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ブックマーク / globe.asahi.com (28)

  • 似ても似つかぬ日本料理に、こみ上げる怒り 敬意なき「食文化の盗用」に一言いいたい:朝日新聞GLOBE+

    すしにキムチにカレーには必ず起源となった民族や国がある。それを侮辱する行為がいま問題となっている。文化の盗用だ。 の世界でも、文化の盗用という考え方が主要な論点となっている。ある民族や国のバックグラウンドを持つ料理人やフードライターが、別の文化ベ物を扱う時に問題は起きる。一番問題に見えるのは、ソーシャルメディアのご意見番がたが懸念する限り、ある国が歴史的に搾取したり抑圧したりした国の文化からべ物を横取りする場合である。米国人シェフがメキシコ料理を、フランス人シェフがモロッコ風料理をつくるというような。 国家単位で他国の料理を盗用していることもある。たとえば英国がインド料理に対してそうであるように。チキンティッカマサラ(カレーの一種)は明らかに英国統治下のインドにルーツがあるにもかかわらず、おそらくほとんどの人が典型的な英国料理として受け入れるだろう。そのプロセスの発端が何百

    似ても似つかぬ日本料理に、こみ上げる怒り 敬意なき「食文化の盗用」に一言いいたい:朝日新聞GLOBE+
    Tomosugi
    Tomosugi 2022/02/10
    なんかこの話題って白人様がいらん世話焼いてる感じしかしないんだよな。じゃあもちピザとかたらこスパみて誰がどう不愉快になる?すしポリス的な感性・活動って何が原動力なんだぜ?
  • ソ連は娯楽少なく…声優ジェーニャ「アニメは二つ。チェブラーシカとヌー・パガジー」:朝日新聞GLOBE+

    ソ連が崩壊してから12月25日で30年になる。史上初の社会主義超大国としてアメリカと世界を二分し、冷戦を繰り広げたが、経済の悪化や、政権弱体化を招いたゴルバチョフ氏の改革などにより、1991年に消滅した。 物不足、厳しい情報統制…そんなイメージが強いソ連だが、実際はどうだったのか。1980年代末から崩壊までのソ連で子ども時代をすごし、現在は日で声優として活躍しているジェーニャさんに「私が生きたソ連」を語ってもらった。 ソ連の記憶について語る声優のジェーニャさん ――ソ連での暮らしぶりを教えて下さい。 私はシベリアのノボシビリスクという都市で生まれたんですけど、父が軍人だった関係でリャザンやゴーリキー(現在のニジニノブゴロド)など転々としていました。 ものは少なかったですね。それはあとから分かったことで、当時は普通だと思っていました。商店に行っても、陳列棚が空っぽの記憶しか残っていません。

    ソ連は娯楽少なく…声優ジェーニャ「アニメは二つ。チェブラーシカとヌー・パガジー」:朝日新聞GLOBE+
    Tomosugi
    Tomosugi 2021/12/25
  • AIが社会の主役に、人間の歴史は終わる ドワンゴ川上量生氏が描く未来図 (朝日新聞GLOBE+)

    ■人間にできてAIにできないこと、ない 人間の知性って、実は人間自身が思っているほど高くないと思います。人間同士のコミュニケーションは大抵、場当たり的だし、数学者の新井紀子さんが著書「AI vs.教科書が読めない子どもたち」で明らかにしたように、読解力や論理的思考力を人間はそれほど持っていない。人工知能は現時点でも、大抵の人の知的水準をかなりの部分で上まわっているのではないか。 20年後には、AIはもう相当世の中に入ってきているでしょう。あらゆる意味で人間の知性を超えるAGIの可能性については見解が分かれていますが、遅くとも今世紀中には実現されるでしょう。 まだ人間の仕事は残っているけど、基的には消えていく過程にある。人間にはできるけどAIにはできないことって、正直ないと思います。 ■一人一人が自分だけの仮想世界を持つ時代に それと同時に進むのが、人間の活動の比重が、現実世界から「もう一

    AIが社会の主役に、人間の歴史は終わる ドワンゴ川上量生氏が描く未来図 (朝日新聞GLOBE+)
  • 世界で急減のミツバチ、沖縄の女性研究者が解決に没頭 原動力はタトゥー刻むほどの愛:朝日新聞GLOBE+

