コンスタンチン・ソモフ(1869~1939)は、ペテルブルクのエルミタージュ美術館の学芸員の家に生まれた。少年がすべての幼少期を芸術に囲まれて過ごし、美術アカデミーに入学したのは自然なことだった。
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10月初旬、秋晴れの長崎市・平和公園は、さながら修学旅行生ラッシュの様相だった。平和祈念像前で写真撮影を終えた小学生たちに、女性ガイドが像の由来を説明していた。 台座と合わせ高さ約13メートル。青銅製の巨大な祈念像は南島原市出身の彫刻の大家、故北村西望が長崎市から制作の委託を受け、被爆10周年に当たる1955年8月に完成させた。以後、8月9日の平和祈念式典は毎年、祈念像前で開催。像は被爆地「祈りのナガサキ」の代表的なイメージとして世界的にも知られる。 ただ、11月に長崎を訪問するローマ法王フランシスコは、81年2月に来崎した当時の法王ヨハネ・パウロ2世に続き、祈念像には立ち寄らない。 偶像崇拝禁止? ヨハネ・パウロ2世の来崎時の長崎市長でカトリック信徒でもあった故本島等氏は、キリスト教が偶像崇拝を禁止していることなどを根拠に、法王が平和公園を訪問しなかった原因は祈念像にあるとの見方を示して
現代社会における芸術の課題を問う。ART BASE百島で小泉明郎、大浦信行ら参加の連続対話+企画展示「百代の過客」が開催柳幸典をディレクターとし、広島県尾道市の離島・百島にアートセンターとして2012年に開館した「ART BASE百島」。同館の企画により、3回にわたる連続対話企画(10月6日、11月16日、17日)と、それに関連した作品による企画展示「百代の過客」が開催される。会期は10月5日〜12月15日。 柳幸典 アーティクル9 2016 (C) YANAGI STUDIO アーティストの柳幸典がディレクターを努める「ART BASE百島」は、広島県尾道市の離島・百島で閉校となった旧中学校舎を改修し、2012年にアートセンターとして開館。以来、芸術による地域再生の取り組みとして展覧会やレクチャー、ワークショップなどを毎年開催してきた。 今回行われるのは、連続対話と展覧会からなるプログラ
2019年06月14日 飯塚里志助教が研究開発に携わったモネの大作の復元事業がプレスリリース 飯塚 里志助教は凸版印刷株式会社からの受託研究を受け、同社と国立西洋美術館とが進めていたクロード・モネの作品≪睡蓮、柳の反映≫のデジタル推定復元プロジェクトにおいて、AI技術を用いた色彩復元の研究開発を実施しました。約60年ぶりに発見された≪睡蓮、柳の反映≫は画布の半分近くが欠損しており、作品の全体像が確認できるのは欠損前に撮影された白黒写真のみです。 今回、国立西洋美術館による修復や自然科学的調査、凸版印刷株式会社によるや国内外の美術館でのモネの作品調査、および飯塚里志助教によって開発されたAI技術による色彩推定結果を踏まえ、≪睡蓮、柳の反映≫の全体像がデジタル復元されました。完成した復元図は、2019年6月11日(火)から2019年9月23日(月・祝)まで国立西洋美術館で展示されています。
※サンプル・コード掲載 1. pix2pixとは? 昨年、pix2pixという技術が発表されました。 概要としては、それまでの画像生成のようにパラメータからいきなり画像を生成するのではなく、画像から画像を生成するモデルを構築します。 DCGANと呼ばれる画像生成の技術を使用しており、使い方としては、白黒写真からカラー写真を生成したり、線画から写真を生成したりといったことが可能です。 2. DCGANとは? DCGANとは、画像生成器と画像判別器があり、画像生成器は訓練データに出てくるような画像を生成します。 画像判別機は、訓練データの画像なのか、画像生成器から作られたデータなのかを判別するものです。 そして、画像生成器は、自身が生成した画像だと見破られないように自身の重みを更新していきます。 また、画像判別機は画像生成器が生成した画像なのか、そうでないのかを学習して自身の重みを更新します。
