印刷 関連トピックス原子力発電所 東京電力は2日、福島第一原子力発電所3号機の燃料プールに新たに設置した冷却装置によって、プールの水温を約60度から約40度に下げることができたと発表した。1日午前11時から本格的に動かし始め、1週間かけて41度に下げる予定だったが、効果は計画を上回った。 3号機の燃料プールには新しい燃料52体、使用済み核燃料514体が入っており、これまでは外からプールに注水して冷やしていた。東電は熱交換器で冷やして再び戻す循環方式に切り替えた。循環方式による冷却機能回復は2号機に続き2基目。 関連リンク85度、湯気消えず 福島第一4号機の燃料プール公表(7/1)4号機建屋、爆発で壁や屋根散乱 東電が写真公開(6/30)使用済み燃料プールの中和作業開始 福島第一3号機(6/26)3号機燃料プールの冷却装置稼働へ 7月初めから(6/16)「4号機の水、なくなっていた可能性