    ミツバチは人間社会と比べても劣らない社会制度が発達した世界に住んでおり、その労働倫理の高さには定評があります。 そんな愛すべきミツバチに大きな危機が押し寄せています。個体数が急速に減っているのです。 この問題の解決につながるような発見を、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の博士課程に入ったばかりの女性研究者が成し遂げました。 巣箱に群がるミツバチ。リンゴやコーヒー、アーモンドなど、様々な植物を受粉させることができる=ブリティッシュ・コロンビア大、長谷川のんのさん撮影 ミツバチの数が少なくなると人間にどんな影響があるのでしょうか。ミツバチはハチミツやローヤルゼリーを生み出し、私たちの栄養や健康、経済に大きな貢献をしています。 それ以上に大事なのが、ミツバチは花粉を運ぶ役割を果たしていることです。専門家によると、ミツバチは世界の農作物の約3分の1の受粉を担っていて、ほかの昆虫や動物などの「花粉

    世界で急減のミツバチ、沖縄の女性研究者が解決に没頭 原動力はタトゥー刻むほどの愛:朝日新聞GLOBE+
    Tomosugi
    Tomosugi 2021/09/12
  • 「東洋人らしいセーラームーン」に思う外国人が求める「日本人らしさ」:朝日新聞GLOBE+

    先日、ドイツ在住のライターの雨宮紫苑さんが、アニメのキャラがドイツ語英語などの外国語を使う場合は、外国で見ても違和感のないように、正しい外国語が使われるべきだと書きました。実際には文法がおかしかったり、発音がおかしかったりするため、たとえば英語圏の国やドイツでアニメを見た時に、現地の人が気持ちよく見られないそうなのです。 これに対してイスラム思想研究者でありアラビア語の通訳でもある飯山陽さんが「母国語に外国語を混ぜて使う方が、むしろ世界標準だろう。フランス人が「タタミ」を動詞として使うことや、寿司が世界中で「スーシー」であることも、雨宮氏は「適当」「残念」と馬鹿にするのだろうか?/ 「外国語の扱いや外国人の扱いが適当だなぁ」と改めて痛感。」とつぶやきちょっとした論議になりました。 「日人なのだから日語を使うべき」という発想 外国人が日のアニメを見た時に「アニメのキャラクターが話す外

    「東洋人らしいセーラームーン」に思う外国人が求める「日本人らしさ」:朝日新聞GLOBE+
    Tomosugi
    Tomosugi 2020/06/04
  • ナショナリズム 私たちを映す鏡:朝日新聞GLOBE+

    新型コロナウイルスの感染拡大で、世界のヒトの流れが止まり、私たちは「国家」や「国境」という存在を改めて意識させられています。またトランプ米大統領の登場や英国の欧州連合(EU)離脱などで、「ナショナリズム」という言葉を耳にする機会が増えました。そもそも、「ナショナリズム」って何だろう。その答えをさぐるため、世界各地の現場を取材しました。

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  • 「何もない」から盛り上がる 埼玉県出身、斎藤ちはるアナが語る地元愛:朝日新聞GLOBE+

    さいとう・ちはる 埼玉県さいたま市出身。中学まで県内の学校に通い、東京都内の高校、明治大学文学部へと進んだ。人気アイドルグループ・乃木坂46のメンバーとしても活躍。2018年にグループ卒業後、19年にテレビ朝日に入社。「羽鳥慎一モーニングショー」でアシスタントを務める。今年4月から「林修の今でしょ!講座」で進行を担う。 ――良くも悪くも初めて埼玉県人を意識したのはいつごろですか。 中学生くらいです。進学する高校を決めるとき、埼玉の学校も考えていたんですけど、以前していた乃木坂の仕事の関係もあって、東京の高校に行こうと思ったんです。その時、ちょっと意識し始めたのかもしれません。 ――埼玉と東京は隣接しています。どういう点で違うと思いますか。 明確に違うわけではないんですけど、東京の方がスタイリッシュ、最先端な感じがします。埼玉は安全で安心なところですが、スタイリッシュなイメージはあまりないよ

