国際宇宙ステーションに物資を届ける日本の宇宙輸送船「こうのとり」の5号機が、19日夜、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、打ち上げは成功しました。「こうのとり」は、順調に飛行を続けていて、24日に宇宙ステーションに接近する予定です。アメリカとロシアの宇宙輸送船で事故が相次ぎ、国際宇宙ステーションに必要な物資が届かないなか、今回の「こうのとり」は、ほかの輸送船で届けられなかった物資を緊急に輸送する、特別な役割を担っています。科学文化部の鈴木有記者が宇宙への緊急輸送の舞台裏と、高まる日本の技術への期待を詳しく解説します。 米ロ相次ぎ失敗 必要物資届かず 国際宇宙ステーションに食料や物資を運ぶ役割は、現在、アメリカとロシア、日本が合わせて4種類の宇宙輸送船で担っています。 ところが、去年10月以降、アメリカとロシアの合わせて3種類の輸送船で事故が相次ぎ、国際宇宙ステーションに必要な物資
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