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ブックマーク / webronza.asahi.com (13)

  • コロナ報道におけるテレビ朝日・玉川徹コメンテーターへの疑問 - 川本裕司|論座アーカイブ

    コロナ報道におけるテレビ朝日・玉川徹コメンテーターへの疑問 生命に関わる問題があぶり出したよろずコメンテーターの限界 川裕司 朝日新聞記者 在宅勤務の日に朝の情報番組を視聴する機会が多くなり、新型コロナウイルス報道により接するようになった。そこで、午前8~9時台で最も視聴率が高いといわれるテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」の玉川徹コメンテーターの発言ぶりに違和感をもった。その要因をたどると、出演者個人の問題ではなく、多くの人々の生命に関わる感染症について専門外のコメンテーターが論じること自体の限界があぶり出されたのだと思い至った。 今回の論考は視聴者の立場から感じたことを綴った。玉川氏が他番組のコメンテーターよりも問題があると判断したわけではなく、代表的な情報番組の出演者という立場から取り上げたことを断っておきたい。 論理の一貫性の欠如を露呈させたコメント 4月7日に7都府県に緊急事

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  • 「密」な初詣はいつ生まれたのか/上 - 平山昇|論座アーカイブ

    コロナ禍で各地の寺社が、初詣にも「分散参拝」をよびかけている。警察庁が2009年まで公表していた全国の初詣の参拝者は、正月三が日で9939万人。のべ人数ではあるが、日国民の4分の3以上に当たる。ふだん神社にお参りすることがなくても、初詣だけは別という人も多いのではないか。正月くらいは、古来の習慣にしたがって由緒正しい伝統行事を・・・そう考えられているかもしれないが、初詣の「歴史」は意外に新しいという。『初詣の社会史』『鉄道が変えた社寺参詣』などの著書がある神奈川大学准教授の平山昇さんは「初詣の伝統を見つめ直して、それぞれの寺社の由緒や歴史を尊重すれば、自然と『分散参拝』は実現するはずだ」と説いている。(聞き手/樋口大二・朝日新聞オピニオン編集部) 「いつ・どこに」参拝するかの大転換があった ――大晦日の晩から元日にかけてに始まって、正月三が日に近所にあるのではない大きな神社やお寺に出かけ

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    Tomosugi
    Tomosugi 2021/01/03
  • グルコサミンは効かない - 唐木英明|論座アーカイブ

    グルコサミンは効かない 「機能性表示品」の届け出が相次いで取り下げられている 唐木英明 東京大学名誉教授、公益財団法人「の安全・安心財団」理事長 膝の痛みで悩む人は多いが、グルコサミンは経口で効果がある健康品として欧米でも日でも人気がある。ところが医学の世界では、多くの研究結果が総合的に分析され、グルコサミンには膝の痛みに効果がないことが確定した。また、日ではグルコサミンの機能性表示品の届け出が相次いで取り下げられている。グルコサミンをめぐる最近の状況から機能性品の将来について考えてみる。 検証データの提供を拒否 多くの人が愛用しているグルコサミンだが、当に効果があるのか、長い論争があった。そもそもグルコサミンを飲んでも腸などの消化管からは吸収できず、痛みがある膝には届かない可能性が大きいからだ。しかし、効果があるという論文もある。そこで多くの臨床試験の結果が総合的に検証さ

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  • 史上空前の論文捏造事件のどんでん返し - 岩佐義宏|論座アーカイブ

    史上空前の論文捏造事件のどんでん返し 捏造は許されないが、論文は物理学の発展を先取りしていた? 岩佐義宏 東京⼤学⼤学院工学系研究科教授 「史上空前の捏造(ねつぞう)」と言われた米国ベル研究所の論文捏造は、今世紀初頭、ほぼ20年前に起こった。次々に発表された画期的な発見のすべてが捏造だったという特異な事件だった。だが、その後の経過がまた驚くべき道筋をたどっていることは、あまり知られていないのではないか。実は、彼の「発見」が次々と確かめられているのである。筆者自身、彼の報告の中心的成果の一つを実現させた。その結果、この分野の研究がさらに広がっている。科学とはこのように進むものなのか。物質科学の分野で起きたこの事件について、半分当事者という立場から振り返ってみたい。 2年間で50報以上を第1著者として出版 ベル研究所の研究員だったヤン・ヘンドリック・シェーン氏は2000~2001年に、有機材料

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    Tomosugi
    Tomosugi 2020/02/03
  • 父は福島原発の誘致にたずさわった県庁職員だった - 鈴木久仁子|論座アーカイブ