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    Tomosugi
    Tomosugi 2020/04/17
  • 「迷惑だ」と言いつつ「なぜ」を考えない 日本人、思考停止していませんか:朝日新聞GLOBE+

    ■迷惑かけない子、が夢ですか 23歳で日に来てすぐのころ。子どもが生まれたばかりの人が、「どんな子に育ってほしいですか」と聞かれて、「好きなことを自由にやったらいいけど、ひとさまに迷惑だけはかけないような子になってほしい」と答えているのを聞いて、びっくりしたんです。「迷惑をかけない子」って一体どんな子だろう……。バンドとか大きな音を立てるようなことをしない子? それとも地球を汚さないように地球環境に気を配る子? うーん。そもそも、それって親が抱く子どもへの夢なのかな? と、まじめに考え込んでしまいました。 ほかに不思議だなあと思ったのは、ワイドショーなどで見る有名人の謝罪会見でした。女性への暴力など大変深刻な事件を起こした人が、謝罪会見で「みなさまにご迷惑をおかけしました」と言うのが不思議でした。謝罪するべき相手は被害者やその家族であって、視聴者にもマスコミにも、まったく迷惑はかかってい

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  • ヤンキースに初の女性打撃コーチ レイチェル・バルコベックが闘ってきた偏見:朝日新聞GLOBE+

    2019年12月10日、報道陣に答えるニューヨーク・ヤンキースの新しいマイナーリーグの巡回打撃コーチ、レイチェル・バルコベック=AP。大リーグ球団初の常勤の女性打撃コーチとされるだけに、米カリフォルニア州サンディエゴで開かれた大リーグのウィンターミーティングに参加すると注目を浴びた

    ヤンキースに初の女性打撃コーチ レイチェル・バルコベックが闘ってきた偏見:朝日新聞GLOBE+
    Tomosugi
    Tomosugi 2020/02/05
    アメリカのこういうとこがすごい
  • 手がけた動画は再生6億回 作家が語る「大人が知らないYouTube」:朝日新聞GLOBE+

    プロフィール すのはら: 1995年生まれ。東京都出身。2012年よりYouTube業界に身を置き、複数のチャンネルで企画を担当。地上波やAbemaTVでの構成作家を経て、現在はチャンネル登録者1000人~800万人の約40組の企画構成を担当する。 たけちまるぽこ: 1995年生まれ。東京都出身。立教大学現代心理学部在学中の18歳の頃に放送作家としてデビュー。地上波やAbemaTVでの構成作家を経て、20歳の頃にYouTube専門の構成作家を名乗り始める。 ■スピード感ないテレビ ――なぜYouTube作家になったのですか。 たけち氏 僕はテレビが大好きで、中学のころから放送作家に憧れ、放送作家になる王道ルートとされる、ラジオの番組にネタを投稿する「はがき職人」をやっていました。大学に入り、テレビの放送作家になりました。やってみて、企画を立案して、形になるまで、テレビはものすごくスピードが

    手がけた動画は再生6億回 作家が語る「大人が知らないYouTube」:朝日新聞GLOBE+
  • 末期がんになって気づいたことがある「余命1カ月」の男性が遺した言葉…症状変わる中:朝日新聞GLOBE+

    息を引き取る4日前の8月28日、立つのもやっとの状態の中、「訴えたいことがある」と言ってインタビューに答えた田端健太郎さんの笑顔が忘れられない=山大輔撮影 「治らない人のための情報」がない 東京で医療機器関係の仕事をしている田端健太郎さん(46)。8月27日、医師から「余命1カ月」と告げられた。約1年に及ぶ腎臓がんとの闘病生活の末、すでに緩和ケアに移行し自宅療養をしていた。余命が短いことは感覚的に分かっていた。取材を受け入れたのは翌28日。それには理由があった。 「残り1カ月となると、みんなそれを口にするのもためらう。だから情報がない。僕自身、どう受け止めたらいいのか知りたくて調べたけど全然ない。あのね、ここが伝えたいポイントだと思っているんだけど、治らないがんと治るがんがある。どんなに医療が発達しても治らない。治る人ばかり脚光を浴びるけど、治らない人もいるのです」 「タバケン」の愛称で