・はじめに〜漫画家が「原稿を渡して終わり」の時代は終わった 2019年、ゴールデンウィーク。世間が10連休の中、東京都心の某マンションに売れっ子漫画家が続々と集まってきます。〆切に追われる先生方が一堂に会するのは、かなり珍しいこと。こんな状況が実現したのは、「漫画家・製版勉強会」が開催されたからでした。 “製版”とは、なんぞや――。多くの漫画家、そして編集者ですら、そのプロセスをよく知りません。漫画家は編集者に原稿を渡し、編集者はその原稿を印刷所に渡す。その「先」で何が起きているのかは、知らなくてもなんとかなる。いや、なんとかなって来たのが、これまでの漫画業界でした。 しかしいま、漫画制作にデジタル化の波が押し寄せる中、このプロセスを知らないゆえの不都合が起き始めています。漫画を描く手段が増えるのはいいことですが、そのことによって、原稿の中身がバラバラになるという弊害が出ています。手描き原
著者: 橋本治 , 浅田彰 先日亡くなった橋本治さんは、『ひらがな日本美術史』全7巻完結後に、浅田彰さんと「新潮」2007年8月号にて対談をしました。浅田さんが『ひらがな日本美術史』という仕事を高く評価していたことから実現したもので、活字になったの二人の対談はこれ一回のみです。二人の大ファンである私にとって、この対談は夢のような時間でした。今回、浅田彰さん、橋本治さんご遺族のご厚意により、この「新潮」掲載版の対談を復刻掲載いたします。(編集長 松村正樹) 浅田 お久しぶりです。二十五年くらい前に、『広告批評』が紀伊國屋ホールで開いたシンポジウムで、オブザーヴァーと称して隣どうしに座らされて以来ですよね。 橋本 あれは何だったんですかね。僕はオブザーヴァーになってくださいって言われた記憶もないんですよ。客席にいてくださいって言われて、何か最後に言ってくださいって言われて、すごく過激なことを言
山口 景子 Yamaguchi Keiko ※※※ 個 展 ※※※ 2009年 11月6日(金) ~ 11月12日(木) 山口景子作品展 "記憶の彼方の物語" 2008年 11月7日(金) ~ 11月13日(木) 山口景子特別展 "人形制作30年目の節目に" 2007年 10月5日(金) ~ 10月11日(木) 山口景子小品展 "青の種族 他 干支シリーズ" 2006年 9月16日(土) ~ 9月24日(日) 山口景子作品展 "星のものがたり" 2005年 9月17日(土) ~ 9月25日(日) 山口景子作品展 "記憶の彼方の物語 2" 2004年 10月2日(土) ~ 10月17日(日) 山口景子作品展 "記憶の彼方の物語"
小倉涌展 Yow Ogura LOWER AKIHABARA.|Exhibition 2018 展覧会情報| 小倉涌 歴史画シリーズ第二弾 個展『二月革命』 LOWER AKIHABARA. 2018年9月22日〜10月6日 個展を終えて早1ヶ月と少し経ってしまいましたが、この間、クラウドファンドのお返し品の発送作業があったり、事務的な用事があったり、色々とタスクがありまして、作品サイトへの作品画像のアップも一昨日やっと済んだというあんばい。次回のシリーズの話をあちこちでしてきたので、個展終えてすぐ、協力してくださる方と会って話したりメールのやり取りをしたりということも。作品サイトへの更新、ステートメント等の英文版はもう、日程がアレなので翻訳家に依頼して作ってもらいました。今回の記事では、重複になりますが、作品サイトやポートフォリオに出したステートメントを掲載していきます。で、次回、他の作
様々なアート作品がアーカイブされているスミソニアン・ライブラリーでとっても嬉しいデータが無料ダウンロードできることを知りました!アートやデザイン、ファッションに携わる方は絶対にダウンロードし手元に置いておいて損はありません。 以前「浮世絵や日本画も!博物館所蔵の4万超の画像を無料ダウンロードできるコレクションが素晴らしい!」という記事で無料ダウンロードできるコレクションを紹介しましたが、今回紹介するデータもすごいです。 それは明治時代にシリーズもので刊行されていた図案集「美術海」。当時のデザインの流行が反映された図案から古典的な文様、はたまたとてもオリジナリティ溢れる美しい図案まで素晴らしい図案集なんです。 新美術海は神坂雪佳と古谷紅麟 が携わった図案集で、彩り豊かで動きのあるデザインが盛りだくさん。古谷紅麟は神坂雪佳の後継者として期待された当時のデザイナーです。 当時のアート感覚を垣間見