    父は福島原発の誘致にたずさわった県庁職員だった 165万部のあの写真集を担当した元上司に聞いてみました[1] 鈴木久仁子 編集者・朝日出版社 はじめまして。鈴木久仁子と申します。私は2000年に朝日出版社という会社に入社し、高校生に連続講義をしたや、ノンフィクションなどの編集をしています。怠け者で、あまりをつくりませんが、仕事はすごく楽しいです。 今回、「神保町の匠」担当の方に声をかけてもらい、「出版界やのことであればなんでも書いていい」とのことですが……自分に書けることが思い浮かばなかったため、身近な人に、こんな機会でもなければ聞かない話を聞いてみようと思いました。今回登場するのは、元上司の赤井茂樹さんという人です。 赤井さんは1956年生まれ、84年に朝日出版社に入社、91年に篠山紀信さん撮影、樋口可南子さんが被写体の『water fruit』、165万部のベストセラーになった

    父は福島原発の誘致にたずさわった県庁職員だった - 鈴木久仁子|論座アーカイブ
  • 百田尚樹氏が記載した出典の現物を入手 - 早川タダノリ|論座アーカイブ

    連載 百田尚樹『日国紀』に登場した謎の記事を追う オリジネーターによるまとめ 1990年代後半からの日における歴史修正主義の台頭とともに拡散された、ククリット・プラモート「日というお母さん」記事。この記事を「発見」し世に送り出した名越二荒之助(なごし・ふたらのすけ)は、「大東亜戦争で日がアジアを解放した」論を集大成的に正当化してゆく大部の書籍を刊行する。1999年から刊行された『世界に開かれた昭和の戦争記念館』シリーズ全5巻(展転社)は、写真と解説記事を中心に、 これまで昭和の戦争は、日の立場を見失い、否定的側面ばかりが強調された。しかし調べてみれば、感動の秘話の宝庫である。史実や資料の羅列でなく、そこに至る国際的背景や脈絡を明らかにし、日が歩んだ感動のドラマを重視する。 というコンセプトのもとに編まれたものであった。最初から「感動のドラマ」に仕立て上げる気マンマンだったのであ

    百田尚樹氏が記載した出典の現物を入手 - 早川タダノリ|論座アーカイブ
    Tomosugi
    Tomosugi 2019/05/31
  • 鈴木繁の記事一覧|論座 - 朝日新聞社の言論サイト

    1957年生まれ。1983年、朝日新聞社入社。1987年から学芸部員となり、家庭、文化、娯楽、読書面などを歴任。2004~07年、文化部長。「AERA」シニアライター、オピニオン編集グループ記者などを経て、2011年4月から編集委員。担当は読書文化一般。著書に『時代はへらふにゃ三白眼――朝日新聞〈さんでーすぽっと〉Vintage’90-’87』(第三書館)、編著に『漫画鏡 平成コミックワールド探検』(河出書房新社)。共著に『会社のフシギ――肩こり女は今日もお仕事!』(朝日新聞社くらしスタイル班/編、中央公論社)。2016年11月、死去。 ※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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    Tomosugi
    Tomosugi 2019/02/06
    “鈴木繁”
  • [2018年 本ベスト5]AI/ITへの疑問 - 福嶋聡|論座アーカイブ

    [2018年 ベスト5]AI/ITへの疑問 『デジタルネイチャー』、『技術の完成』、『さよなら、インターネット』…… 福嶋聡 MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店 落合陽一は、敵を回すには間違いなく手強い 今年6月に、落合陽一の『デジタルネイチャー――生態系を為す汎神化した計算機による侘と寂』(PLANETS)が出た。 落合の著書、共著書はよく売れる。同世代、あるいは同時代のオピニオンリーダーとしての地位を、すでに獲得している。ホリエモンこと堀江貴文との共著『10年後の仕事図鑑』(SBクリエイティブ)も、ずっと売れ続けている。 落合陽一は、ぼくがずっと気になっていた書き手でもある。の売れ行きも理由の一つだが、何よりAI/ITによる社会・労働・経済・政治の変革を志向、というより自明視しているように思われる節が、AI/IT信仰に疑問をいだき続けてきたぼくに、落合の言説とその影響力を看過させ

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  • 日産は落ち目のカリスマに年20億円を払い続けた - 大日向 寛文|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト

    日産は落ち目のカリスマに年20億円を払い続けた ゴーン来日から19年。コストカットが染みついた日産に必要なのは「技術」の復活だ 大日向 寛文 朝日新聞経済部記者 会長と社長の2人で役員報酬総額の4分の3を独占 サラリーマンが一生に稼げる賃金はいくらなのか――。労働政策研究・研修機構の試算によると、大卒・大学院卒の男性で3億2640万円、高卒男性で2億4900万円だという。 日産自動車のカルロス・ゴーン会長が11月19日、東京地検特捜部に金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで逮捕された。2010~14年度の5年間の報酬が計約100億円だったのに、計約50億円と記載していたという。 実態の半分にとどめた記載分だけでも年平均で10億円になる。わずか1年間で、大卒・大学院卒の生涯賃金の3倍、高卒の4倍の金額を稼ぎ出す計算だ。 さらに、最高経営責任者を務めるルノーからの報酬がこれとは

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    Tomosugi
    Tomosugi 2018/11/29
    ネットニュースっぽい煽りタイトルがメディアの微妙な立ち位置をあらわしていて味わい深い
  • 【論壇女子部が行く!(2)】 千葉雅也(上)――自分が楽しいということを譲らない - |論座アーカイブ

    若手社会学者・古市憲寿さんに続きご登場いただいたのは、ジル・ドゥルーズ哲学を大胆に定義した博士論文をまとめ、初となる単著の刊行が待たれる哲学者/批評家の千葉雅也さん。ヤンキーファッションに身を包み、美術家や詩人たちとのクロストークをつづけ、セクシュアリティからファッションまでジャンル横断的な批評活動で活躍の場を広げる異色の研究者。軽やかでいて大胆、俗っぽさをもかっこよさに変えてしまう文体とたたずまいから目が離せません。その知られざる素顔に迫りたい! 実存を根底から問い、哲学・批評の新時代の幕開けを思わせる千葉さんに、混迷の時代を切り開くための思想のありか、「哲学」の実践を訊きました。 ●僕らの日常には切断があふれている ――ちょうど博士論文の審査を終わられたということで、おめでとうございます。秋には出版されるそうで、みなさん注目していると思うんですけれど、まずは博論の内容について簡単に教え

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  • 大相撲での手拍子やコールは是か非か - 久田将義|論座アーカイブ

    大相撲での手拍子やコールは是か非か かつてはなかった応援方法、様式美や伝統を崩して「野暮」 久田将義 TABLO編集長 今更だが、大相撲がブームである。スージョ(相撲女子の略とされている)なる言葉が出てくることでもその人気ぶりがうかがい知れるというものだ。 ブームに関していうならば、近年だと若貴の時代、その前の千代の富士・北の湖の時代などが思い浮かぶ。実際に観に行った方ならお分かりだと推察するが、独特の雰囲気。力士同士の激しいぶつかり合い。頭と頭がゴン!!という音で当たる凄まじさ。相撲の魅力を挙げれば事欠かない。 個性的な力士も多い。土俵上だけでなく、スージョは力士の「愛らしい面」を見つけファンになり、現在の相撲ブームに拍車をかけた。見ている側も土俵上は当然の事ながら、土俵以外での所作を注目したりして、相撲の楽しみ方が昔より変わってきており、これはこれでよい傾向にあると思う。 この相撲ブー

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  • 羽生世代がもたらした、速さと若さの時代 - 倉沢鉄也|論座アーカイブ

    8日、将棋の名人戦において羽生善治名人(王座・棋聖の三冠)が挑戦者森内俊之九段を下して3勝3敗のタイに持ち込み、名人位の帰趨は最終第7局に持ち越された。2人は1970年生まれ、ともに名人位を5期以上獲得した「永世名人」の有資格者である。佐藤康光九段、丸山忠久九段、藤井猛九段、郷田真隆九段、深浦康市九段といった七大タイトル(名人、竜王、王将、王座、王位、棋聖、棋王)経験者も含めて、10代から将棋界で活躍し、「羽生世代」と総称された彼らも、すでに40代に突入した。 これだけの強豪が集中して特定の年代に出現するということは、過去の将棋界にはおそらくなかった。とりわけ19歳で初タイトル(竜王)を奪取し七大タイトル独占も実現した羽生の半生は1990年代にマスコミにも広く取り上げられ、年寄りくさい将棋の世界に吹いた新風を世に知らせることとなった。 こと将棋について言えば、歴代の第一人者たちも名人位に届

    羽生世代がもたらした、速さと若さの時代 - 倉沢鉄也|論座アーカイブ
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    Tomosugi 2015/11/08
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    Tomosugi 2013/12/14
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