    末期がんになって気づいたことがある「余命1カ月」の男性が遺した言葉…症状変わる中:朝日新聞GLOBE+
    Tomosugi
    Tomosugi 2019/09/07
  • 第2次大戦中、日系人のふりをして進んで収容所に入ったアメリカ人がいた:朝日新聞GLOBE+

    砂嵐が吹き荒れる42年7月のマンザナール日系人強制収容所=ロイター。不毛な地に建てられ、正式名称は「転住センター」とされた

    第2次大戦中、日系人のふりをして進んで収容所に入ったアメリカ人がいた:朝日新聞GLOBE+
  • 「マラソン王国」ケニアで、なぜランナーたちは身を持ち崩すのか:朝日新聞GLOBE+

    ケニアのマラソン記録保持者だったダンカン・キベト。41歳。今は生活に四苦八苦している=Andrew Renneisen/©2019 The New York Times

    「マラソン王国」ケニアで、なぜランナーたちは身を持ち崩すのか:朝日新聞GLOBE+
  • 生徒の欠席に悩む学校、洗濯機置いたら劇的に改善した:朝日新聞GLOBE+

    ケンタッキー州ルイビルにあるファーンクリーク高校の新しい洗濯室=Jai Wilson via The New York Times/©2019 The New York Times。洗濯機をはさんで、学校の担当スタッフ(右)から室内の説明を受ける生徒たち

    生徒の欠席に悩む学校、洗濯機置いたら劇的に改善した:朝日新聞GLOBE+
  • 中国のメガヒットSF映画、原作本もベストセラーに:朝日新聞GLOBE+

    昨年、人気女優・范冰冰(ファン・ビンビン)が長期間拘束、巨額の罰金を科されたのを皮切りに脱税への取り締まり、規制が厳格化され、冬の時代の中国映画業界。そんな中、明るいニュースとなったのが、SF映画『流浪地球』のメガヒットだ。3月16日現在、封切りからひと月足らずで興行収入46億元(約760億円)を突破した。 原作は2位の劉慈欣『流浪的地球』に収録の短編『流浪地球』。約400年後の未来、太陽が危険な存在になると知った人類は、巨大エンジンを建設して地球の自転にブレーキをかけ、他の恒星を目指して太陽系を脱出し、極端な低温と高温の地上から地下都市に移住する。「この時代の人類は4世紀前の映画小説を見ても理解できない。太陽と共に生きていた時代、人々は生死に無関係なことになぜあれほどまでに情熱を傾けられたのか」「死の脅威と生への欲求があらゆることを圧倒し……人類の心理状態と精神生活に質的な変化をもた

    中国のメガヒットSF映画、原作本もベストセラーに:朝日新聞GLOBE+
  • 爆笑問題も絶賛した 「バイリンガルニュース」マミの意外な素顔:朝日新聞GLOBE+

    3月の木曜日の午後。東京都内にあるMamiの自宅のリビングで、Mamiが日語で、アメリカにルーツがあるMichael(マイケル)が英語で、テーブルをはさんで向き合って喋っていた。マイクにつないだノートパソコンが2人の声を録音する。 Michael: It’s something that you want, you appreciate, you treasure it if you are in a good relationship. But it it turns bad, it's like, "oh my god, I've just been wasting all this time and energy". Mami: そうだね。私は今の夫と会ったとき、すぐ別れると思ったじゃん? Michael: Was that destiny thinking, or you wer

    爆笑問題も絶賛した 「バイリンガルニュース」マミの意外な素顔:朝日新聞GLOBE+
  • ドイツのDIY企業のCMはなぜ炎上したのか:朝日新聞GLOBE+

    でCMや広告が差別的だと話題になり炎上することがしばしばあります。そのたびに、「日では、企業側のジェンダーの平等に関する意識がまだまだ低い」などの批判の声が挙がります。でも企業がときに差別問題に疎いのは何も日に限った話ではなく、海外の企業でもそういった問題は見られます。今回は、ドイツDIY企業「HORNBACH AG」がアジア女性を差別的に描く動画を流し問題になっています。「白人」それも「一部の白人男性」の視点しか取り入れず、東洋人女性を明らかに見下した内容の動画を流したことで、ドイツでも当の意味での多様性への道のりはまだまだ遠いことがわかります。 問題となったのは、以下のオリジナル動画です。 登場するのは庭仕事で汗をかいている5人の白人男性です。庭仕事の後、彼らの汚れた下着は真空パックされます。日人とも思われる女性(動画ではわずかですが、「春の匂い」と「日語」が映りこんで

