2022年度中の開業を予定している福岡市地下鉄七隈線の延伸(天神南-博多、1・4キロ)で、福岡市は、キャナルシティ博多(同市博多区)付近に設置する中間駅の名称を「櫛田神社前」に決めた。1日午後に発表する。 名称を巡っては地元の自治協議会と商店街組合が、住民が親近感を抱くことを望み、櫛田神社(博多区上川端町)にちなんだ新駅名にする陳情書を、高島宗一郎市長に提出していた。櫛田神社は博多祇園山笠で全国的に知名度が高く、市は中間駅の名称としてふさわしいと判断したもようだ。 新駅では、駅南側とキャナルシティのイーストビルをつなぐ地下通路も設置する。(塩入雄一郎、横田理美)