いものをおかず、一部をのぞいて、ほとんどパーティションも取ってしまったので、一番端から、反対側の端まで見える。 席に戻ったタイミングを見計らって内線をかけたり、チャットやメールをしていても、どんな表情でいるかも見えるので便利。座り方も斜めに座っているし、完全に背を向けている人は少なく、立てば50名全員の表情が見える。 事業再生で工場に入っていたときに、生産のプロがまっさきにやったのが「見える化」。高いものを端に寄せて、とにかく見晴らしをよくすることで、生産効率が一気によくなる。 製造