そんなモラン市場に入ると、すぐに男性数人が寄ってきて、強い語気で話し始めた。 どうやら、「カメラ持っていないだろうな!! 写真撮るなよ!!」 と言っているらしい。カメラを首から下げている人は、しまうよう促されていた。 “犬を食す”というイメージが定着している韓国においても、その行為について反対している人は多く、また、厳密には法律にも触れるという。そのため、犬肉を提供しているこの市場でも、写真を撮られることに対してはかなり神経質になっているようだった。 今回は、そんな状況下だったため、携帯カメラのビデオモードで撮影したので、あまり画質はよくないことを、あらかじめご了承いただきたい(すいません)。 ■生体or精肉の選べる購入方法 そもそもモラン市場は、日本では見ることができない、かなり巨大な市場だ。ニワトリ、アヒル、ウサギ、ヤギなど、さまざまな動物の肉が食用として売られている。 その中を少し奥