米国の国立老化研究所が1958年から行ってきた長期的かつ大規模な調査によれば長寿の人には以下の3つの共通点がある事が分かっています。 1.低体温である 2.血液中のインスリン濃度が低い 3.血液中のDHEA(ステロイドホルモン)濃度が高い 1の低体温は、冷え性や癌患者さんなどにみられる病態としての「低体温」とは原因も健康状態も異なっています。長寿の人に低体温が多いのは低体温の状態では代謝が低下し余分なエネルギーを使わずにすむ「身体が省エネモードになる」ためだと考えられています。 2の低インスリンは、何時でも腹八分目の食事をしているか、食後にしっかりと運動をしている結果です。逆にお腹いっぱい食べ、さらにその合間に間食を食べる食生活では血糖値を下げるためにインスリンが常に分泌され、血中のインスリン濃度が高くなります。 3の高DHEAは皮膚に行けば皮膚が若返り、脳に行けば脳が活性化し、筋肉に行け