ウクライナ軍の第30機械化旅団に所属する、擲弾(てきだん)を搭載したクアッドコプターのドローンが最近、ウクライナ東部バフムートの北でウクライナ軍陣地への奇襲を試みるロシア軍の戦車を発見した。 ドローンの操縦士は攻撃を阻止しようと動いた。2両目のロシア軍の戦車が1両目の乗員を助けにきたとき、ドローン操縦士はその戦車も攻撃した。擲弾は開いていた砲手用のハッチのすぐ近くを直撃したため、辛うじて助かった砲手は動揺し、明らかに恐怖におののいていた。 数千ドル(数十万円)のドローンが数百万ドル(数億円)もする戦車を2両立て続けに攻撃したことは、ロシアがウクライナに対して仕かけた1年10カ月にわたる戦争の新たな現実を浮き彫りにしている。擲弾を投下する再利用可能な爆撃機型、爆発物を搭載した使い捨ての一人称視点(FPV)型といった小型ドローンは、今やウクライナ、ロシア双方の装甲車にとって最大の脅威だ。 ロシ
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