ストライクウィッチーズ2第6話「空より高く」の具体的な良さについても少し語っておこうかなと。 ストライクウィッチーズシリーズというのは基本的には演出が強いアニメで、それは改めて1期を通してみても変わらない印象だったんですが、1期と2期を比較した場合、2期になって脚本の洗練度がとても高くなっているように感じますね。ほぼ同じスタッフ陣容、脚本は佐伯昭志、鈴木貴昭、浦畑達彦の3人のローテーションという体制は変わらないにも関わらず明らかにレベルアップしているというのは注目に値するところです。一つには、世界観設定が本業の鈴木貴昭氏が積極的に脚本に関わることでチーム全体のキャラクターや世界観についての理解が2期になってより深まっているということなのかもしれません。 第6話は佐伯昭志氏の担当。佐伯氏はGINAXで動画からキャリアを積み上げて来た人物で、来歴を観るに脚本はプロット程度に留めていきなり絵コン