    ドイツのDIY企業のCMはなぜ炎上したのか:朝日新聞GLOBE+
    Tomosugi
    Tomosugi 2019/04/01
  • グローバルな視点から「国籍」を考える:朝日新聞GLOBE+

    前回の記事では、多くのハーフのように未成年のうちに重国籍となった場合の「国籍選択の流れ」について述べましたが、今回は、「日国籍のみを持つ人が、成人後に自らの意思で外国の国籍を取得した場合」について考えたいと思います。 国籍法11条1項違憲訴訟 未成年のうちに重国籍となった場合とは違い、成人後に日人が外国の国籍を取得する場合、「外国国籍の取得」が「自らの意思」だと見なされるため、日国籍を失います。これを不服として現在、スイス、フランス、リヒテンシュタイン在住の原告8人が東京地方裁判所で国を相手に訴訟を起こしています。次回の公判(第3回公判)は、2019年1月22日(火)の11:30時から東京地方裁判所703号室で行われます。 原告は「外国の国籍を取得したことにより、日国籍を喪失した」人が6名、「これから外国の国籍の取得を考えているが、その際に日の国籍は失いたくない」という人が2名い

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  • 大戦前夜、ナチスが「休みの効用」に目をつけた 日本も真似、展開はあらぬ方向に:朝日新聞GLOBE+

    ベルリン工科大学観光歴史アーカイブに所蔵されているKdFの旅行パンフレット。「休日の旅を 1938」とある=玉川透撮影 ■世界最大の旅行代理店 ナチスが1933年に発足させたこの組織は、「KdF」という略称で呼ばれ、イタリアのファシスト党が組織した「ドーボ・ラボーロ」(労働の後)をモデルとしていた。 「ナチスは、それまで富裕層のシンボルだった『余暇』を、労働者にも手の届くものにしようとしたのです」。ベルリン工科大学観光歴史アーカイブのハッソ・シュポーデ教授(67)は、こう指摘する。 シュポーデ氏によれば、ナチスが政権をとる以前から、ドイツは他国と比べても「休み」を重視するお国柄だったが、それでも多くの企業で有給休暇は年3、4日しか認められていなかった。たとえ休みがとれたとしても、旅行は何カ月分もの給料に相当する費用がかかり、当時の労働者たちには高嶺(たかね)の花だった。 「ナチスの幹部たち

    大戦前夜、ナチスが「休みの効用」に目をつけた 日本も真似、展開はあらぬ方向に:朝日新聞GLOBE+
    Tomosugi
    Tomosugi 2018/11/27
  • 大坂なおみの報道であなたが感じたモヤモヤ、それは「ハーフあるある」です:朝日新聞GLOBE+

    テニスの東レ・パンパシフィック決勝で、カロリナ・プリスコバ(チェコ)と対戦した大坂なおみ=9月23日、ロイター ことの発端は9月13日、全米オープンに優勝して帰国した大坂選手が開いた記者会見。ある記者が「海外で、大坂さんの活躍や存在というのが、古い日人像を見直したり、考え直すきっかけになっているという報道があります。ご自身のアイデンティティというのをどのように受け止めていらっしゃるか、お考えを聞かせてください」という質問をしたこと。大坂選手は「私は私でしかない」とかわしましたが、この質問が差別的だと批判の声が上がりました。 この会見までの数日間にも、日のメディアでは頻繁に大坂選手の「日人」の面に焦点を当てた報道が繰り返されていました。「抹茶アイスがべたい」という発言を大きく扱ったり、セリーナ・ウィリアムズを破った後に彼女が発した「こんな終わり方ですみません。ただ、試合を見てくださっ

    大坂なおみの報道であなたが感じたモヤモヤ、それは「ハーフあるある」です:朝日新聞GLOBE+