ファンズ株式会社 CTO の若松(@yshnb)です。弊社のサービスではバックエンドシステムの開発言語として、 Scala を中心に開発しています。 前回まではあまり具体的な技術に触れずマネジメントのお話を書いてきたのですが、今回はこの Scala という開発言語の選定背景と、それによる開発組織について書いていきたいと思います。 ファンズにおける技術スタックの特徴開発するプロダクトは「Funds」がメイン弊社では個人投資家の方向けに、投資という形での間接的な融資機会を提供する貸付ファンドのオンラインマーケット「Funds」を運営しています。ほかにも派生的に運営している事業はあるのですが、プロダクトとしてシステム開発が必要な事業は現在のところ Funds が中心であり、多数のプロダクトを同時並行で開発するような組織ではありません。 中心的な開発言語の1つとして Scala を採用冒頭でも述べ