小倉 涌さんの個展『二月革命』見に行きました 込められてる情報量がすごい! オデッサの階段シーンの迫力! pic.twitter.com/IHJaveB483— シノハラユウキ (@sakstyle) 2018年9月29日 6年ぶりの個展 以前は、マッカーサーがテーマでしたが、今回はロシア 皆殺しの天使青い肌で描かれた少年たちが、黙示録のラッパを吹き鳴らしている 後ろの壁には、白黒になったマレーヴィチの作品がかけられている 阿呆女たちの舟タイトルをメモるのを忘れたので、こういうタイトルだったと思うのだけど、微妙に違うかも 大きな赤い機械が目立つ。 エイゼンシュテインの作品で、農機具か何かのこういう回転する機械がモンタージュされるカットがあったような記憶がうっすらとあるのだけど、これってそれだろうか と思ったけど、これ第三インターナショナル塔か また、その手前にある棒に、消印のようなスタンプ
前々回、グリーンバーグやアーサー.C.ダントーの『芸術の終焉』を読んでの記事を書いたんですが、これはその追補みたいなものです。 yow.hatenadiary.jp 「技巧は技巧を隠す」とは、元は古代ローマの名言だそうで、どういう経緯の言葉なのか詳細はただいま目下大作制作中で個展が近づいてて忙しいんで、よう調べておりません(ぉぃ ひと段落したら、他の研究者の論文を探して読みたいと思いますが。 先月、東京国立新美術館での「ルーブルの顔」展と、兵庫県立美術館でのプラド美術館展を回りまして、とりあえず、今回は「絵画のイリュージョン性」について再び、実際の観察で検証ということで書きました。前々回の時はまだ画家の記憶で書いてましたから。 ルーブル美術館展、プラド美術館展 (2018年6月) www.ntv.co.jp www.artm.pref.hyogo.jp 今日予定の変更があって時間が空くから
小倉涌 歴史画シリーズ第二弾 個展『二月革命』 場所:LOWER AKIHABARA. ( http://lowerakihabara.com/ ) 〒101-0031 東京都千代田区東神田1-11-7 東神田M.Kビル1F 日程:2018年9月22日〜10月6日 開廊時間:AM.11:00〜PM.18:30 休廊日:9/23, 24, 30日です。ご注意下さい。 私は、9/22, 10/5, 10/6に在廊しております。motion-gallery.net テーマ構想は軽口で始まり禁則で締め上げ ロシアの宗教の歴史的背景と歴史的美術 MotionGallryにエントリー。 お返し品その1、精巧な複製品 お返し品その2、クロッキー画を大量放出 お返し品その3、猫を描いたパステル画、注文制作で お返し品その4、原画数点 テーマ構想は軽口で始まり禁則で締め上げ 個展『二月革命』やるやる詐欺も幾
のっけからこのタイトルだが、少なくとも20世紀半ばからこっち、具象のリアリズム手法で絵画やるとか、さらに歴史画をやるとか言うと 「今更そこになんの可能性が残っていると思ってるの?」 といった反応を受けるのは日常茶飯事で、私は機会を捉えてはこうして各方面に向けてエクスキューズを提示するのは、私のアーティスト人生においても大変意義深く大事な営みになっている。また、具象を描いて活動すること自体の前衛では無い「後衛性」に、何らかな理由が求められるようになったのも、コンセプチュアルアート以降の流れでもある。 20世紀モダンアートの戦略として規定されるイリュージョン絵画について ナショナリズムと芸術カテゴリーとサブカルチャー ファインアートの課題 最後におまけ・団体公募展系のこと 20世紀モダンアートの戦略として規定されるイリュージョン絵画について 今日も一日 pic.twitter.com/Wcru
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